【すがちゃん最高No.1 生誕祭&芸歴10周年記念ライブ『I am the best No,1』特別インタビュー】すがちゃんが想いを込めた3曲を披露「みんなの耳に、僕の歌詞が住民票を移す」

8月21日(木)、北沢タウンホールにてすがちゃん最高No.1の芸歴10周年記念ライブ『I am the best No,1』が開催される。

同ライブは、今年で芸歴10周年を迎えるすがちゃん最高No.1の“集大成”となるような記念すべきイベント。本番が行われる8月21日はすがちゃん最高No.1の33歳の誕生日でもあり、当日は自身が作詞した楽曲披露などを予定している。

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6月某日、同ライブのフライヤー撮影にやってきたすがちゃん最高No.1にインタビューを決行。10分という限られた時間にも関わらず、惜しみなくその魅力を浴びせてくれた。

すがちゃん最高No.1 特別インタビュー

———お名前とご職業を教えてください。

すがちゃん最高No.1。職業はエンターテイナーです。

———普段はどんな活動をしているのでしょうか?

人々の笑顔を守っています。僕は人の笑顔はお花だと思っているので、つぼみの状態だったら咲かします。ただ基本的に、みんな僕を見た瞬間笑顔になるんですよ。だから「笑顔をつくる」というより、「笑顔を守る」……そういうイメージですね。

———8月21日にライブ『I am the best No,1』を開催するそうですね。このタイトルにはどんな意味が込められているのでしょうか?

シンプルに、「最高」であり「No.1」。今まで「最高No.1」って存在は空席だったと思うんですけど、この世界において僕がそこに座ってやろうかな、と。

———「この世界」とは、エンターテインメントの世界でしょうか?

いや、「地球」ですね。この地球上でNo.1。最高であり、No.1。「あなたの最高No.1だよ」って、そういうことです。

———『I am the best No,1』はどんなライブになる予定ですか?

ひとことで言うと、稲妻。たとえば今、稲妻が落ちたとしたら、みんなびっくりするし衝撃が走るでしょう。みんなの心に稲妻を落とす……そういうライブです。

———言える範囲で、どんなことをする予定か教えていただけますか?

「お笑いライブ」って認識を超えると思います。人って、すごいものを見たときに笑顔になるっていうか、口角が上がっちゃうと思うんですよ。「すげぇ!」って。面白おかしくて笑っちゃうというより、すごくて笑っちゃう。そういうライブにしたいと思ってます。

———たとえば、どんなことをするのでしょうか。歌ったり、踊ったり?

そうっすね。僕の日常がダンスなんで……そういう意味では、踊りもあるのかな。でもメインは、僕の顔っすかね。若手でもっともカッコいい存在。やっぱ、僕の顔に注目していただけたらなと思います。

———ライブでは、オリジナル楽曲も披露されるそうですね。ご自身で作詞をするとか。

僕、過去に松任谷由実さんに「日本語の選び方が素敵だ」と褒めてもらったことがあるんですよ。あと、岸田奈美さんというエッセイストの方には、僕の本を読んで「衝撃を受けた」と言っていただいて。その方はあんまりほかの人を褒めないそうなんですが、「芥川賞レベルの文才を感じた」そうです。それくらい日本語に長けた僕の語彙をふんだんに盛り込んだ歌にしたいですね。手加減なしに「すがちゃん最高No.1」のメッセージをすべて詰め込んだ、そういった曲をお届けできたらなと思います。

———何曲披露する予定ですか?

3曲お届けする予定です。ひとつは「僕のカッコよさ」がふんだんに詰まった曲。もうひとつは「愛」の曲……自己や家族への愛を込めた歌です。僕は世の中のみんなを家族だと思っています。そしてもうひとつは「恋」の歌。三曲とも、歌詞のひとつひとつをしっかり追っていただけたら嬉しいですね。ものすごく意味を込めて1曲ずつつくりあげていくので、1曲聞き終わるごとに喜怒哀楽のすべてが出るんじゃないかな。皆さんのお耳が、花火になると思います。……みんなの耳に、僕の歌詞が住民票を移すと思います。僕の歌詞の住所があなたの耳になります。

———……?

文句ありますか?

———いえ。お客さん、感動して泣いてしまうのではないでしょうか。

泣き崩れんじゃないですかね。お通夜3Daysじゃねえんだから(笑)!「3Daysお通夜やってんのか」って言ってやりますよ。

———ライブを開催する8月21日は、33歳のお誕生日でもあるそうですね。プライベートではどんな1年にしたいと思っていますか?

僕、あんまプライベートの概念がないんですよ。オンもオフも無くて、常に最高No.1の状態。だから、仕事中もプライベートなんですよね。やっぱ、常に人の笑顔をつくっていたい。……まぁ、恋したいです。生まれてからずっと「恋されてる」状態ではあるんですけど、僕からもみんなに恋をしていきたいなと。

———『I am the best No,1』は芸歴10年を記念するライブでもあるそうですね。この「芸歴」というのは、エンターテイナー歴ということですか?

そうですね。エンターテイナーとして10年が経ちました。正直、33年間ずっとエンターテイナーをやっていたんですけど……でも自他ともに「エンターテイナー」と認められてからは10年。なので節目というか、特別な想いがありますね。

———11年目に突入するということで、今後どんな仕事をしたいですか?野望があれば教えてください。

野望としては、とにかくこの時代のリーダーになりたい。マルチにいろんなことをやっていきたいですね。たとえば、これまでは役者仕事には興味なかったけど、逆に「やってみようかな」って意識が出てきました。ただ「エンターテイナー」とは「お笑い芸人」のことなので、とにかくお笑いをハードにやっていきたいです。

———ハードに?

無茶苦茶していきたいです。自分の身体に鞭打って、「もうこんなことしなくていいでしょ!?」ってことも全部やっていきたい。たとえどんなに小さな劇場でも、求められるならば立つ。人を笑顔にするには場所も環境も関係ないので、どんな仕事でもやります。

———『I am the best No,1』本番までもうすぐですね。今はどんなお気持ちですか?

エンターテイナーとして、いったんの集大成というか……僕のすべてをささげようと思っています。……あの、初めてお会いしたと思うんですけど、僕のこと「カッコよくなった」って思ってますよね?

———はい、思ってます。

そんぐらい、仕上げてます。初対面なのに変化を感じるくらい。今まさに、どんどんカッコよくなってます。

———この10分ほどのインタビューの間でも、どんどん変化しているのですね。

はい。インタビューはじまってからどんどんカッコよくなってるんで……ライブに向けて、相当カッコよくしていってます。

———では、ライブの日は33年間で一番カッコいいすがちゃん最高No.1さんを見れるんですね。

いやぁ~、とんでもないんじゃないですかね。過去、マイケル・ジャクソンがステージに出た瞬間、お客さんが気絶したらしいじゃないですか。僕の場合は、逆にみんな目覚めるんじゃないですか?起きてるのに「今起きたわ!」ってみんなが言うと思います。

———最後に、ライブを楽しみにしているファンの皆様にメッセージをお願いします。

ハードルって上げれば上げるほど超えるのが難しくなると思うんですけど、皆さんの心にあるハードル、東京タワーくらいまで伸ばしていただいて大丈夫です。僕はそれをスカイツリーとして超えます。

文, 編集:堀越 愛

撮影:Astray