1個上の先輩に「5年目」について聞いたら、気持ちが小学校に飛んでいきました《人間横丁のまるでお昼休みかのような【特別編】人力舎の先輩SPECIAL③ ~ゲスト:キャプテンバイソン》

人間横丁が「話を聞きたい」ゲストを迎えインタビューする連載『人間横丁のまるでお昼休みかのような』、今回は特別編!プロダクション人力舎の先輩をゲストに迎え、豪華3本立てでお送りいたします。第3弾のゲストは、キャプテンバイソン

キャプテンバイソンは、プロダクション人力舎に所属するコント師。『UNDER5 AWARD2023』で準優勝するなどネタを高く評価されており、人間横丁にとっては1年上の頼れる先輩です。インタビューのテーマは、「5年目」について。何事においても、“5年”はひとつの節目。そんなタイミングにいるキャプテンバイソンの二人に、“来年5年目”の人間横丁が迫ります。

★キャプテンバイソンと人間横丁が出演する人力舎事務所ライブ『夏ネーター』詳細はコチラから

オープニング

人間横丁・内田紅多(以下、内田): 内田です!……人間横丁です!

キャプテンバイソン・高野哲郎(以下、高野): こんにちは。

内田: こんにちは!今日は山田君がですね、暑すぎて溶けてしまったということでね……今は冷蔵庫のなかで冷やされています。それで、今日はここに来れないということになりました。

山田は冷蔵庫で冷やされているので、お休み

高野: 山田と同じ髪質だから、熱がこもるのわかるよ。

内田: そうですよね、頭が一番暑いですもんね(笑)。今日は、人間横丁がゲストに話を聞く『人間横丁のまるでお昼休みかのような』のインタビューです!今回は特別編で、人力舎の先輩スペシャルということで、ラバーガールさん・リニアさん・キャプテンバイソンさんにお話を聞きます。人力舎をときめく渋い3組にお話を聞けて、とっても幸せです!今日はいっぱい人力舎を浴びています。キャプテンバイソンさんには「5年目」について聞きたいと思います!

キャプテンバイソン・西田涼(以下、西田): 5年目について?

キャプテンバイソン(左:高野哲郎、右:西田涼)

内田: キャプテンバイソンさんは今5年目ですよね。5年って、節目だと思って!

西田: たしかに節目ですね。

Q1. 芸歴5年目、いかがですか?

内田: 芸歴5年目って、どうですか?

西田: 僕は会社員を辞めて芸人になるとき、親に「5年で結果が出なかったらやめろ」って言われてる。だから本当に節目ですね。

内田: そうなんですね!親は今どんな感じなんですか?

西田: 去年アンダー5(UNDER5 AWARD2023)で準優勝してから、親は「まぁ、もうちょいやっても良いか」みたいになってる。まだ食えてはないけど、もうちょっと続けても良いんじゃないかって感じですね。5年目って芸人辞めたり解散したりする人も多いし、ほんと節目だよね。

芸人にとって、「5年目」は節目

内田: いろいろ考える時期ですよね。ご両親は、ライブ見てくれてるんですか?

西田: 見てます。出てるのは全部見てる。単独ライブも来てくれたし。

内田: じゃあ応援はしてくれてるんですね!

西田: もちろん。でもやっぱ、長男なんで……

内田: 長男!?ほんとか?この人(笑)。

西田: 弟はカメラマンなんだけど、これもちょっとギャンブル枠だよね。二人ともクリエイター思考。

内田: 弟さんは「5年でやめろ」って言われてないんですか?

西田: 弟はね、もうそれどころじゃないというか(笑)。カメラマンになりたいって言ってるんだけど、節目がありそうな感じじゃないんだよね。

内田: それはずるいですね!同じような職業なのに。

西田: そう、ずるいのよ(笑)。弟はね、割と野放しになってる。

内田: 高野さんはどうですか?5年目について。

高野: 気付いたらなってたねぇ。小学生だとしたら、あと2年だもんね。

内田: え(笑)?そうですね、あと2年というか、1年ちょっとくらいで卒業しちゃいますね。

芸歴5年目は小学5年生?

高野: 5年生が一番前、6年生が一番後ろという隊列で帰る小学校だったから、それを思い出すと、もっと引っ張っていかないと……引っ張っていかなきゃいけない学年だよね。「バカ爆走!」も卒業になっちゃうしね。

※プロダクション人力舎の事務所ライブ。5年目以下の芸人が出演する

内田: そうですよね。

西田: バカ爆に出なくなるんだと考えると、「もう先輩になっちゃうな」って思うね。今も先輩だけど、より先輩になっちゃう感じがある。

内田: 6年目からは、出演するときも先輩ゲストですもんね。でも今も5年目で一番上だから、気持ち違いませんか?

西田: 外のライブだとあんまり感じないけど、バカ爆はたしかに感じるかも。後輩が多いし。

高野: バカ爆のときは、もし先輩に見られたら「なんだこいつ」って思われるような位置の机に座っちゃってるかもしれない。

内田: 真ん中とか?

高野: まわしてもないのに、大まわししてるみたいな位置。

内田: たしかに、“楽屋まわし”で有名な、うちまつげ・ゲーツ―さんの位置にいるかも(笑)。

うちまつげ・ゲーツーは“楽屋まわし”で有名とのこと

高野: 座っちゃってるね。良くない……

内田: 良いんですよ、今噛みしめなくて(笑)。

高野: 今後は、ちゃんと階段とかに立つわ。

西田: まわりが気を遣うよ(笑)。

楽屋で大まわしの位置に座っていることを反省する高野

内田: 後輩はみんな「キャプテンバイソンさんと話したい」って思ってます。

西田: 怖がられてる気がするな。

内田: ほんとですか?たしかに、外見だけ見たらそうかもしれないけど……

西田: あいさつのとき、1年目の後輩がすごい「あっあっ」みたいになってる。

内田: 人力舎の人はやっぱり人見知りが多いからね(笑)。

西田: 俺らが1年目のときの5年目って、ザ・マミィさんとかだもんね。

内田: 1年目のときの5年目ってすごく上に感じますよね。今そこになってるってことですもんね。

高野: そうだね。人力舎って、毎年ちょうど覚えられない顔と名前が入ってくるよね。アルティメットありがとうのあかね・ロドリゲスとか、みんなそういう名前にしてくれたら良いのに。

内田: 外見も覚えやすいですもんね(笑)。

アルティメットありがとう(右があかね・ロドリゲス)。詳細はコチラ

高野: 本名で来るから覚えられない。そう考えると、自分もそろそろ覚えやすいように変えなきゃいけないのかもしれない。

内田: 改名?

西田: ずっと言ってるよね、それ。

内田: 変えたさはあるんですね。

高野: 俺の親父ってもともと「藤田タカオ」っていうんだけど、婿養子になったから「高野タカオ」になっちゃったのね。藤子不二雄みたいな。だから俺も、珍しい苗字の家に婿養子で入って改名しようかなと。

内田「それは改名ではなく結婚と呼ぶんですよ(笑)」

高野: 結婚したうえで、芸名も変える(笑)。

西田: 「テツヤマテツロウ」になりたい、みたいなこと?

内田: そうだ、哲郎っていう変わった名前なんだった(笑)。

西田: 意外と、出川さん(出川哲朗)とかでしか聞かないよね。

高野: テツロウって、『銀河鉄道の夜』でしか聞かない。……銀河って名字の人良いな(笑)。「銀河哲郎999」に改名したい(笑)。銀河さん、募集してます。

※『銀河鉄道の夜』の主人公が星野鉄郎

内田: 銀河さん、もしいらっしゃいましたら。そして相性があったらぜひ結婚を(笑)。

「銀河」さん、よろしくお願いいたします

高野: 「銀河哲郎999」ならね、まだ会ったことのない先輩にも覚えてもらいやすい。

内田: でもその場合、結婚がついてきますよ。大変ですよ。

高野: そこは“おもしろ”のために……

内田: 生活がガラッと変わりますよ(笑)。改名するなら、サングラスにかけた名前にすると思ってました。

高野: あー、たしかに。「サングラス哲郎」みたいな。それか「高野レオリオ」。

内田: 良いですね。みんな好きですもん、『HUNTER×HUNTER』

※『HUNTER×HUNTER』の主要人物・レオリオ=パラディナイトはサングラスをかけている

高野: 1回「レオ」にしようとしたことあるけど、先輩に凛凛パーカーのレオさんがいるからね。一応「レオにして良いですか」って聞いたことあるけど、「俺に勝てないよ」って(笑)。宣材写真見てもらったらわかるけど、レオすぎるから。

凛凛パーカー(右がレオ)。詳細はコチラ

内田: ほんとにかっこいいし、めっちゃヒップホップしてるから。その返しもめっちゃヒップホップ(笑)。

高野: 栃木の山奥でゆっくり生きてきた俺には、ちょっとね……。

Q2. 今、悩んでいることはありますか?

内田: 山田君からの質問です。今、悩んでることはありますか?

高野: 俺は引っ越しをしたい。今の家が5.5畳くらいで本当に狭くて、しかも湿気がやばい。本当にビショビショ。俺は天パだから、湿気でどんどんくるんくるん成長していくの。あと数年住んだら、完全に巻ききる。パーマをかけている途中の状態になってしまう気がする。

内田: ほぐす前の状態(笑)。

家の湿度が高すぎて、天パが加速している

高野: そう。今は家賃5万くらいなんだけど、売れてもうちょっと良い環境に引っ越したいね。

内田: 同じ5.5畳でも、濡れてないほうが良いですよね。

高野: せめてね~

内田: 今の季節とかめっちゃ暑いですね。

高野: きついよね~。

内田: なにかで優勝して、賞金がほしいですね。

高野: とりあえず優勝したいね。

西田: 俺あと月3万だけほしい。月3万あればもう1個水槽たてられる。

西田は近畿大学農学部水産学科卒業。海水魚の採取や飼育が趣味

内田: 水槽!高野さんは濡れた家が嫌だって言ってんのに、濡らそうとしてますね(笑)!

西田: 濡れた空間が欲しい(笑)。実際、水槽は加湿にめちゃくちゃ良いらしい。

内田: 水を手放したい人と、欲しい人(笑)。

西田: 絶対に一緒に住めないな(笑)。俺は水が欲しい。

キャプテンバイソンは絶対に同居できない

内田: でもそんな、月3万だけなんて悲しいこと言わないでくださいよ!今記事を読んでる人、みんな涙してますよ(笑)!でも、あと3万円あればお魚を増やせるんですね。今はどのくらい水槽があるんですか?

西田: 1個になっちゃった。この間さぁ、水こぼして親がブチ切れて。「これ畳め!」って言われて。

内田: 畳むって言うんだ。

西田: そう、水槽って畳むって言うの。

内田: すごい、親まで用語を使いこなしてる。

西田: 俺があまりに言うからさ。

内田: なにを飼ってるんですか?

西田: その水槽では熱帯魚飼ってた。水を変えなきゃいけなくて、ポンプでバケツに水を移してたら、壊れて水がバーッて出てきて……

内田「虹だ~!虹が家にかかる!」

西田: そんなファンタジーじゃないんだけどね(笑)。リビングに水槽を置いてたから、母親がこぼれてるの見て「ちょっとー!!」って。

内田: すごい。絵に描いたように怒られてる(笑)。

西田: 「もうダメこれ!!畳んで!」って言われて、今は1個しかない。

内田: 自分の部屋には置いてないんですか?

西田: 「部屋には置くな」って言われてる。なにするかわからないから。

内田: 魚が?

西田: 俺が(笑)。あと「部屋で自分だけ楽しむなら置くな」って言われてて。「私も見れるなら置いて良い」と。実家だから、「家族みんなで楽しむなら良いけど、部屋で独占するのは違う」って言われて。

内田: 独特ですね(笑)。

西田: うちのお母さん独特なんですよ。

内田: 楽しいことはみんなで楽しもうよ!って感じなんですね。ケーキとかひとりで食べてたら、「なんでひとりで食べてんの!」って(笑)。それが今もちゃんと続いてるのすごいですね。

西田: 31歳にしてまだ続いてるわ。

内田: すごい、良いですね!じゃあ、ちょっと縛られつつお魚を飼ってるんですね。

西田: そうです(笑)。

Q3.【西田さんへ】お魚を好きになったきっかけを教えてください。

内田: 気になってたんですけど、西田さんはYouTubeをやってるくらいお魚が大好きじゃないですか。お魚を好きになったきっかけはなんですか?

『西田のサカナレッジおちゃんねる』より

西田: 親がどっちもめちゃくちゃ海が好きで、2~3歳からマジで毎週のように海に連れて行かれてて。泳げないと死んじゃうからと言って、スイミングスクールに通ってすぐ泳ぎも覚えさせられたの。土日は海に行って遊んで、魚に会うのが当たり前。だから好きっていうか、必要なものみたいになっちゃって。

内田: 呼吸のような。

西田: そうそう。生きていくリズムのなかに魚がある。

内田: 魚がいるくらい、キレイな海に行ってたんですか?

西田: そう。親が本当に海好きだから、キレイなポイントをめちゃくちゃ探すわけ。今では人が増えて人気になっちゃったんだけど、当時は神奈川の三浦半島によく行ってた。「魚のなにが好きなのか」とか聞かれても、「食事のなにが好きですか」って聞かれてるみたいな感じ。

内田: 私、オムライス好きだけど、ケチャップにどんな成分が入っているとかまでは知らないです。でも、西田さんは魚が好きで、生態とかまで知ってますよね。

西田: 知ってる知ってる。

内田: そこまで行くのがすごい。魚見て、キレイ!水族館好き!だけじゃない。

西田: それは、子どものときの俺が魚を「生き物として面白い」と思ったからかな。魚が泳いでる姿って陸上ではありえない動きじゃん。大きさも色も違くていっぱい種類があって……みたいな魚の不思議さが、子どものころの俺に刺さったんだよ。そっからずっと、大学まで魚の勉強してたね。

子ども時代に魚と出会い、今にいたるまでずっと魚とともに生きてきた西田

内田: すごいですね。大学まで魚の勉強してるってことは、将来は職業にしようまで思ってました?

西田: 学者になりたいと思ってた。

内田: すごい!学者になるなら、大学院に行くんですか?

西田: そうそう。でも卒業研究がすっげえつまんなくて。それで、学者になってこれをずっとやるのは無理かもと思っちゃって。学者もけっこう食べていくの大変って聞いたし、思ったのとなんか違うかもと思って普通に就職することにした。

内田: そうなんですね。でも、ここにきてまた魚が好きなんですね。

西田: そう。大学のときに持ってた図鑑とか、また引っ張り出してるもん。勉強し直さなきゃと思って。

内田: お魚友だちはいるんですか?

西田: 大学の友達かな。もう、俺みたいな人ばっかり。俺以上のヤツもめちゃくちゃいるし。

内田: お魚好きな人って、なにを言ったらウケるんですか?

西田: なんだろうなぁ。みんなでドライブしてても、ずっと魚の話してるよ。「この間〇〇水族館に〇〇が入ったよね」「あ~見に行ったよ。すごいよな」とか。あと、「ホシザメがオスなしで子ども産んだらしいぜ」「そんなことあんの?胎生だからか」「でも論文読んだけど違うはずだ」とかずっとそういう話してる。

内田: なにそのドライブ(笑)。

西田: で、コンビニ寄って戻ってきて、また「タコの吸盤ってさ~」みたいな(笑)。

内田: すごいですね(笑)。魚ジョークとかないんですか?

内田「『お前、それ軟体動物じゃん!』とか(笑)」

西田: あ~。サークルの忘年会や新年会で一発ギャグをやらされるんだけど、「モリから逃げるブダイのマネ」とか、俺らにしかわからないやつやってた(笑)。

内田: めっちゃ面白いですね(笑)。

西田: あと「求愛するタコの動き」とか(笑)。それを飲みながら見て、ゲラゲラ笑って。

内田: 異常だよ~(笑)。

西田: そう、異常(笑)。そのサークルが学部で一番人数多くて、200人くらいいたの。

内田: えー!なにサークルなんですか?

西田: 名前が「水産実理研究会」。近大でマグロ養殖がはじまる前に自分たちでやろうとした学生がいたらしくて、その天才集団がつくったのが実理研究会。だからもともと、遊ぶとかじゃなくて有志が集まって研究しようみたいなサークルだったんだよ。魚オタクの集まりみたいな。それが、50年くらい時が経ってミーハーになっていって、みんなで海に遊びに行ったりするようになったかな。

内田: じゃあ、今はフランクな会なんですね。

西田: そうそう。海とか川で遊んだり、シュノーケルやダイビングしたり、そういうサークル。

内田: 楽しそう!すごいですね。西田さんは魚の人生!

西田: マジでそう。

内田: 興味あるものを追いかけるのは、ずっと楽しいですもんね。

西田: うん。意外とね、芸人さんでも生き物好きは多いんだよね。昨日もムームー大陸のおしるこさんと飲んだんだけど、あっちもすごい生き物大好きで。

内田: だんごむしの絵本描いてますよね。

※『だんごむしまつり』(著:山崎おしるこ/株式会社KADOKAWA)

西田: そうそうそう。お互い変なスイッチ入っちゃって、ずっと話してた(笑)。

内田: 交わるんですか?だんごむし好きと魚好きは(笑)。

西田: 俺も虫好きなときあったからね。魚好きって言っても、基本的に生き物が好きなのよ。

西田「生き物のなかでも魚が好きという感じだから、普通の人よりは虫とか動物を知ってんだよね」

内田: じゃあ虫の話いっぱいしたんだ。

西田: した。サソリの話とか。

内田: そのとき、なに食べてたんですか?

西田: 焼き鳥。

内田: 命を食べながら命の話を……(笑)。

Q4.【高野さんへ】サングラスが似合うと気付いたのはいつですか?

内田: 高野さんにも聞きたいことがあります。高野さん=サングラスというイメージですけども、自分が似合うと気付いたのはどんなタイミングだったんですか?

高田: そうだねぇ。……そもそもオレ、クマがLくらいあるのね。

内田: ほんとだ!Lだ(笑)!気付かなかった!

※『DEATH NOTE』のキャラクター

Lくらいあるクマに悩まされていた高野

高野: もともとは、このクマを隠さなきゃと思って。

内田: クマ隠しだったんですね。

西田: 昔は、舞台前になんか塗ったりしてたよな。

内田: コンシーラーとか?

高野: それがめんどくさいから隠そうと思い、メガネを探していたときにちょうど隠せる大きさのサングラスを見つけたの。

内田: ほんと。クマのサイズですね(笑)。

高野: 木を隠すなら森みたいにね。クマより色が濃いから、ちょうどうまく隠せるの。で「これだ!」と思ってかけたときに、なんかちょうど良かった。

ちょうどクマを隠せるサイズのサングラスと出会った

内田: 似合うのがほんとすごい。サングラスとして使いたいわけじゃないんですもんね。クマ隠し(笑)。

高野: クマ隠しだね(笑)。そもそもヒゲも、青ヒゲを隠すためだからね。

内田: そうなんですか、え~!隠すものばかり。

高野: 隠すために完成した顔でしかない。

内田: 私1年目のとき、たぶん先輩のなかで一番はじめに高野さんにご飯連れて行ってもらったんですよ。そのときの写真見たら、まだ全然こんな感じじゃなくて(笑)。

高野: あのころは普通のメガネだったね。

西田: もっと髪も短かったしね。

内田: eスポーツプレイヤーのときみたいな(笑)。

eスポーツプレイヤーみたいだったときの高野。高野Xより

高野: そうだね。そのときはKing Gnuモノマネをしようと思ってて、見た目を寄せようとしてたんだけど、人力舎にはトンツカタンの櫻田さんとかほぼ同じビジュアルの人がいて(笑)。サングラスは、差別化を考えたのもあったな。

西田: ほかの事務所にも、ヒゲとメガネタイプの芸人はいるしな。

内田: サングラスにして、立場を確立した感じありますね。

高野: オードリー春日さんのピンクベストみたいになれば良いなと思ってる。

内田: サングラスかけるときは挨拶に行くという(笑)。そうなると良いですね。高野さんを通さないと、芸人はサングラスできない(笑)。サングラスかけてから、SNSで「瞳奪い」やりはじめるまでちょっと期間ありました?

高野: そうだね。でもこのサングラスを見つけたとき、面白メガネだから絶対芸人が見つけると思ったんだよね。自分のものにしたい独占欲があったから、なるべく早めに発信しようと思ったところはあるな。それであれに行きついたかもしれない。

高野は、サングラスで芸人たちの瞳を奪っていた。高野Xより

内田: 人にかけて写真撮るやつ、あれ良いですよね。だって、今になってはみんな撮ってほしい(笑)。

高野: あ~、芸人のほうから来るね。横に座ってそわそわしてる(笑)。ダウ90000全員にかけさせるために8本必要になったから、ケースにサングラス8個くらい入ってるんだけど、楽屋に置いておくと虫とりみたいな感じで芸人が集まってくる(笑)。

内田: ざわざわざわざわ(笑)。「これだこれだ!」って。

高野のサングラスに、芸人たちが虫みたいに寄ってくる!?

高野: 昼間に木に樹液塗っといて、夜見たら虫が来てるみたいな(笑)。出番行って戻ってくると、芸人が集まってる感じがある。

内田: あのサングラスは、お笑いの良いにおいがするんだ(笑)。ほんとにちょうど良いものを見つけた感じですね。大きくもないし。

西田: 鎌芸人さんに比べたら持ち運びやすいね。

内田: あれカッコいいですけど、大変。持ったら重かったし。

高野: 最近は、瞳奪いはちょっとおさえてるけどね。本当に売れたいヤツは、「瞳奪い」なんて言わない(笑)。もうちょっと可愛い言葉を考えないと。

内田: なんちゃらEyeとか?

高野: キャッチーなもの見つけたいね。

内田: 「アイキャッチしました」とかでも可愛い(笑)。

高野: ポップなやつ考えたい。

内田: そういえば、高野さんは瞳奪いもですけど、SNSが強いなと思ってたんですよ。お寿司でバズってましたよね。給料日前の寿司って言って、ふりかけかけて。

高野: それは5.5万いいねついたね。

高野Xより

内田: すごい!Twitterって、感度が高くないとバズれないイメージがあって。

高野: 俺はXに切り替えられないくらいTwitter好きだからね。

内田: たしかに(笑)。Twitterのほうが可愛い。

高野: あれは、大学生のときにマジでお金なさすぎてやってた食い方なんだよ。で、当時も写真撮ってTwitterにあげたのよ。そしたら、友達しか見てない鍵アカウントだった割にはいっぱいいいねがついて。で、最近本当に給料日前でお金がなかったときにふと思い出して、その気持ちを全部乗っけたらバズッた。

内田: すごい。やっぱ気持ちって大事なんだ。ネタもツイートも、情熱がのってなきゃダメなんだ。

高野: バズるために必要なのは、気持ち。

バズるためには気持ちが大事

Q5. 人力舎らしさってなんだと思いますか?

内田: 『夏ネーター』のことも聞きたいです!これ、すごく人力舎らしいライブだと思うんです。ふたりにとって「人力舎らしさ」って、なんだと思いますか?

西田: 前までは「ネタの人力舎」って言われてたし自分でもそう思ってたけど、最近のジェロニモさんや永田さんを見てると、別ジャンルでもいけるなと思ってきたな。芸人が、本当に放牧されてるというか自由にやってるというか。

内田: 柵がないですよね、人力舎(笑)。

西田: うん、将来的に定義できなくなりそう。なんか「地味」とか「陰キャ」とか言われるじゃん。でも、なかにいたらそんなこともないし、今後変わっていく気がする。

内田「型におさまらない?」

西田: 「人力舎っぽいね~」とか、言われなくなると思う。勝手にそう思ってるな。

内田: 高野さんはどうですか?

高野: 人力舎は新しいことをしたい人が多いよね。開拓者っていうか、誰もやってなかったことを見つけたい人が多い。フロンティアスピリッツが強い人たちだから、最終的には、全員で国をつくると思うよ。

西田: アメリカ建国みたいな話?

高野: そう、人力舎は国をつくれる。

内田: 柵のない国。

西田: 国境のない国。

高野: リニアキングダム、じぐざぐ王国とかね。

内田: あ、1組1組国をつくるんだ(笑)。人力舎っていう国ではないのか。

高野: だから人間横丁も、「横丁」から「人間国」になる。横丁にはおさまらないよ。あと、トンツカタウン。

内田: トンツカタウン、かわいい(笑)。

高野「ちょっと弱くなっちゃった(笑)」

内田: 国じゃなくて、ちぃちゃな町(笑)。

西田: バイソンは村だしな。バイ村。

高野: キャプビリオンヴィレッジ。だから、『夏ネーター』なんてはじまりにすぎない。

内田: なるほど。これは国のはじまりだ。王国建設中。

西田: MCで矢作さんと松丸さんいるから、例年とは変わりそうだね。

内田: 国を新しくしてくれる人たちが入ってきましたね。

西田: ふたりの国になっちゃうかもしれない……。松丸さんって、この前入ったばかりだよね。

高野: 5年後とか、出演者の半分がアナウンサーになってるかも。アナウンサーがネタやって、芸人がMCしてるかもしれない(笑)。

西田: ジェロニモさんみたいな人増えそう。あれもこれもやるような人。紅多ちゃんとか、そういう素質ありそうだよね。ネタもやるけどあれもこれもやって……みたいな。いっぱい武器持つ人が増える気がするな。

内田: 人力舎は、そういう人のことを軽く見たりしないですよね。それは良いところかもしれない。

高野: ネタ好きな人ほど、ネタ以外やってる人のこと好きだもん、謎だよな。俺たちは「大玉すいか編」も「とれたてピーチパイン編」も、どっちも出るな。

内田: そうなんです。

2024年8月21日(水)に、人力舎のネタライブ『夏ネーター』を開催予定(チケットはコチラから)

西田: なんなの、この名前。意味あんのかな、とれたてピーチパイン(笑)。

内田: 美味しそう。私たちはピーチパインでもあるし大玉すいかでもあるというのが良いですよね。

高野: 大玉か……。本番までに貫禄出さなきゃいけない。間に合わない。

「大玉すいか編」に出るためには、貫禄が必要

内田: このなかに気になる人とかいますか?しゃべったことないけど気になるとか。

西田: あ~……気になるのは炭酸水かなぁ。めっちゃしゃべるけど(笑)。

内田: 仲良しだ(笑)。めっちゃ面白いですよね。

西田: めっちゃ面白い。今後来ると思う。

炭酸水。詳細はコチラ

内田: アンダー5準決勝行きましたよね。

西田: そう。伝書鳩が「面白い、ヤバイ」って言ってた。しゃべったことない人いるかなぁ。矢作さん?

内田: 矢作さん、話しかけられますかねぇ。

西田: なにしゃべって良いかわからないよね。

高野: 矢作さん、昔俺が働いてたカフェの常連だったみたいなんだけど、一回も会えなかったのね。

内田: 常連なのに(笑)?

高野: 常連なのに(笑)。コロナでカフェが潰れちゃって。だから、潰れちゃったこと「寂しいですか?」って聞きたいね。

内田: 良いですね~。共通点があるんですね。

高野: 今思い出した(笑)。

内田: 良かった、ライブ前に思い出して(笑)。

矢作さんとの意外な共通点を持つ高野

西田: 養成所のとき、プライベートの矢作さん見たことある。銀座でたぶん奥さんといたんだけど、あのとき「なに買い物してたんですか?」って聞きたい。なんかオシャレな人いるな~と思ったら。

内田: ふたりとも1個ずつある(笑)。それでお話しできますね。

高野: あと山田だね。今日しゃべれなかったから。取り返さないと。

西田: 「誕生日おめでとう」も言ってないし。

内田: 喜びますよ、山田君。

高野: Xはいいねしといた。『夏ネーター』の日、山田としゃべってる間は、内田は我慢してもらって。

内田: バランスとらないと(笑)。

高野: とれたてピーチパイン編で取り戻すわ。大玉すいか編で内田とようやくしゃべれる。バランスよくね、やらないと。

内田「山田君が『よかった、安心♪』ってなります(笑)」

西田: ザ・マミィさんも2つとも出るのか。

高野: お抹茶さんは、ひとりでとれたてピーチパイン編に出るんだな。

内田: ほんとだ(笑)。あとで合流?

西田: あとの二人が来て、大玉になる?

内田: あ、森本さんがMCだから、櫻田さんだけお休みなんだ。

高野: たしかに、櫻田さんは「とれたてピーチパイン」じゃなさすぎるな(笑)。

内田: もう貫禄ありますもんね。

トンツカタン。詳細はコチラ

高野: ちゃんと選んでるのか。あおいちゃんとかいろはラムネとかみたらし祭りとか、夏っぽい人がピーチパインだ。

内田: 櫻田さんって、そんなにブランディングしっかりしてるの(笑)?

高野: 「ちょっと『とれたてピーチパイン編』はキャラクターに合わなくて……」。

エンディング

内田: いっぱいお話していただいてありがとうございました!こちらのインタビューは以上です!いかがでしたか?

西田: 聞かれると、意外と「考えてなかったな」ってこともあって、自分を見つめ直す機会になりました。

内田: そんな、良かったです(笑)。きっと、これからいっぱい聞かれますからね、魚のこと。

西田: そうね。用意しておかないと。

内田: 5年目ですもんね。私たちもあと1年で5年目です。あっという間ですね。

西田: マジで速いな。だって、あと4ヶ月で今年が終わるわけでしょ?

内田: はい、すぐだ!私、なにかを5年続けたことってたぶんないと思うんですよね。

西田: ほんとに?

内田: けっこう飽き性で、就職もしてないし、5年なにかを続けるってなかったです。こんな楽しいことを見つけられて良かった。

内田「でも西田さんは、魚をずっとやってるから『5年続けた』という感動がないんですね(笑)」

西田: 魚は31年やってるから。

高野: マジでめっちゃやってる(笑)。

西田: これからも、人生から魚はなくならないだろうし。

内田: 魚が軸の人生だ(笑)。

高野: 5年もあればね、小学生も一輪車とか乗れるようになるもんな。

内田: めちゃ乗れると思いますよ。小学生の1年って、大人の10年くらいですかね。成長速度がすごいから。

高野: お笑い以外になにかもう1個やってればよかったな。ダブルダッチとか。

西田「なんで、そんな学校感をずっと出すの(笑)?」

内田: さっきから学校感がありますね(笑)。オープニングでも小学5年生とか言ってたし。

高野: 学校のスイッチ入ってるわ、今日(笑)。

内田: 今日、学校の夏休みっぽいですもんね。

高野: それかもしれない。なんか、補習で来た感じがある。

西田: インタビューを補習って言うな(笑)。

高野: フライヤーも、デザインがプール過ぎるしな。

プールみたいなフライヤー

内田: このタイルがめっちゃプール。あの、プールをしばらく掃除して夕方くらいになって空を見たら、紫になってるときありませんでした?

高野: あったねぇ。

内田: 夕日が赤くて、自分の目に青が焼き付いてて、しばらく掃除をしてから空を見たら、混ざって紫になるんですよ。

西田: そうなの?

高野: 影送りの逆みたいな。

内田: みたいなのがあって、ずっと目が青いんです。

高野: なんかさ、小学……ごめん、まだ小学校のプールの話するんだけどさ(笑)。みんなでプールのなかを移動して「流れるプール」をつくろうみたいなことあってさ、できるまでけっこう時間かかるじゃん。でも市民プール行くとさ、最初から流れるプールがあるじゃん。そこで「お金ってこういうことか」って学んだよね。お金って“過程”を飛ばせるんだと。

内田: お金払って出てきた料理みたい!自分でつくんなくて良くて、こんなに美味いのかよ~!って(笑)。

高野「夏休みにさ、お小遣いもらってプールに行って『あ、スキップできるんだ』と。そんとき、お金に気付いたんだよ」

内田: 早いですね(笑)。そういうのって、タクシーに乗るようになってからとかに気付くのかと思ってた。

高野: 流れるプールで気付いたね。

内田: 達観した子どもだったんですね。

高野: たしかに。『仮面ライダー』とか好きだったけど、ずっと「どうやって撮ってるんだろう」と思ってた。

内田: 珍しい(笑)。合成だって気付いてました?

高野: 気付いてたわ。

内田: 技をつかうときとか、このカミナリをどうやって出してるんだろう?って。

技のカミナリ

西田: たしかに子どものときって、その動きすればマジでその現象が起きると思って見てるもんね。

高野: 『仮面ライダー』見たあと、HPの撮影秘話を読むのが好きだった。

内田: えー(笑)!

西田: 裏方思考だな。

高野: もっと楽しい見方もあったんだろうね。

内田: 裏を返すと、純粋に楽しめてない(笑)。

高野: でも、今は逆に、純粋にパピコを楽しめるけどね。

内田: どうやってつくってるんだろう?とかじゃないですもんね。

高野: わかってからだいぶ時間が経過してるから。冷たくて分けられるの最高!

内田: 1回買って2回も食べられるの~?最高~!

高野: 最高。

パピコの素晴らしさをわかっている高野

西田: なんのインタビューしてるの(笑)?

内田: プールで、世の中の仕組みに気付いたインタビュー(笑)。たまにお魚。『夏ネーター ~流れるプール編~』ですね(笑)。もしくは「ウォータースライダー編」とか、夏にぴったりじゃないですか?

西田: ぴったりだな。来年そうしてもらおう。

高野: あのさ、坂をソリでシャーって滑るじゃん。「シャーって滑るために登る編」と「それについて考える編」とか。あと、「ボールをキャッチするために投げる編」。

内田: 「キャッチできなかったときのボールをとりに行く編」とか(笑)。夏のちっちゃいあるある、いっぱいありますね!

西田: 投げる編ととりに行く編やったとして、櫻田さんは片方しか出ないんでしょ?

内田: 櫻田さんはボールとりにいきません(笑)。来年も一緒に出たいですね。

高野: そのときはもう6年生だよ。隊列も後ろから見なきゃいけない。5年生が引っ張って、6年生は全体を見なきゃいけない。

西田: 早く卒業しろ(笑)。

内田: 夏のこといっぱい思い出しました。「水道ひねって出てくる水が熱いんだよな~」とか。私も校舎から出れない(笑)!

高野: 石鹸も、「ちっちゃいのが集まってるやつより新しいでっかいの使いたい」とか。

内田: あのネットが意外と泡立たないんですよね。

西田: あるあるが出てこない俺が、学校楽しくなかったみたいじゃんか。

内田: 水槽ばっかり見てたんですか(笑)。

高野: 先生がいないところでは、足で雑巾拭いたりな。

内田: 机を運ぶとき、上と下でシンメトリーにしたり。

高野: 机を裏返してみたらビニールがちょっと残ってたりね。

内田: あ~、ありました、私髪の毛が長かったんで、椅子の背中のネジに引っ掛かってよく抜けてたんですよ。

子どものころから髪が長かった内田。椅子のネジによく引っかかっていた

高野: え~かわいそう。

内田: かわいそうでしょう~。

西田: (笑)。

高野: 助けてくれる人いなかったの?

内田: いなかったです。「いたーい!」っていつも言ってました。

高野: これだから子どもは……。

内田: 誰か助けてあげて、髪の長い子(笑)。椅子にカバーとかかけてあげたいですね。「ネジに髪の毛引っかかる編」。

西田: なんだよ、その編(笑)。男子あんまりわかんないしな。

内田: たしかに。じゃあ「男子あるある」で、もう1個いきますか(笑)。

西田: 花咲かせ過ぎだよ、話に。

内田: 花だらけです、今(笑)。

高野「トークライブしよう」

内田: 学校から出れないトークライブ(笑)。

高野: 男子あるあるか……「学校でボケるとき女子の位置を確認してからボケる」とか(笑)。

内田: 『エンタの神様』の話とかするんですか?モノマネして?

高野: あ~、でも俺、今より子どものときのほうが尖ってたから、人のギャグやるの許せなかった(笑)。オリジナルでしかやってなかった。

内田: えー!オリジナルのギャグやってたんですか?覚えてます?

高野: 「フリとオチ」には気づいてたんだよ。だから面白くないこと言うことがあったら、こうやって十字架にして「バンバイア」(笑)。

内田: (笑)。

バンパイア

高野: フリを言ったあとにやったほうが良いということしか気づいてなかった(笑)。

西田: なんでバンバイア側がやってんの(笑)。

内田: たしかに、バンバイアは十字架をやる側じゃない(笑)。でも、自分でやってるという面白ですよね。やるわけないだろー!っていう(笑)。

高野: そうそう(笑)。でも褒めてほしい、そのときに「フリとオチ」に気付いていたことを。

内田: バンバイア側はやらないという“ナシナシ”にも気付いていてる(笑)。

高野: そうそう。

西田: なんでそんな高評価なんだよ(笑)。

バンパイア

高野: あと1個。みんな「ちんちん」が一番面白かったとき、「ちんちん」って言うんだろうな~っていうフリをしてから「縄文杉」って言ったり(笑)。

内田: みんな思うんですね、「ちんちんって言うんだろうな」って。

高野: そう。でもそれを裏切って「縄文杉」って言うから、ゲラゲラ。「やられた~」って(笑)。

縄文杉

西田: なに小学校思い出してウキウキしてんだよ。

高野: 小学校楽しかった……。

小学生時代に思いを馳せる高野

内田: ずっと小学校にいるなぁ。全盛期そこか~?ほんとに(笑)。

高野: ジャングルジ……また小学校の話しようとしちゃった(笑)。楽しかったなーせいや君とずっと遊んでた。

内田: 友だち登場(笑)。いつかせいや君にインタビューできますように。『夏ネーター ~せいや編~』をぜひ(笑)。

高野: せいや・しょうや・たつやの三兄弟の一番上だったんだよ。

西田: 紅多ちゃんがのるから、どんどん出てきちゃうじゃん。

内田: 『夏ネーター』、3ブロックにわけられますね(笑)。

高野: しょうやだけ、なぜか「や」の字が違うんだよな。

西田: 誰もその兄弟知らんから(笑)。

高野: それが面白くて仲良くしてた。

内田: ほんとに尖ってますね(笑)。

高野: 今は「ゲッツ」とかが一番面白いけど。

内田: 高野さんのお笑い感の変化にもね、みんな「なるほど」となったと思います(笑)。ありがとうございました~

キャプテンバイソン: ありがとうございました。

PROFILE

左:高野 哲郎(キャプテンバイソン)
中:内田 紅多(人間横丁)
右:西田 涼(キャプテンバイソン)

構成・写真・編集:堀越 愛
サムネイルデザイン:ヘンミモリ