【ヤーレンズ×EXIT『三八貿易 東陽町編 チャラ男を迎えて』ライブレポート】トーク&新ネタ3本の超豪華ライブ!「次はM-1決勝でやりましょう」

2024年8月28日(水)、江東区文化センターホールにてヤーレンズとEXITによるツーマンライブ『三八貿易 東陽町編 チャラ男を迎えて』が開催された。

『三八貿易』は、ヤーレンズとEXITによるトーク&新ネタ3本ずつの豪華ライブ。2024年新たにスタートしたライブで、開催は今回で3度目。会場チケット抽選には多数の応募があり、毎回プレミアムライブとなる本公演の様子をレポートする。(アーカイブ配信なし)

オープニング

ヤーレンズとEXITが登場すると、客席からは大きな拍手が。なかなか鳴りやまない拍手が落ち着くのを待ち、ライブがスタートした。

ヤーレンズとEXITが登場すると、客席から大きな拍手が

今回『三八貿易』が開催されたのは、江東区文化センター。お笑いライブではあまり使われておらず、お笑いファンには馴染みのない劇場だ。都内ほぼすべて(?)の劇場に立っているヤーレンズにとっても同じようで、「来たことある方います?」と客席に呼び掛ける楢原。一人の手が挙がったが、用事はライブではなく「仕事」だった。

EXITが会場に到着したとき、入り口には「本日の催し物はありません」と書かれていたという(兼近談)
『三八貿易』は、チケットのなかなか取れない人気ライブ。空席に向かって「転売失敗か!?」となじる出演者たち(本当は遅れて来ただけ)

『三八貿易』には、「M-1に向けた新ネタを試すライブ」という背景もある。今年も8月から一回戦がスタートし、そろそろ年末に向けて雰囲気が引き締まり始める時期だ。

2023年のヤレロマを踏まえ、「今年EXITが優勝しようもんなら、俺らすごい上げチンじゃない?」(楢原)

話題は、M-1のエントリーナンバーについて。兼近いわく、「あんまり良い番号嫌なんすよ」。理由は、初めて出場した『キングオブコント』のエントリーナンバーが「2222」という良い番号だったから。どう考えても決勝に行くフラグと思いきや、結果は2回戦敗退。ヤーレンズにも似た経験がある。2022年M-1のエントリーナンバーが「1111」だったことから「絶対行く」と思ったが、結果は準決勝敗退だった。

EXITは衣装を新調。りんたろー。は前に新調したスーツがピチピチ過ぎてお尻が破け、「早急にもう1着つくった」

ほかにも、ジャケットに刺繍した言葉、話題のNetflixドラマ『地面師たち』、『三八貿易』の打ち上げなど、様々なテーマについてトーク。20分ほどたっぷり話して、ネタへ。

ヤーレンズ&EXIT ネタ

ヤーレンズ→EXITの順番で、それぞれ3本ずつ新ネタを披露した。

エンディング

3本ずつネタを終え、再びトークへ。

『三八貿易』は「ネタが終わったら熱い話をしよう」と言っているが、予定通り進んだことはない。今回もネタを終えたときには「もう終わらなきゃいけない」時間。

「最近のお笑いについて」話そうとぶち込む兼近。「〇〇ちゃんの件どう思います?」

ヤーレンズは「最近ロケばっかり行っている」という。長時間の移動や暑さのためロケを辛く感じることもあったが、事務所の先輩であるオードリー春日が「10時間真夏のビーチで素人とビーチフラッグ」といった過酷なロケに行っていると聞き、気が引き締まったそう。

最近の仕事は「俺らはロケとラジオ」(出井)
炎上を防ぐため、ヤーレンズに過去のツイート(ポスト)を「消したほうが良い」とアドバイスするEXIT

お笑い界で起きている様々な事件やEXITのサッカー仕事事情、炎上などにも触れつつ、エンディングへ。

最後に記念撮影
次の『三八貿易』は「M-1決勝でやりましょう」と約束し、ライブは終演

『三八貿易 東陽町編 チャラ男を迎えて』はアーカイブ配信なしのため、ここで語られた内容は会場を訪れたお客さんしか知ることのできないプレミアムなライブ。配信なしということで、次回開催時もチケット争奪戦が予想される。

文, 編集, 撮影:堀越 愛