2022.11.18

竹内ズがKOC決勝を本気で目指す！6ヶ月連続新ネタライブが始動【『赤虎』レポート＆終演後インタビュー】

2022年11月12日（土）、西新宿ナルゲキにて竹内ズによる新ネタライブ『赤虎』が開催された。

『赤虎』は、竹内ズが6ヶ月連続で開催する新ネタライブの第1回。竹内ズは、これから毎月3本ずつ新ネタを披露する予定だ。初回ゲストは、2人が心から信頼する先輩芸人・カナメストーン。100名を超えるお客さんが訪れ、6ヶ月連続新ネタライブは最高の幕開けとなった。

お笑いライブにしては珍しく、本ライブは早めの11時開演。「竹内ズだから出ました」（山口）。カナメストーンは2本ネタを披露

3月に開催したカナメストーンとのツーマンライブが「1年で1番楽しかった」（がまの助）

ライブ後半には、企画「相方の大喜利の答えを当てましょう」を実施。芸人界トップクラスの仲良しコンビ・カナメストーンと、その真逆である竹内ズ。相方を理解しているのは、どちらのコンビなのか？対決の結果は、配信で確認を。

★配信チケットはコチラから（視聴期限：〜11月19日（土）23時59分）

「ぐ～～～～～ん」。4つのうち、ひとつは竹内ズマネージャーの回答。“どれがマネージャーの回答か”も、本企画の見どころ

6ヶ月連続の新ネタライブで竹内ズが目指すもの、それは2023年『キングオブコント』の決勝進出だ。つまり、このライブで生まれたネタが、竹内ズの2023年を左右すると言っても過言ではない。

新ネタライブ第1段となる『赤虎』終演直後、2人にインタビューを決行。新たなスタートを切った2人に、今の想いと意気込みを聞いた。

『赤虎』終演直後インタビュー

———お疲れ様でした！ライブを終えて、率直な感想を教えてください。

がまの助：　1回目を終えて「やって良かった」って思ってます。これからもっと良いネタを作っていきたい。僕らはあんまり仲がよろしくないので、今までは “ライブの1～2時間前に集まってネタ合わせして、新ネタ下ろす” みたいな感じだったんですよ。でも、今回は久しぶりに前日に集まったり、今朝も2人でマクドナルドに集合してネタを合わせたりしたんです。こんなの2～3年ぶりだし、僕としては良かったなと。まぁ、竹内くんはどう思ってるかわかんないですけど……。でもこんなに真剣にネタに向き合ったのが久々だったんで、本当にやって良かったです。

竹内：　そうですね。ライブはめちゃくちゃ楽しぐーんでした。以前カナメさん（カナメストーン）とツーマンをやらせてもらったとき^※と同じくらいか、それを超えるくらい楽しかった。やっぱり、カナメさんの力もあって僕らもやりやすかったと思います。新ネタだったけどあんまり緊張せず、すごく良かったです。振り返ってみても、悪いとこがあんまり無い気がするというか。本当に、ただ純粋に、ネタもコーナーも盛り上がったし楽しくて。これからもこういうのが続けば良いですね。

※参考記事：「この1時間だけは不仲とか忘れて楽しめました」【竹内ズ×カナメストーンツーマンライブ『STONES』終演直後インタビュー】

がまの助：　前回のツーマンのとき、楽しすぎてみんな浮いてたんですよ。今回も、コーナー中全員2センチくらい浮いてた（笑）。やっぱ、カナメさんだと安心します。もう “お母さん” というか、包容力が凄すぎて。初回ゲストは絶対にカナメさんが良いってホントに思ってたし、カナメさんがいることで安心して新ネタライブができました。朝早いけどお客さんも100人以上来ていただいたし、本当にカナメさんのおかげで、盛り上がってスタートできたと思います。

———このライブをやろうと決めたのは、いつぐらいだったんですか？

がまの助：　『キングオブコント』の準々決勝に落ちて、その1ヶ月後くらいですね。落ちたのが悔しすぎて、僕、その後しばらくまったくネタを作れなかったんですよ。お客さんの前に立つのも嫌だと思ってしまう時期があって……そのときは『アンパンマン漫才』っていう、ひと言も喋らないネタばっかりやってました。喋りたくないし、お客さんの目も見れなくてちょっと病んでたんですけど、いろんな方に「来年は行けるよ」って声をかけていただいて。「くよくよしてられないな」と思ったんです。『キングオブコント』決勝には、クロコップさん、や団さんとか、舞台でご一緒したこともある芸人さんがたくさん出ていて。いぬさんとも、最近仲良くさせていただいてるんですよ。そう考えると、決勝は不可能じゃない。夢の世界では無くなってきたのかな、僕らにも立てる舞台になってきたのかな……と思って。それで、6ヶ月気合を入れて新ネタを作ってみたらどうなるか、やってみることにしました。

———竹内さんは、「6ヶ月連続新ネタライブをやる」と言われたときどう思ったんですか？

竹内：　「自分たちだけでやるより、良くなれるんじゃないかな」って思いました。これまでも自分たちで新ネタを下ろすライブはやったことがるんですけど、今回はK-PROさんに協力していただいてるし、会場も大きいからお客さんもたくさん入る。それにゲストの方も来てくれるので。人の力も借りながら、前より良くなっていけるんじゃないかなと思えました。

———ライブのタイトルには、どんな意味が込められているんですか？

がまの助：　タイトルには、バケモノみたいな名前を付けたかったんです。6ヶ月連続でやるので6個の名前を付けたかったんですけど、意外と6種類のものが無くて。5種類とか7種類のものはあるんですけどね、「七福神」とか。で、造語を作ろうということになって縁起の良い生き物と6つの色を掛け合わせて、6種類のキメラを作ろりました。難しい漢字を付けすぎて、自分でも読めないタイトルもあるんですけど……（笑）。第2回は、黄色に鳳凰の “鳳” で『黄鳳（こうほう）』です。名前負けしないように、頑張って新ネタ作ろうと思います。随時発表していくので、楽しみにしていてほしいです！