人間横丁の漫才は「二人でいること」。ずっとネタをやりたいから考えた、漫才の形【人間横丁単独ライブ『凸凹🐙』インタビュー】

2026年9月20日(日)、プーク人形劇場にて人間横丁の単独ライブ『凸凹🐙(でこぼこたこ)』が開催される。

昨年12月に行われた単独ライブ『ムダパラダイス』は、“漫才”の固定概念を覆す人間横丁の挑戦だった。

「漫才を想像して」と言われたら、ほぼ全員が「サンパチマイクを挟んでしゃべる」スタイルを想像するだろう。しかし人間横丁の単独ライブに、サンパチマイクは出てこない。それでも二人は「これは漫才」と胸を張る……

人間横丁第2回単独ライブ『ムダパラダイス』※2026年9月19日(土)までの期間限定公開※

果たして、人間横丁が考える「漫才」とはなんなのか?9月20日(金)に単独ライブ『凸凹🐙(でこぼこたこ)』を控える人間横丁に、「漫才」について話を聞いた。

敵は身近なところに潜んでいた

———昨年の単独ライブ『ムダパラダイス』は、一般的な漫才ライブとはだいぶ異なる演出でしたね。反響はいかがでしたか?

内田紅多(以下、紅多): 観てくれた芸人さんは、みんな褒めてくれました。人間横丁に「似合ってる」とか。

山田蒼士郎(以下、山田): あと、人力舎の社長に呼び出されました。

紅多: 「ちょっと来て」って、社長室に。

山田: 「えぇ~!?」と思って社長室に行ったら、褒められました。

———社長とお会いする機会はあまりないのでしょうか?

山田: 社長室に入ったのは初めてですね。

紅多: 社長さんも「なかなかこんなことはしない」と言ってました。(芸人のライブなどは)めっちゃ観てるけど褒めたりはしないみたいで、でも今回は「すごい良いから、“単独ライブやりました”で終わらせるのはちょっともったいないんじゃない?」と広げ方を考えてくれたりしました。

———それはうれしいですね!ほかに、うれしかった反響はありますか?

紅多: 鈴木ジェロニモさんが「自分の心のなかでセンターマイクを立ててみる形式、すごいね」って言ってくれました。センターマイクがあるから漫才ではなく、自分たちでマイクを想像する形式になってて良いねって言ってくれたのがすごくうれしかったです。

———さすがの言語化ですね。

紅多: 言語化の鬼として(笑)。

山田: フランツの土岐さんからは「単独ライブでしかできないことで、めっちゃ良かった」と連絡をもらいました。

紅多: それはうれしいね!こたけ(正義感)さんとかも褒めてくれたよね。

山田: 「単独ライブでやる意味がある」って。

———サンパチマイクを立てない、独特の形式で漫才ライブをやろうと決めた経緯を教えてください。

山田: 内田紅多(が決めました)!人間横丁の脳みそ。

紅多: たしかに、脳みそとしてやらしていただいてます(笑)。去年は、人間横丁がお芝居と触れ合う機会が多かったんです。漫才の単独ライブって、出てきて自己紹介して「ありがとうございました」って去って行って、また出てきて自己紹介して……っていうスタイルが多いじゃないですか。でもダイジェストをつくったときに見栄えが変わらないし、満足感をつくりづらいなと思っていて。だから漫才をやる人は、いずれ単独ライブをやめちゃう傾向があると聞いたことがあるんですよ。

山田: ベテランで漫才の単独ライブをしている人が、あんまりいない。

紅多: 漫才ライブで作品性を出すのは難しい。だから漫才師でも、単独ライブではコントをやったりするイメージがあって。コントのほうが作品性があるというか、単独ライブとして漫才では勝てないというか……難しさがあるなと思ってたんですけど、私は別に、どこでやったって漫才は漫才だと思うんです。お部屋をつくってそのなかでやっても良いし、マイクを置かなくても良いし。そういう世界をつくったら作品性も生まれるし、楽しい単独ライブになるんじゃないかと。

———ネタが面白いとは別の充実感や楽しさもつくり出して、満足度を高めるということですね。そういうスタイルで戦える人ってなかなかいないし、すごいと思います。

紅多: 漫才単独でよくある、ネタをやって幕間やってネタをやって……という形式に沿うことに、ちょっと不満もあったんです。これが本当に正解なのか?と思っていて。誰かに言われたわけではなく、なんとなく、みんながこの形式をやっているというか。“なんとなく”やっていることに、「なんだろう?」っていう気持ちを抱きがちなんです。だから自分で形を見つけたい気持ちがあって、前回で見つけられたかもしれません。

———あの内容を最初に共有されたとき、山田さんはどう思われましたか?

山田: わからなかったです(笑)。わからなくて、喧嘩しました。

紅多: 最初は「すごいね」って言ってくれて進んでいたのに。結局、わかってないのに「良いね」って言ってたんです。

山田: 通しのときに「これコントじゃないの?」って言っちゃって。

紅多: 本当に恐ろしいことを言い出しました(笑)。「だからぁ、言ってんじゃん!エレベーターのなかで話したって漫才だし、家で話したって漫才でしょ?」みたいに、いちから説明し直しました。身内にこんなにでかい敵がいたんだって思って、泣いちゃったりもしました(笑)。

———通しということは、本番直前ですよね?

紅多: 一週間前とかですね。こういう単独にしたいって、2ヶ月くらい前から言ってたよ?

山田: 言ってたかもしれないね(笑)。

———でもその衝突からのすり合わせがあったから、これだけ良いものができたんですね。

紅多: そうかもしれないです。突然わかってくれて。

山田: 突然わかりました。

———ほかの人が思いつかないことだし、なかなか伝わらないですよね。新しいことをやった証拠ですね。

紅多: うれしい。でもこんな身近に、敵がいたとは(笑)。お客さんには「漫才じゃない」とか言われるかもって、覚悟はしてたんです。でもまさか、隣にいたとは(笑)。でも新しいものをつくった人ってこういう目に絶対遭うから。きっとアインシュタインとかも同じような目に遭ってきたんだ……と思って、我慢しました。天才の名前をいっぱい思い浮かべて、落ち着かせました(笑)。

崖に追い込んで……

———今回の単独ライブ『凸凹🐙(でこぼこたこ)』告知にあたり、前回公演の映像を公開しています。昨年はどうやって告知をしたんですか?

紅多: それが、「普段とはちょっと違う形式でやります」ぐらいしか言ってなくて。

———では皆さんびっくりしたでしょうね。観ながら理解していく、という感じでしょうか。

山田: そうですね。だからアンケートで「漫才が見たかったです」って言っている人もいました。

紅多: 「サンパチマイクのネタが見たかった」って。でも、そういう意見は意外と少なかったです。

———サプライズ的にやったけど、肯定的な意見のほうが多かったんですね。昨年の単独ライブを全編公開するという告知方法は、けっこう挑戦的だと思います。知ってもらうという意味ですごく良い告知ですね。お二人の超えるべきハードルは高くなってしまうかもしれませんが、僕自身、昨年の映像を観て今年の単独がすごく楽しみになりました。

紅多: 公開したから「前回より絶対に面白くしなきゃ」って気持ちはすごく上がりました。それもそれで良いかもしれないです。崖に追い込んで追い込んで、って。

———ストイックですね。

紅多: 私たちのポリシーです。崖に追い込んで、〇す。……自分たちをね。

———昨年の映像を観て、お二人がけっこう自然体に見えました。ネタのつなぎの言葉などは、自由度が高かったのでしょうか?

紅多: ネタの間にある遊びの時間は、けっこうフリーでした。流れだけ決めて、切り替えるところだけ決めとく、みたいな。

山田: 弛み(たゆみ)の時間だけフリーという感じなので、8割くらいは言うことが決まってたんじゃないかな?

紅多: そうなのかもしれない。

山田: だからすごい疲れたんですよ(笑)。

———用意したことを全部やったうえで、自由度高く見せる……すごいですね。

山田: もしかしたら、演劇に出たからできたことかも。

紅多: 漫才だから、役に入らなくて良いんですよ。自分としてしゃべれるから、かなり自由。演劇だと役から降りちゃダメじゃないですか。

———ではやはり、やっている側としては段取りこそ決まっているけど、演劇より漫才という感覚なんですね。

紅多: そうですね。でも平場とは別の感覚だったよね?

山田: 別だった。つなぎの時間もしゃべり方が漫才というか、漫才を続けたままフリーというか……

紅多: ラジオでしゃべってるのとは違うし。

山田: 自由な空間ではあるけど、抜けきりはしなかったですね。 

———常に「漫才をやっている」スイッチが入りっぱなしという感じですか?

山田: スイッチはたしかに入りっぱなしでした。

———一般的な漫才ライブは、ネタの間の時間に漫才から降りることができますよね。でもお二人の単独ライブはそうじゃない。降りるタイミングがないですね。

山田: そうですね。

紅多: 絶対に降りちゃいけないですね。もし降りちゃったら、覚め散らかすから。それだけは絶対にしないようにしようと決めてました。でも、本番中に目の前のお客さんが帰っちゃうハプニングがあって。そのときはすごく焦りました。「帰っちゃった!」とか言ったらさすがに覚め散らかすし、どうやって言及しようと(笑)。それはすごく難しかったですね。

———ネタ中にハプニングが起きたらツッコむって、漫才ではよくあることですけど、お二人の場合は具体的には触れずに「なにかが起きた」ことを示さないといけないんですね。

紅多: 触れたいんだけど、世界から完全に降りられない難しさがありました。

———お二人だけの空間でやっている漫才を、ほかの人がただ見れてるっていう世界ですね。前例がなさすぎて、ノウハウがない。

紅多: もっとすごいハプニングが起きちゃったら、どうしたら良いんだろう(笑)。

———すごくストイックなことをやっていますね。ここでしかつかわない筋肉をつけて、どんどんこのスタイルのプロになっていく。

紅多: これのプロになりたさもあります。

———ほかの人はマネできないですもんね。これから誰かが同じようなことをやろうとしても、お二人には追いつけないです。

紅多: スピードを上げてね、置いていきたいよね(笑)。

山田: 置いていきたい(笑)。

ザラメがついたカステラ

———人間横丁さんは、賞レースにも本気で挑んでいますよね。単独ライブと賞レースはネタが異なると思いますが、お二人は「漫才」をどう定義していますか?

紅多: かっこいい質問!

山田: M-1みたい!

紅多: 賞レースは賞レースの漫才がありますよね。今はそっちが主流になってますけど、漫才ってもっとライトで楽しいものじゃないかなと思うんです。だから、「会話が漫才だよ」っていう気持ちでいたいんです。

山田: たしかに。二人がいて、二人がしゃべってるだけで良いのではないか?

紅多: 二人がいること?

山田: 二人がいること。これです。人間横丁の漫才は、この二人でいること。

———マイクがあるなしではなく、お二人でしゃべっていることが漫才なんですね。取り組み方は変えているのでしょうか?

山田: 自分たちのやりたいことを、賞レースにぶつけたい。これが根本にありますね。

紅多: 賞レースは「代表作をつくる」みたいなイメージがあります。「ネタは芸人の名刺」って言うじゃないですか。賞レースは、不特定多数の人に見せる代表作をつくる場所。ネタがCMになったりすることもあるし、賞レースは広げるための場所だと思います。でも会話の漫才は、私たちをちょっと「好きだな」と思ってくれている人が見て楽しいもの、みたいなイメージかも……たとえばお笑いをまったく知らない人が私たちのゆるめの漫才を見たら「これは漫才なの?」とか言いそうだし……

———賞レースは「これが人間横丁の一番わかりやすく面白いものです」という理解しやすい代表作を出すけど、本当の人間横丁のおもしろさは、単独ライブみたいな漫才にある。だから「少しでも良いなと思ってくれたら見てください」みたいな感じですかね。

紅多: そうですね。その代表作で「面白い」と思った人が見て、ちゃんと楽しい漫才をつくれるように日々きれいにしたいと思ってます。

山田: カステラの、最初にかぶりつくほうがM-1。で、紙をとってザラメが付いてるほうが単独ってことだね。

紅多: やっぱザラメついてたらうれしいもんね。

山田: うれしい。

紅多: ザラメつけていこうよ、私たちのカステラに!ってことね!

———わかりやすい。

紅多: やっぱ、ザラメがなかったら寂しいですもんね。ザラメがなくてもカステラは美味しいけど、あったらもっと嬉しかったな~って思うからね。ザラメを付けよう!

山田: うん!

———独自の漫才スタイルをやりつつ賞レースにも挑戦する、その原動力はどこにあるんでしょうか?

紅多: 私は、とにかく認められたいかも。「面白い」って言われたい。結果が大事な世界だし。「面白い」って感覚は広すぎて、結果がないとどうしても判断しづらいし、やっぱバチバチのなかにもいたい気持ちがあります。

山田: 僕は、ただの負けず嫌いかもしれない(笑)。負けたまま終わりたくねぇという気持ちですかねぇ。

———自分たちがつくった戦いのなかでも一位を取りにいきつつ、みんなの戦いのなかでも一位をとる。一番カッコいい戦い方ですね。

紅多: ちょっと欲張りだけどね。

山田: 理想はそれですね。

良いものをつくるために必要な稽古

———お芝居を経験する前と後で、変わったことはありますか?

山田: 僕は、実は演劇に出たあとに漫才がわかんなくなっちゃって(笑)。漫才しか知らなかったころの漫才ができなくなっちゃいました。でもそれが悪いことではない気もするんです。発声とかは変わりましたね。うーん、層ができたのかな?深み?言葉にするのが難しいなぁ。

紅多: 山田君がひとりで出たお芝居、めっちゃ良かったんですよ。怒りんぼうの役で普段の山田君とは逆なんですけど、きれいに融合してて、すごく良かったんです。

山田: それで言うと、できることはちょっと増えたかもしれないです。前は役に入るみたいなことがすごく苦手だったんですけど、それができるようになった。

———お芝居だからこその楽しさって、なんですか?

山田: 役になれたとき、楽しいです。自分のなかで、役になれたと思える瞬間があって。なんというか、舞台に出てセリフを言うだけなら誰でもできると思うんです。でもセリフじゃなく、その役として生きた言葉を発せるようになったときは楽しい。自分のなかでかなりお芝居が熱いですね。どんどんやりたい。

———「漫才がわからなくなった」とおっしゃっていましたが、どこに難しさを感じていたんですか?

山田: どうやってたっけ?みたいな感じですね。

紅多: 完全に自分のままでいるには、どうやるんだっけ?みたいな。

山田: うん。漫才は役に入らなくて良いとわかってるのに、入ろうとしちゃうせめぎ合いが……

———人前に出るときに自分のままでいることが、難しくなったんですね。

山田: そうですね、ふわふわしちゃってる時期がありました。

———そもそも、漫才って「自分としてしゃべるけど、用意された台本がある」っていう説明できないことをやっていますもんね。みんなが盲目でやってきたことを、気づいちゃったんですね。

山田: そうかもしれないです(笑)。自分だけど自分じゃないけど自分、というか。

———この新しいスタイルの単独ライブができるのは、お芝居と漫才の両方を知っているからこそなのかもしれません。

山田: そうですね。どっちもやったからこそだと思います。

紅多: 初めてお芝居に出たときに当て書きしていただいたのもあって、「自分のままでお芝居ってやって良いんだ」って思ったんですよ。お笑いと演劇の間って、そんなにはっきりわかれてないんじゃん!って気持ちになったんです。「演劇だから演劇っぽいことをしなきゃ」とかではないんだと。意外とこのままでもいけるんだなって安心感というか。不安みたいなのはなくなりました。

———それは、両方やってみないとわからない感覚ですね。

紅多: 最初はすごい怖かったです。まわりのみんなは絶対に上手だし、演技力で殴られて終わるんだみたいな気持ちになってたけど(笑)。でも私の感じもこれで良いよね、みたいな世界だったというか。恐ろしい場所ではなかったです。

———紅多さんは、お芝居に出てからどんな気づきがありましたか?

紅多: 演劇の人って、すごく稽古するんですよ。1ヶ月~2ヶ月ずっと稽古、みたいな。1日中何回も何回もセリフを言って……ってやるのはなんでかと言うと、「セリフなんだっけ?」という苦悩から解放されるためにやるそうなんです。山田君が出たお芝居の脚本家さんがそう言ってて。セリフから解放されると、仕草とか表情とか言い方をどうするか、自然と考えられるようになるんですよね。だからM-1でも、決勝に行く人ってめっちゃそのネタをやってるから、「次のセリフなんだっけ?」みたいなレベルじゃないゾーンにいるじゃないですか。だからほかのこともきっと考えられるし、相手がしゃべってるときにちゃんと聞いてる顔もできる。細かいところが良くなるんですよね。良いものをつくるために、セリフを覚えていることはすごく前提。だからあんなに稽古するんだなって。

———セリフは当然出る状態になることで、クオリティを上げるほうにシフトできるんですね。

紅多: 「次なんだっけ」って思ってると顔にも出ちゃいますよね。だから、あんまりネタ合わせしないで出てたことをちょっと反省しました。考えながらネタをしていることで、クオリティを下げてるんだってつくづく……。

山田: つくづく。

紅多: 演劇と関わらなかったら、わからなかったですね。芸人ってそういう思想じゃないから、お笑いだけやってたら得られなかった考え方かも。すごい良いことを知りました。

———お芝居もそうですし、テレビなどいろんなお仕事をしているなかで、ネタはお二人にとってどういう位置づけですか?

紅多: わ~良い質問(笑)。すごい素敵だね。

山田: うん。

紅多: ずっとやっていきたいよね。

山田: は……

紅多: 「は」ではじまることを言いたいの(笑)?

山田: は、白米……

紅多: ネタが(笑)?

山田: ソウルフード的な。魂といえば良いですね?

紅多: (笑)。

山田: やってなきゃ意味がないものですね。

紅多: そうだよね。ネタがやりたくて芸人になったのに、忙しくてネタができなくなっちゃうなんて……。でも、そうなっちゃうのもすごいわかるんですよ。テレビにいっぱい出ててネタもやってる人って、めっちゃすごい。今からもうわかるんですけど、だらけたら絶対にやらなくなる。でも、一年目の私はそれで笑顔になりません!という気持ちがあります。やっぱ、一年目の自分を笑顔にさせたいよね?

山田: うん。

紅多: ネタやらなくやっちゃう人って寂しいしね。

山田: ちょっとね。

紅多: やりたい。

山田: やりたいよね。

———この単独ライブのように自分たちの形を見つけたことも、やり続ける理由になりますね。

紅多: そうですね。営業とかでやるネタとは全然違うわけだし、自分たち的にも楽しく続けていけそう。


【お題】たこ

人間横丁の「たこ」!

「形」についていっぱい考えた単独ライブ

———今回の単独ライブ『凸凹🐙(でこぼこたこ)』は、どんなライブにしたいですか?

紅多: 前回この形を思いついて、この形を極めたいなって気持ちもあるし、この形でもっとできることもあるかも、と形についていっぱい考えたので、テーマは「形」。だから、粘土でフライヤーをつくろうと思ったんです。タコはいろんな形になれるし、でこぼこも形だし。それでこのタイトルです。

———良いですね。粘土はお二人でつくったんですか?

山田: デザイナーのヘンミさんと一緒につくりました。

紅多: いっっぱいアドバイスもらって。

山田: 8時間以上かかりました。

———会場はプーク人形劇場ですけど、これにもこだわりがあるのでしょうか?

山田: 似合っている。自分たちに。

紅多: ちょうど今回のフライヤーとかコンセプトにぴったり!

———人形劇場なので「形」が入ってますね。

紅多: あ、ほんとだ!こりゃすごい。私が思いついたみたいにしたい(笑)。

———最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

山田: 現地で観たほうが楽しい単独ライブだと思うし、現地で観たら配信でも観たくなるから、9月20日はあけといたほうが良いです!

紅多: フライヤーがすごくかわいくできたし、会場も楽しくする予定なので、ぜひ会場に来てほしいです!良いカステラにしようね。

山田: 良いカステラを食べに来てください!

PROFILE

人間横丁

左:山田蒼士朗
右:内田紅多

取材:シマダネズミ
写真・文・編集:堀越愛