『WLUCKアンダー10LIVE』顔合わせZoom配信 ~ライブ②編~

11月23日(月・祝)、下北沢OFF・OFFシアターで「WLUCKアンダー10LIVE」が行われた。このライブでは、本番だけでなく事前に出演メンバーとのZoom顔合わせ配信を実施。3公演行われたネタライブ毎に配信が行われた。本記事では、2公演目の顔合わせの様子をレポートする。

「WLUCK アンダー10LIVE」②
MC:カナメストーン
パンプキンポテトフ、ファイヤーサンダー、ジョウダンアオナナテンパイ、ぎょねこ、徳原旅行、9番街レトロ

配信開始後、まずはカナメストーン・東峰零士による趣旨説明が行われた。他の2公演の顔合わせ配信は夜に行われたが、今回の組だけは朝の時間帯に行われていることが出演者に伝えられる。出演者から「キツいですね……」、「なんでですか?」との声が挙がる中、ここでさらに問題が発生。ファイヤーサンダー・﨑山祐が、参加者が一人足りないことに気付く。これを受けて「誰か来てないの?中止!中止!」と零士。配信直後から慌ただしい展開となった。(※その後、無事全員揃った)

参加者が一人足りないことに気付き、配信を中止させようとする零士

ここからはMCであるカナメストーンと出演者それぞれのやりとりをダイジェストでお送りする。

パンプキンポテトフライ(谷拓哉・山名大貴)

最近、谷が骨折をしてしまった話。M-1の2回戦には無事間に合ったものの、痛みが残った状態で舞台に上がったそう。骨折の原因は9番街レトロ・京極の自宅で飲んでいる際に転んだためだが、京極曰く「僕の部屋でこけただけやのに、ちょっと僕のせいにしようとしてる」とのこと。

ファイヤーサンダー(こてつ・﨑山祐)

紹介された直後、早速こてつのファイヤーサンダーポーズが炸裂!零士からの「だんだん進化し続けてない?」という質問に、「いや、飽き続けてます!」と、こてつ。もしかして﨑山に”やれ”と言われているのではないか?との疑惑に対して、﨑山は「言うわけないでしょ!」と否定した。

また、今回のライブは賞レースではないため、﨑山は興味がないのでは…?という疑問が浮上した。これに対して﨑山は「興味はあります」と反論したが、こてついわく「がっつり調整して賞レースへの踏み台にする可能性はあります」とのこと。

③ジョウダンアオナナテンパイ(冨山麗璃・勝呂祐介)

カナメストーンの二人は、以前ライブで共演した際に勝呂の行動を見て少し心配していたよう。しかしそれは勝呂の優しさからの行動であった事が判明し、その説明をする勝呂の笑顔を見て安心していた。

一方、冨山は夜勤明けだったようで、睡眠はとったものの起床直後でとても眠そうな様子。それを受けて、顔合わせの時間帯が朝になったのは冨山合わせなのでは……?という疑惑が浮かび上がったが、零士から「夜勤入ってお笑い頑張ってる人、好きです!」とフォローされる一幕もあった。

眠そうな富山

④ぎょねこ(オジマアロー・青木大作戦・佐々木勝男)

最近コンビそろって芸名を変更したということで、その由来の話に。本名っぽい芸名の佐々木勝男は、カツオがあしらわれたデザインの衣装に合わせて芸名も変更。青木大作戦は、ライブに出るよりもネタを作ってる時のほうが好き=作戦を立てているのが好きということで、それを芸名にしたとのこと。これを聞いた零士は「コント師の感じがすごい!」とコメント。オジマアローは、弓のように遠距離から笑わせるという意味を込めてこの名前に。すると「なんかダセぇな!」「接近戦せえよ!」と、参加芸人から総ツッコミを受けていた。

カツオがデザインされた衣装を着る佐々木勝男

⑤徳原旅行

背景を真っ白にしている徳原旅行。それを見た零士から「神秘の世界に居るぶってる?」とツッコミが。試しに白の背景を外してみると、生活感丸出しの背景が登場し「やめてくれ!」と言われてしまう場面も。

その後、(徳原旅行は体格がいいため)巨人であることについての話や、衣装を着て配信に臨んでいることについて褒められる場面はあったものの、ひとしきり話した所で「あんま僕の情報ないですね」と徳原旅行。それに対して零士は「巨人であることと衣装を着ているということしか情報しかない!」と返答。唯一同じ事務所だから気を抜いてしまったとのこと。しかし「本番では1番面白くするからね〜」と約束した。

背景が真っ白の徳原旅行

⑥9番街レトロ(京極風斗・なかむらしゅん)

なかむらが配信開始当初かぶっていた帽子を見たいと声が挙がるも、帽子は別のフロアに置いてあるため、急きょ取りに行く事に。(※京極となかむらはもともと同じ場所から配信に参加していたが、ハウリングがひどかったため、途中からなかむらのみ別フロアに移動した)帽子をかぶって戻ってきたなかむらに、「あれ、なかむらじゃないんじゃない?」と聞くと、ある先輩芸人のモノマネを始めるが全然似ておらず、騒然とする一同…。

また、京極の名前“京極風斗”が本名なのか気になった零士がその件について本人にたずねると「本名なワケないじゃないですか!」と、どやされてしまう。零士は本名が“東峰零士”であり、京極に親近感を抱いていたため、本名でないことに残念がっていた。

ここでそれぞれとのやりとりは一旦終了。「WLUCKアンダー10ライブ」ではチケット購入者だけが楽しめるグループチャット企画が行われ、このグループチャットではカナメストーンクイズと題し、本人たちが一日一題クイズを出題することが説明された。どのようなクイズが出題されるのか、この配信で例題が出された。

 

「一緒に住んでいるカナメストーンの二人。玄関に鍵をかけないルールになっているが、家に帰ってくるとたまに置かれているものがあります。それはなんでしょう?」

 

参加芸人たちからは「婚姻届」、「離婚届」、「赤黒く光っている要石(カナメストーン)」、「離婚届(2回目)」など様々な答えが出たが、どれも不正解。答えは「ちょっと宗教の紙」という、なんとも気になる回答であった…。その答えを聞いてざわつく参加者たち。どうやら、鍵をかけていないせいで”ちょっと宗教の人”にときどき侵入され、その紙を置かれているよう……。そんな衝撃の解答発表が行われたところで、配信は終了を迎えた。40分弱ながら、ライブに先立ってとても内容の濃い配信であった。

ライター:めーろく

WLUCK CREATORS