2025.02.11
【「マユリカのうなげろりん!!」イベント直前インタビュー】えげつない下ネタも品がある不思議なラジオ。番組Pはお風呂で身体を洗ってあげられるくらい「恩人」
2025年2月16日(日)、有楽町よみうりホールにて『マユリカのうなげろりん!!presents「部屋と捨て猫とさゆり~赤いランプが光ったら警備員出動の合図やからねぇ~」』が開催される。

『部屋と捨て猫とさゆり~赤いランプが光ったら警備員出動の合図やからねぇ~』は、マユリカがパーソナリティを務めるPodcast『マユリカのうなげろりん!!』(ラジオ関西Podcast)の番組イベント。番組にとって3度目となるイベントで、会場は過去最大規模となる。
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イベントに先立ち、1月某日にマユリカへの合同取材会が開かれた。イベントに向けた意気込みはもちろん、下ネタのこだわりや“カワシマサユリ”さんのこと、排泄発信灯や番組プロデューサーへの想いなど、幅広く語られた取材会の様子を紹介する。
下品なのに品がある番組
———ラジオイベント開催は今回で3回目ですね。過去イベントの手ごたえはいかがですか?
中谷: 話題にしてくれる方が多いので、今回のイベントも楽しみにしてくださっているのかなという印象です。
阪本: 変な感じですね。どんどん聴いてくれる・観てくれる数が増えていっているんですけど、そんなに全員がついてこれる話題してるつもりない。けっこう下ネタも多いし、不思議な感覚です。
———こんなにも番組が人気になっているのはなぜだと思いますか?
阪本: 僕らのラジオは「仕事の話をしない」ようにしているので、どこから聴き出してもわりと理解できるからですかね。
中谷: 地上波と違ってアーカイブが残るので、よく「2023年にM-1で知って、そこからラジオをさかのぼって聞きました」みたいなことを言われます。後追いできるのも良いところなのかなと思いますね。

———下ネタも多いのに、これだけたくさんの人が聴いているのが不思議ですね。
阪本: 「中谷が皮かぶってるから、むいたとき臭いが鼻に届く」みたいな話も全然してるんですけど……
中谷: うえぇ、え、そんな具体的に?「キツイ下ネタも話してるのに」とかで良かったよ。
阪本: なぜか不思議と「マユリカの下ネタは聞ける」と言ってくださる方はちらほらいますね。意味わかんないですけど。けっこうなこと言ってるのに。
中谷: そうですね、共感はできない。なんなんやろと思います。
阪本: 下品に「品がある」というか。ほんまに言われるんですよ、たまに。
中谷: ち〇ち〇の皮をむいて臭ってくる話に品がある?そんなアホな。でも、たとえば僕が芸人やってなくて普通にラジオを聴いてたら、下ネタとか言ってくれたら嬉しいやろうなとは思いますね。男性としてはそんなんもあるかもしれないです。
———でも、女性のリスナーさんも多いですよね。
中谷: そうなんですけど、はい……。
阪本: 下ネタが嫌いな人ってどんな人なんやろ?あんまり会ったことないですよね。僕らが下ネタ好きすぎるんかな。でも、特にお笑い好きで「下ネタちょっと……」なんて人っているんですかね。
中谷: ほんまやな、珍しいんかも。
———なんというか、子どもっぽい下ネタも多いんですかね。
中谷: グロいことは言ってないかもしれん。
阪本: モテなすぎて、「この前女性とそういうことをしたときに……」って話題がない。相手がいない、“こいつのち〇ち〇”の話が多いんで。
中谷: そうかもしれないですね、誰にも迷惑かけてない。

サユリと排泄発信灯の近況
———ライブタイトル(マユリカのうなげろりん!!presents部屋と捨て猫とさゆり〜赤いランプが光ったら警備員出動の合図やからねぇ〜)の理由はなんですか?
阪本: ラジオイベントは一年に1回やっているので、その年に僕が記憶に残っているワードを拾い集めてなんとなく。それプラスサブタイトルっていうのが通例になってきています。今年は、中谷にあげたラブドールに魂が宿ったというのが大きいトピックやったんで、そこから『部屋とYシャツと私』をもじってタイトルを考えた感じですね。で、このタイトルからショウタ(中谷の幼馴染であるデザイナー)がデザインを考えてくれてフライヤーができました。

———ライブタイトルは、公演内容にも反映されるのでしょうか?
中谷: タイトルが直に関係するというわけでは……
阪本: 去年のタイトルが『ミルキングくんくんくん』やったんですけど、実際に舞台上でミルキングしたかって言われたらしてないんで。あんまりタイトルは関係ないです、ほんまに。内容とリンクさせてないですし、リンクするときもあります。
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———フライヤーは中谷さんのお部屋で撮影されたそうですね。いかがでしたか?
中谷: そうですね……サユリ※を動かすのが、本当に大変なんですよ。重いしめんどくさいしでずっと固定の位置に置いてたんですけど、撮影のために動かすんがほんまにしんどかったです。汗かきながらやりました。
※阪本が中谷の誕生日プレゼントとして贈ったラブドール
———サユリさんといえば、橋本京明さんがゲスト出演した回でお名前が変わりました※よね。その後、近況はいかがですか?
※ラブドールのお名前は当初「茸山きのこ」だったが、橋本京明さんのゲスト回をきっかけに真実が判明し「カワシマサユリ」に変わった
中谷: 家にいる間に怪奇現象的なことが起きることはないんですけど……めっちゃニュアンスなんですけど、最初のころと顔つきが違う気がします。普通に怖いやつなんですけど。
阪本: たしかに。なんか言ってたな。
中谷: 家に来たころの写真と今で、表情がちょっと違うような気がする。サユリがなかに入ったからなのかわからないですけど、違う気がするんですよ。
———以前よりも良い表情になってきた?
中谷: いや、笑ってるとかではなく、なんか違う気がする。怖いやつです。
阪本: 真偽はわからないっていうのが大前提なんですけど……お客さんから来たDMにとあるアカウントが貼られていて。それを見たら「カワシマサユリ」さんって名前で、20何歳かで更新が止まってたんですよ。真偽はわかんないですけど、見た限りはほんまにそうで……。
中谷: 計算が合うねんな。更新が止まってる年と年齢の計算が合ってしまう……。

———2023年のお誕生日はサユリさんが贈られましたが、2024年のプレゼントは排泄発信灯※でしたね。あらたなルーチンが組み込まれてから、生活はいかがですか?
※35歳の誕生日プレゼントとして阪本から中谷に贈られた報告灯。24時間排泄状況をライブ配信している
中谷: 習慣にまで持っていったんで「めんどくさい」と思うことは少なくなったんですけど、接続がうまくいかなくて何回もアプリを再起動してるときとか、「これなんの時間やねん」ってなります。再起動だけ一生懸命やって5分経ってるみたいなこともあるんで、それはかなりストレスですね。あと「青色=〇起」っていうのが新たに加わったんですけど、夜中にランプを消し忘れて寝てしまうことがあって。それがほんまに恥ずかしいので、やめたいなと思います。
———阪本さんはたまに配信を観ているのでしょうか?
阪本: 最初はちょろちょろ覗きにいってましたけど、もう観てないですね。
中谷: 観ろや。
阪本: たまにお客さんから「かれこれ7時間おならしてるんですけど」みたいなDMが来ます。「消すように言ってあげてください」とか、そういうのはちょっと鬱陶しいですね。ちゃんとやってほしいです。
中谷: 消し忘れがけっこう多いんです。
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———排泄頻度が正常か有識者の方に判断いただくのが当初の目的だったと思います。そちらの進捗はいかがですか?
阪本: ちゃんと統計を取っている人はXで見ました。
中谷: Excelかなんかで表にしている人はいましたね。ただ、特に情報はないです。
———たくさんの方に排泄状況をライブ配信していることは、恥ずかしくありませんか?
中谷: いや、もう麻痺してきましたね。別に、音が筒抜けになってるわけじゃないし。

———この1年を振り返り、特に印象に残っている回はどれですか?
中谷: 本編ではないんですけど、罰ゲームで「動かない」っていう配信をやったんですよ。これが本当にしんどくて。あんまり伝わってないと思うんですけど、富士山に登るとかよりはるかにしんどかったです。2時間ぴたっと止まって、たまに動いて歌うたうってやつなんですけど、あれは忘れられないくらい苦しかったですね。2度とやりたくないです。
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阪本: 僕が男女共学、こいつが男子校やって、こいつが共学に過剰な憧れを抱いているので現実とすり合わせるみたいな回が記憶に残ってますね。全然ちゃうのにそう思ってんねやっていう、ギャップに驚きました。
中谷の身体の不調に助けられている
———ラジオ『マユリカのうなげろりん!!』は、お二人にとってどんな場所ですか?
中谷: 仕事でお会いする人にも聴いていただいていることが多いので、名刺代わりというか……「こういう人間や」ってことが一撃で伝わってるっぽいので、お仕事がめっちゃやりやすくなることはありますね。
阪本: 昔はむっちゃ楽しみな場所でした。はじまったのがコロナ禍やったんで、ラジオしか仕事がなくて。今ほど聴かれていなくて話題にもなってなかったんで「遊びに行く場所」みたいな感じやったんですけど、東京に来てからは仕事しかしてないなかで2週に1度2本撮りになって……フリートーク限定ってこともあって、もう話してないことないんちゃうか?みたいな状況になってきました。むずいですね。
中谷: 2週間でなにか起きてたらラッキー。
阪本: こういうとき助かるのが、こいつの身体の不調。残尿が増えてきたとか、ち〇ち〇が痒いとか、それで1本いけるときはだいぶ助かります。
中谷: 僕はね、身体に被害を被ってるので、大変ではあるんですけど。

———お二人をパーソナリティに抜擢した神吉さん(ラジオ関西)に対し、思うことはありますか?
中谷: 浅い言葉で言ったら、神吉さんは「恩人」ですね。神吉さんが「こうしてほしい」って言うことやったら、けっこうなことまでは聞くと思います。「風呂で俺の身体洗ってほしい」とか言われたら全然やる。「神吉さんが言うんやったらやりますよ」みたいなことは多いです。
———どこまでやれますか?
中谷: けっこういけるかも。全然、う〇ちふくとかもできます。本来は嫌なことでも、そんぐらいは全然やります。
———阪本さんはいかがですか?
阪本: 僕も最初は「ほんまにありがとうございます」って感じやったんですけど、もう「ありがとうございます」を言わんでええやろってぐらい出世してるんで……。ことあるごとに出世するんですよ。配信が何枚売れたとかあると「また表彰されてる」って感じなんで……
中谷: 局長になるんやないですか?このまんま行ったら。
阪本: 『うなげろりん!!』YouTubeの銀の盾も、当たり前のようにスッと持っていきましたし。
中谷: 僕らに「欲しいですか?」とかも聞かんかった。ラジオ関西に持って帰りました。

———様々な舞台があるなか、ラジオイベントはお二人にとってどんな立ち位置の仕事ですか?
中谷: 僕個人としては、ラジオイベントも「いつも通り」を心がけたいと思っています。大勢人が来ると緊張して“かかって”しまうことがあるので、平常心でいつも通りの感じをお見せするのを第一に頑張りたいなと思いますね。
阪本: まったく逆で、せっかく1年に1回なんで、盛り上がったほうが良いと思います。
中谷: ええ~~~?
阪本: いつもよりはちょっと気合が入っちゃいます、どうしても。
中谷: もちろん前提として気合は入ってるんですけど、浮かれないようにというか、浮足立たないようにしたいなと……
阪本: お客さんの数が過去最高※ということには単純にビビってますね。1,100人の前でフリートークするって、けっこうなことなんで。
※第1回:神戸新聞 松方ホール(706席)/第2回:銀座ブロッサム 中央会館(900席)/第3回:有楽町よみうりホール(1100席)
中谷: 当日会場に行ったらびっくりするかもしれないですね。
阪本: 関西人なんですぐNGK(なんばグランド花月/858席)で考えちゃうんですけど、「NGKよりでかいやん」っていう。フリートークするにしてはけっこうな人数ですよね。笑いがないと焦る……1100人があんま笑ってなかったら……。頑張らなと思います。
構成・撮影:堀越 愛
【概要】マユリカのうなげろりん!!presents部屋と捨て猫とさゆり〜赤いランプが光ったら警備員出動の合図やからねぇ〜

★ライブ情報はコチラから
●公演日程:2025年2月16日(日)17時開場/18時開演
●会場:有楽町よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館7階)
●オンラインチケット
【料金】2,000円
【販売期間】~3月2日(日)12時
【配信】2月16日(日)18時~19時半
【見逃し視聴】~3月2日(日)23時59分
オンラインチケットはコチラから