2026.04.07
大声魔法使いの新年度!桜を見て、顔を指されて、初単独を振り返る【ストレッチーズ 高木貫太『大声魔法使いかんちゃん』 第9声】
『大声魔法使いかんちゃん』は、ストレッチーズ・高木貫太さんの大声コラム連載。

『大声魔法使いかんちゃん』は、文字媒体にもかかわらずイヤホン必須の新感覚コラム。どんな局面も大声の技術を用いてなんとかしてくれる“大声魔法使い”かんちゃん(ストレッチーズ高木貫太)が、日常で見つけた様々な違和感にツッコミまくります!
桜大好き男
4月、新年度。
期待や不安を抱えながら、新しい環境に飛び込む方も多いのではないでしょうか。
僕はというと、特に環境やスケジュール感は変わらず、ただただ芸歴が13年目に突入しました。13年目という事実だけ受け止めると、現状と理想の乖離で気分が落ち込むだけなので、咲いてる桜とかを見て気分を上げています。
これといった趣味もなく、お世辞にも人間的に豊かな生活をしているとは言えない僕ですが、桜は好きです。桜というか、四季が好きです。その証拠に、高校時代にやっていたブログのタイトルは、「日本の四季」でした。平成の清少納言になろうと思っていた。
「夏の夜、最高〜〜〜〜〜↑↑↑」
と、枕草子feat.mihimaruGTみたいな記事を更新していました。
気温もちょうど良く、この間もライブが一緒だった後輩を誘って缶ビール片手に桜を見ながら帰った。どんなビールも好きだが、夜桜を見ながらのビールは五臓六腑に染み渡る。(先月のコラムの伏線回収。来月は七転八倒です)
夜桜っていいですよね。地域のお店や企業さんが出しているであろう提灯に照らされてたり。あれどうやって出せるんだろ。金結構かかんのかな。いつか「桜大好き男」とかで提灯出してみたい。広告とかではなく純粋に「桜を照らしたい男」として。
たまにある嬉しいこと
13年目、芸人としてもっと売れて有名になりたいという気持ちのなか、たまに嬉しいこともある。
先日ライブ会場近くの街の喫煙所でタバコを吸っていたら後方から、
「えっ今のストレッチーズの福島さんだった!!!」
という女性の声が聞こえてきた。
おそらくこの先の道で相方の福島とすれ違ったのだろう。いわゆる顔を指されるというやつだ。
隣にいた男性が、「ストレッチーズ?有名?」と聞いた。男性は知らなさそうだ。
それに対し女性が、「ストレッチーズは結構有名だよ!!!」と熱弁しながら、俺の真隣を通り過ぎて行った。
いや俺もいるよ、ここに。
あんま有名じゃないじゃん。
通り過ぎる瞬間少し顔上げてアピールしてみたのにな。でも結構有名って熱弁してくれてありがとう。
他にもライブ終わりに新宿の路上で酒を飲んでいた時。(どんだけ外で酒飲むんだ。桜が好きとか四季が好きとかで誤魔化してるが、居酒屋に入る金がないだけなのかもしれない。室内にいれる権利って高級品)
帰り道でトイレに行きたくなったが、新宿はコンビニなどでもなかなかトイレを貸し出していない。膀胱が限界のなか、ドン・キホーテが煌々と光っているのが見えた。もしかしたら貸してくれるかもと思い入店し、店員さんに「お手洗いってありますか?」と聞いたところ、「すみませんウチ貸し出してないんです」との返答。
ちょっと酔っていたこともあり、膀胱も限界というのもあり、
「ウワッ!マジすか!すみませんありがとうございます!!」
と、なんかデカめのリアクションを返してしまった。
すると店員さんが、「高木さんですよね?応援してます」。
なんかめっちゃ恥ずかしかった。
どこで顔指されてんだよ。普段全然指されないのに。
「応援してます」も、こうなったら膀胱の応援かもしれない。でも声かけてくれてありがとう、無事公衆トイレ見つけたよ。
大声魔法使い単独ありがとう!
先月3月10日。こちらのコラムのイベント、「第1回大声魔法使いかんちゃん単独ライブ」を開催しました。ご来場の皆さんありがとうございました。おかげさまで満席、グッズのステッカーも沢山購入していただいたようで、大声魔法使い、幸せです。
ライブの形式をどうするかという話になったとき、せっかくならゲストなしで1人で喋ってみようと思い立ち、結果60分1人で喋ってみました。
いかんせん今までやったことのない形式だったので、どれくらい話すことを持っていいかが分からず、とりあえず沢山用意していきました。さながら初めての旅行前日、リュックに荷物を詰め込む要領で。「これも要るかな?一応これも持っていこう」とか言って。
で、パンパンのリュックで当日行ったんですが、あの、全然喋りきれませんでした。前半20分くらいで喋ろうと思ってた話を終えたくらいで、袖から「あと10分」ってカンペが見え絶望。完全にペース配分をミスった。
配信がないので、悪口とか言おうと思って、でも悪口ばっか言うトークライブじゃあ後味悪いかな?付け合わせ程度に悪口言おう、と思ってたら、悪口でほぼ終わりました。悪口丼(わるぐちどん)になってしまった。
でも皆様のおかげで楽しくできました。話すことなくなるよりはきっと良いしね。今回の経験を生かして、次回以降はペース配分を意識したい。
また機会あれば皆様是非。ワラパー側が「第1回」と銘打ってきてるので、おそらく第2回もあると信じて。形式はどうなるかわかりませんが。
文・声:ストレッチーズ 高木貫太
編集:堀越 愛
サムネイルデザイン:TSURUMI32
PROFILE

ストレッチーズ・高木貫太
・公式プロフィール:https://www.ohtapro.co.jp/talent/stretchees.html
・X:@komekami2010
・YouTube:ストレッチーズOfficial YouTube Channel



