12月4日(木)に行われた決勝進出者発表会見で、『M-1グランプリ2025』ファイナリストが発表された。

今年決勝に進出したのは、ドンデコルテ、エバース、ヨネダ2000、豪快キャプテン、ヤーレンズ、真空ジェシカ、めぞん、ママタルト、たくろう。ここに敗者復活組を追加した計10組が、決勝で戦うこととなる。
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今年のM-1はすごい
決勝進出者発表会見でMCを務めたのは、昨年に引き続きマヂカルラブリー。

今大会の出場者数は、過去最多の11,521組。一番おもしろい漫才を披露し、これまで受け継がれてきた“漫才日本一の称号”を手にするのは、いったいどの組なのか。緊張感が漂うなか、決勝戦への切符を手に入れた9組が発表された。









ファイナリストが舞台上に揃い、決勝進出を決めた直後の率直な気持ちを語った。
ドンデコルテ・渡辺は「これでやっと人の実家を出れる」と安堵の表情。同期のカゲヤマ・益田宅に長年住んでおり、来年5月でなんと10年になるのだという。

マヂカルラブリー・村上が「圧巻の漫才」と評したのは、昨年に続いて決勝に進出したエバース。特に「町田が輝いていた」と村上。最近は出る賞レースすべてで結果を残しており、町田は「“町田が”」優勝の決め手になっていると強調。


ヨネダ2000は、3年ぶり2度目の決勝進出。



これまで「準決勝で1回もウケなかった」という豪快キャプテンは、念願の初決勝進出。山下ギャンブルゴリラは、2023年・2024年と敗者復活戦に挑戦したものの観客票が奮わなかったことを回想。

初決勝のたくろうに対し、「赤木が憑き物がとれたような顔をしている」と嬉しそうな村上。「こんな微笑んでる赤木は初めて見た」と、相方のきむらバンドも嬉しそう。

準決勝では大トリで漫才を披露したママタルト。手ごたえを聞かれると、大鶴肥満はなぜか硬直。この1年、「平場を捨てて漫才だけをやってきた」成果が出たようだ。

マヂカルラブリーと初対面だというめぞんは、現在9年目。初めての準々決勝・準決勝を経て決勝進出したということで「なにがウケててなにがウケてないかわからなくて、なにもわからないまま今ここ」と吉野。


5年連続決勝進出を決めた真空ジェシカ。「僕らから見たら、去年の令和ロマンもマヂラブさんも、2回しか決勝に行ってないザコ」と川北。


ヤーレンズは3年連続の決勝進出。


ファイナリスト全組のコメントが語られた後、野田の発案で円陣を組むことに。



TVerでの会見生配信が終了後、集まった記者による質疑応答が行われた。
大阪と東京を比較する質問を受けた豪快キャプテン・山下ギャンブルゴリラは、「大阪は今年、万博もございました。記念すべき年に大阪からチャンピオンが出たら素晴らしい!」と演説。


2年連続の決勝進出となったエバースは、昨年との気持ちの変化を問われ「獲るしかないっしょって感じです」と町田。初決勝だった昨年は“チャレンジャー”だったが、今年は違うと意気込む。

3年連続の決勝進出となるヤーレンズは、意気込みを聞かれ「いい加減優勝しないとと思っています」と出井。

決勝戦は12月21日(日)18時30分より、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット生放送。この9組に敗者復活戦で選ばれる1組を加え、計10組で優勝賞金1000万円と漫才日本一の称号を競うこととなる。

文, 編集, 撮影:堀越 愛



