【AUNインタビュー〜ママタルト編〜】3度目の正直、悲願の優勝へ!「俺たちだってイルカの消し方が分からないんだぞってことを見せつけます」

1月22日(土)に開催が決まった『AUN~コンビ大喜利王決定戦~』。「一番大喜利が面白いコンビを決める」という名目のもと繰り広げられるカオスな異種格闘技戦も今回で第4回目。「打倒・真空ジェシカ」を期待されるのが、3度目の挑戦となるママタルト。自身のラジオ番組で大喜利企画を実施し、リスナーの回答を毎週1,700通以上目を通しているという二人。芸人の中でも、ここまで大喜利に向き合っているコンビはいないのではないだろうか。前回大会から数ヶ月、コンビの絆を深め、大喜利の自己鍛錬も欠かさなかったママタルト。次回『AUN』で「三度目の正直」、なるか?

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雲泥の差です。

———今回、初戦のお相手がパンプキンポテトフライさんです。彼らの印象をお伺いできますでしょうか?

大鶴 肥満(以下、肥満): そんなねえ、すぐにMサイズとLサイズが無くなるようなやつらには、負けるわけないなぁ、とは思いますけど。

檜原 洋平(以下、檜原): はい。“パンプキンポテトフライ”だか、“水木金ポテっとしたい”だか知らないですけれども。そんな、週の後半にポテっと昼寝がしたいようなコンビとは、僕たちは雲泥の差かなって思いますね。はい。

檜原「パンプキンポテトフライごときには、大鶴肥満の本体はいらないです」
檜原「クレイで大丈夫ですね」
檜原「パンプキンポテトフライごときには」

肥満: そうですね。“パンプキンポテトフライ”だか、“辛味チキンとても辛い”だか、ねぇ。わざわざ僕の実体が行くまでもないですよ。くしゃっとしてやりますよ、クレイだけに。

———ではもちろん、勝つ自信はあると?

檜原: もちろんです。

肥満: そうですね。

———今回、気になる出場者はいらっしゃいますか?

肥満: そうですね。マカロンさんは今回出ないんですかね? SMAの。

檜原「マカロンが、一番ライバルです」

肥満: それと……

檜原「あとは、ニュークレープさんも」

肥満: そうですね、ニュ―クレープさん。

檜原: ニュークレープさんも、非常に手ごわいかな。

肥満: 気になるかな。

檜原: マカロンと、ニュークレープさんです。

真空ジェシカを倒す秘訣はイルカにあり

———今回の『AUN』、「三連覇中の真空ジェシカを誰が倒すのか、はたまた四連覇してしまうのか」が最大の見どころかと思います。

檜原: 次回こそ、優勝したいですね。

肥満: そうですね。

檜原: 今まで第2回・第3回に出てるんですけど、第2回は決勝戦までは行けたんですよ。

肥満: そうですね。僕がちょっと、浦島太郎を知らな過ぎたっていう……僕が浦島太郎を観ないで育ってきた結果、負けちゃったかなっていうのはあって……。

※第2回『AUN』、大鶴肥満が浦島太郎を知らなかったためママタルトは優勝を逃した。

檜原: はい。

肥満: 第3回はね、ギリギリAマッソさんに負けてしまった……。

檜原: Aマッソさんに、準決勝で負けたんですよね。なので、今回こそは。

肥満: 勝ち方をね、聞いてきました。

檜原: イルカにね、勝ち方を聞いたんで。真空ジェシカの、勝ち方。

檜原「イルカはあれですね、Excelの」
檜原「消し方がわからなくなったイルカ、真空ジェシカの川北さんから、奪い取りました」

檜原: 「僕たちも、Excelのイルカの消し方が分からないんだぞ」って。「イルカの消し方が分からないのは川北さんだけと思うなよ」って、メッセージとして。僕らももちろんイルカの消し方わからないんです。どうやって消せば良いのか、わかんないすね。

肥満: ……といったところでしょうかね。

ママタルトの未来は未知数

———前回『AUN』は2021年8月28日に開催されました。前回から約5か月の間で、コンビの絆がより深まったなというエピソードはありますか?

肥満: そうですね……まぁ、深まったかどうか分かんないんですけども、相方から散々「捨てろ」って言われていたコートを捨てましたね。僕が大学三年生のときから着ているコートです。散々言われたんで、さすがにまずいなって。相方との信頼関係というものが深まったからこそ、「意見を聞き入れよう」と思えるようになったんだと思います。

檜原: すごいボロボロの、ほんとに「無人島にから出てきたんか」みたいなコートで。

肥満: そう、『ジュマンジ』(映画)の少年がすごろくやって、ジャングルからやっと出てきたときの衣装みたいな感じ、でしたね。

檜原「これ、友情でしたね」

檜原: あと前回からの変化で言うと、コンビとして長く続けていくために、大鶴肥満が健康診断に行ってくれたんですよ。「膵臓描出不良」っていう膵臓がどうなっているか、脂肪がありすぎて分からないっていう病気になって……。僕たちの未来も同じように、まだ分からないんだぞって。大鶴肥満の膵臓のように、未知数なんだと。「俺たちの未来は自分たちで切り開けるんだ」っていう病名を、大鶴肥満が持って帰ってきてくれて。僕たちの未来を明るく照らしてくれたっていう……。

肥満: 未来は僕らの膵尾部の中、っていうことで。

檜原: そうです、カイジの主題歌にもあるんですけど。「未来は僕等の膵尾部の中」「膵臓の尻の部分の中」って。

※アニメ『逆境無頼カイジ』オープニングテーマ「未来は僕等の手の中」

肥満: 輝かしい未来が待ってるぞ、っていう。

檜原: 脂肪の先に、なにが入っているのか分かりませんっていう病気。でも、「その中身は自分たちでつかみ取るんだ」っていうメッセージを込めた病気なんです。これはすごい、友情的でした。

肥満「いてっ!」

肥満: あーやめろやめろ、バカ! あんまり触るな、僕の髪の毛。やーめろやめろ、ハゲるだろ! おい! あーもうさ、俺脆いんだからさ、すぐ抜けちゃうんだから。やめてくれって。元あった位置に戻せ!

肥満「あー、おっけおっけ」

大喜利力はTwitterのDMで養った

———前回『AUN』から、大喜利力に変化はありましたか?

檜原: Twitterで、見知らぬ人からDMが来たんですよ。12月23日、急に大喜利のお題が送られてきて。「洋平さんの大喜利を参考にさせていただいてもよろしいでしょうか」って。挨拶も無しに、大喜利のお題が届いたんですよ。で、答えたら、次の日にまた「今日はこちらです」って。んで、答えを返したんですよ。そしたら「さすがです」って褒めていただいて。そこから、毎日大喜利答えてるんですよ! 大晦日も元旦も、大喜利が届いて、答えて。で、時々「今日は酔っぱらってしまったので、あなたが答えて下さい」って返すと、この方が答えてくれるんですよ(笑)。『AUN』のために毎日大喜利に答えてるっていう、努力をしてます。

肥満「僕もですね、最近、スマホで大喜利をやろうかなって思って」

肥満: ママタルトの『ラジ母』(ママタルトのラジオ母ちゃん/GERA放送局)で、みんなから届いた大喜利の回答を選出してんですよ。

檜原: 大鶴肥満は、大喜利の回答を募集して、メッセージを選ぶ立場になったんです。

肥満「回答の中で、面白いと思ったものには☆マークを付けているわけなんですよ」

檜原: 面白い回答に☆を付ける、大鶴肥満。

肥満: 選出する能力が長けてきたかなっていうのはあるので……。

檜原: なので、大喜利を答えるにしても回答選ぶにしても、大鶴肥満はスキルアップしてる。それが前回から変化したポイントですね。

ライター:渡辺陽、撮影・編集:堀越 愛


〈ママタルト|プロフィール〉
サンミュージック 所属

左:檜原 洋平
右:大鶴 肥満 

★公式プロフィール:https://www.sunmusic-gp.co.jp/talent/mamatarte/

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