『VIP ROOM HARUHIKO』は、春とヒコーキがバーのVIP ROOM で本音を語るような、そんな場所。

‟語りつくされた、でも正解はなく、各々で考え方が異なる”普遍的なテーマについて、ぐんぴぃと土岡がそれぞれの視点で綴ります。
今月のテーマは、「休み方」について。
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theme.「休み方」について
ver.ぐんぴぃ

おかげさまで休みなく働いています。カレンダーのブランクがそのまま“無給”を表す働き方を選んでいるので「おかげさまで」という言い方になります。ありがたいです。
僕が所属している事務所は、爆笑問題さんが大将を務めるタイタンです。お二人はブレイクしてから30年以上経つキャリアの中で、3連休を取ったことがないと仰っています。信じられない働き方です。しかも直近のマネージャーさん曰く「疲れた」「ダルい」といった言葉を彼らから一度も耳にしたことがないそうです。他にもウエストランド井口さんが朝晩問わず無尽蔵に働いて高熱を出したのがネットニュースになったり。
そのような鉄人的な働き方は自分にはできないので、積極的にお休みをいただくようにしています。僕程度のタレントランクなら全然許されます。
たまにお願いして連休を取らせてもらっています。オダウエダさんがまとまった休みを取るようにしているそうで。真似して1週間ほどお休みしています。といっても動画やらの作業があるため完全な休暇にはなりませんが(今も旅行中の飛行機で書いております!)無きゃ無くていい職業だからできる所業です。
好きなゲームが発売された時も連休を取ると決めています。ゼルダやドラクエの新作とか。世俗の一切を遮断して、本腰を入れてゲームの世界に没入したいので。噂で聞く、冨樫義博先生の休載理由と同じですね。本当はぶ厚い小説も連休を取って読み切りたいです。
ふとしたお休みが一日あると、あまり興味のない映画を観ます。元々目星をつけた作品は仕事の前後に映画館に寄って視聴済みなことが多いので。休暇にはなんてことない作品を選びます。評判が良すぎても悪すぎても観たくなります。今なら「果てしなきスカーレット」が気になりますねぇ。松本人志監督の「R100」も同じぐらいのガラガラ具合でしたが、これはめっぽう面白かったので意外と分からないものです。「100日間生きたワニ」はさすがに良くなかったです。「ちいかわ」映画化と、この期待感の差は何なのでしょう。
最近は寄席に行くことも増えました。「東京かわら版」を定期購読したりなんかして。
ふらりと寄れる気楽さがいい。安心できる寄席の笑いに癒されます。お笑いライブやM-1の予選映像なんかは、仕事のテンションになってしまうので。
大道芸の先生が、加齢のためか、9割ぐらい失敗しているのをみて。冷笑ではなく「俺だって生きていい」という気分になれました。お客さんを舞台に上げて協力してもらって。失敗したら、お客さんのせいにしてて。最高だった。コンプライアンスも全然緩いし。
古き良き雰囲気が苦手な時期もあったのですが、今は楽しい。大人になったのかもしれません。なんだかんだ、エンタメに助けられています。
ver.土岡

休みの日はまず、「よし!今日は休みだ!」と強く思う。今日は休みなんだと思えることがまず楽しい。前日から、明日は何をしようかと考える。もしかしたら、そこが休みのメインかもしれない。実際に休みの日を終えると「あれもできなかった、これもできなかった」とネガティブに思ってしまうこともある。でも、前日からやりたいことを夢想しているのも十分に遊びだ。そして、休みの日に結局ダラダラしてそのほとんどができなかったなら、ダラダラしたことをなるべく讃えたい。やりたいことをするのさえ後回しにして、贅沢に時間を使って心身を休めた事実に目を向ける。また、やりたいことをちゃんとやった休日は「おれめっちゃやりたいことして遊んだぞ……!」と自分に感服する。そのためにも、今日何をして遊んだかを夜に確認する。ずっと家にいて“ながら見“でドラマを観ただけの日は、ちゃんと遊べたっけ?と思ってしまう。それを「おいおい、ドラマ3話も見たぞ!遊んだな〜」と思うために、確認は大切。
ぼくが休みの日にしたいことは、基本は一人で完結できる。映画か本かドラマかマンガ。ほとんど家でできることだし、映画館に行く場合もパッと行ってご飯を食べて帰ってくる。映画館のように、ここに来るってことは休み、という場所をルーティンで持っておくのもいい。
ただ、それ以上にぼくは「自宅旅行」という概念を推奨している。家の中だって常に変わり続ける。そのときあるグッズを使って、そのときハマっているものを楽しむ。家は、そのときの自分の最適解の環境を目指せる。部屋の広さや家電のレベルなどの事情があるので、「そのときの」自分の最適解。そこで、「さて、今日は自宅旅行にしようかな」と思って、お菓子やジュースやアイスを揃えて何か観るのが最良。
でも、ときどきは人と遊んで休みを過ごしたい日もある。結局、家でひとりで何かするばかりでは、家でネタ書いたり仕事したりする日と景色が変わらないのも事実。22時から企画ライブが1本だけあった日、22時までは休日と捉えて、後輩を集めてSwitch2をやった。ぼくはテレビゲームは一人でやるより人とやった方が圧倒的に楽しい。レンタルスペースを借りて、マリオカートとマリオパーティでひたすら遊んだ。子どもの頃のような時間。大人の遊び方もあるだろうけど、子どもの頃にしていたことをするから、あの頃のように遊べているなと思えて回復する。休息には、昔したことを再現して、あえて進まないことが必要なのかも知れない。
PROFILE

タイタン 所属
左:ぐんぴぃ
右:土岡 哲朗
★公式プロフィール:https://www.titan-net.co.jp/talent/haruhiko/
★公式YouTube:春とヒコーキ / バキ童チャンネル【ぐんぴぃ】
INFORMATION

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