【「秋の大喜利大運動会!~真空ジェシカ ガク軍 vs 永田敬介軍~」ライブレポート】芸人たちが、駆けて跳んで考える!白熱の75分!!

10月29日(火)、座・高円寺2で『秋の大喜利大運動会!~真空ジェシカ ガク軍 vs 永田敬介軍~』が開催された。

座・高円寺2入り口に飾られた公演ポスター

『秋の大喜利大運動会!』は「個もチームワークも求められる、全身全霊をかけた大喜利ライブ! 勝敗を決めるのは、会場のアナタ!」と予告されていたライブ。真空ジェシカ・ガク軍として出場したのは、肉体戦士ギガ、トンツカタン・お抹茶、ママタルト・檜原(ゲスト)。また永田敬介軍として、サツマカワRPG(ゲスト)、鈴木ジェロニモ、じぐざぐ・ジャンプが出場した。また、MCを務めたのは、トンツカタン・森本。

プロダクション人力舎所属の芸人たちを中心に繰り広げられたこの大運動会、いったいどんなライブだったのか……!?写真で振り返りながらレポートする。

★人力舎『秋の大喜利大運動会!~真空ジェシカ ガク軍 vs 永田敬介軍~』配信チケットはコチラから
※購入期限:~11月5日(火)21時/視聴期限:~11月5日(火)23時59分

選手入場

荘厳な音楽とともにMC森本が登場し、本ライブの説明が行われた。森本によると、『秋の大喜利大運動会!』は「人力舎の芸人たちが2チームに分かれ、スポーツと大喜利を組み合わせた様々な競技で対決する」ライブ。各チームに三人の人力舎芸人がおり、さらに「大喜利のスペシャリスト」として他事務所からゲストを呼んでいる。

統率のとれた行進で、元気よく登場したガク軍(白組)。この日は「大運動会」ということで、差し入れを携えたガク母が観戦に来ていた
一方、バラバラの入場でコミュニケーション不足が露呈していた永田敬介軍(赤組)
MC森本から「自己紹介してください」と難題を振られ、大運動会序盤から追い詰められていた面々。果たして、自己紹介で“正解”を出せたメンバーはいるのか!?配信で確認を!

大運動会の勝敗を決める基準は、「お客様をどれだけ盛り上げたか」。競技に負けたとしても、盛り上げることができれば勝負に勝つことができる。

代表2名による選手宣誓
たどたどしく選手宣誓をする永田敬介とガク。永田からは、事務所への告発も……
心配そうに選手宣誓を見守り、ツッコむタイミングを見計らっていたMC森本

無事に選手宣誓を終え、競技へ突入。

競技①:大喜利二人三脚

「大喜利二人三脚」とは、大喜利と二人三脚を掛け合わせた競技。各チームでペアをつくり、二人三脚で一周。帰ってくると回答権が付与され、“ペア大喜利(二人一組で回答する大喜利)”に回答することができる。それぞれ上の句・下の句を答え、森本のOKが出たら次のペアが二人三脚をスタート……という流れだ。回答がNGだった場合は次のペアにバトンを渡せないため、面白くないと延々と二人三脚をする羽目になる。

永田「AUNのパクリではないですか?」、森本「違いますね、“ペア大喜利”なので」
血が止まりそうなくらいきつく足を結ぶ白チーム。自然と相手が決まっていたようで、ペア作りはスムーズ
グーとパーでペアを作る赤チーム。永田と組んだサツマカワRPG「大学お笑いの絆、見せたろな!!」
盛り上げを気にしてか、全員で倒れる白チーム。MC森本「せっかく置いたコーン!」
客席にダイブしそうになる赤チームと、止めるMC森本。お客さんの盛り上げ方は人それぞれ
最初のお題は「おばあちゃんがカラオケで入れた意外な一曲『●●(アーティスト名)』の『▲▲(曲名)』」
微笑ましいほど仲良しの永田敬介&サツマカワRPGペア
お互いを引きずるように二人三脚する、お抹茶&ガク
走りながら回答する永田敬介&サツマカワRPGと、圧に負けてOKを出すMC森本。永田はMC森本の局部を触っていた
各ペアの個性が滲む、それぞれの二人三脚にも注目を

競技②:大喜利綱引き

「大喜利綱引き」は、大喜利と綱引きを掛け合わせた競技。大喜利の回答権を持つのは、各チーム一番後ろを担当する者のみ。回答者は身体に綱を巻き付けた状態でペンを持ち、端に置かれたフリップに回答を書くことができたら手を挙げ、綱引きを止めて回答する。

回答が面白かった場合はポイントが入り次のお題に進むが、ダメだった場合は綱引きが再開される
誰を一番後ろ(回答担当)にするか決まらない赤組。「俺は嫌だ」「俺も嫌だ」……結果、一番後輩の鈴木ジェロニモに決定
綱引きって、こんなに接近してやるもの? MC森本「足伸ばせないじゃん、前の二人」
強すぎる白組。強すぎるあまり、回答担当の肉体戦士ギガはフリップを放置し見えなくなってしまった
サツマカワRPG「森本さーーーーーん!!!!森本さーーーーーーーーん!!!!!!!!!」
ただひとり、冷静な鈴木ジェロニモ!!!
1戦目を終え、この時点でだいぶ辛そうなみんな。MC森本「負傷者出したくないんです!ルールわかるかなぁ!?」
フリップを無視したことで、MC森本に怒られる肉体戦士ギガ。「か、書くってことですか?“勝つ”だと思っちゃって」……肉体戦士ギガはルールを把握していなかった
代表戦 鈴木ジェロニモVS肉体戦士ギガ
サツマカワRPG「ジェロニモ!短歌短歌!」 短歌は、ジェロニモの動力源になるみたいだ
リーダー対決 永田敬介VSガク
MC森本「なにこれ!?」
力の限り引っ張る永田敬介
一方、余裕のガク。近年の増量が功を奏したか

競技③:大喜利応援合戦

続いての競技は「大喜利応援合戦」。これは、「三三七拍子」のリズムに合わせて回答をする大喜利合戦。各チーム代表者を選出し、お題に挑んだ。

最初のお題は「ドラえもんがのび太に大激怒!なんと言った?」
直前の対決で疲れ果てていたのか、500mlを一気に飲み干した永田敬介
みんなで力を合わせて回答を考える白組。きっとこのあと、みんなで飲み会に行くのだろう(MC森本談)
一方、赤組は放任主義。代表に選ばれたじぐざぐ・ジャンプにすべて託された
じぐざぐ・ジャンプは三三七拍子で不可能を可能にし、才能が開花していた
大きな声で元気良く三三七拍子回答をしていた檜原
お題「絶対に成功するラブホテルへの誘い文句」に対するお抹茶の回答、見守るMC森本
突然響き渡る銃声。スベったお抹茶は、銃弾に倒れた……
倒れたお抹茶を尻目に、ジャンプは絶好調!!
お抹茶が倒れているにも関わらず進行を止めないMC森本。結果に納得できないガクは「相方の死が心を揺さぶらなかったってこと!?」と詰め寄る
相方の森本であれば、お抹茶を生き返らせる方法を知っているはず……!!!!!トンツカタンのトリオ愛に感動の瞬間。お抹茶は生き返ることができたのか……!?結果は配信

競技④:大喜利借り物競争

「大喜利借り物競争」は、大喜利回答を客席から探し出す競技。舞台に向かって右ブロックのお客さんは「〇〇が(上の句)」、真ん中ブロックのお客さんは「〇〇をして(中の句)」、左ブロックのお客さんは「〇〇した(下の句)」を書いた紙を持っており、お題に合った回答を探し出し組み合わせることになる。

お客さんは入場時に紙を渡され、お題が分からない状態でワードを書いていた
客席に飛び込むみんな
客席を歩き回り、良さそうな回答を探す
制限時間内ギリギリで戻ったガク。セーフ!!!
お客さんたちのファインプレーにより、すごく良い回答が続く。ひとり、本当に“借り物”をしてきた人も
借り物のダフ屋みたいなことをして怒られる檜原。ガクは、お母さんから悲しいメッセージをはらんだ回答をゲット!お母さんはなんと書いていたのか、配信で確認を……
なんと「かなしいなきっぺい」と書いていた人が!! 客席に、ジャンプのお母さんもいたっぽい……!?
「トンツカタン森本が唯一ツッコめなかった出来事を教えてください」というお題も。森本がツッコめないなんてこと、あるのか!?
「行け探せーーー!!!!!」 メンバーを客席に放つMC森本

競技⑤:大喜利大縄跳び

最後の競技は「大喜利大縄跳び」。これは、各チームで大縄を跳びながら「写真でひとこと」に答える競技だ。全員で跳べた回数に応じ1P、跳びながら回答できたら10P入るため、大逆転が可能となる夢のある競技だ

大縄跳びに使う縄は、綱引きとは異なる縄。ちゃんと縄を使い分けている
先に跳んだのは白組。果たして何回跳べたのか!?
疲労困憊の白組
大縄を跳べない赤組リーダー・永田敬介。永田の出身大学・早稲田大学は体育祭に参加しなくても大丈夫だった。勉強さえすれば良かった
MC森本「なんてエモいシーンだったんだ!!」(!?)
独特のフォームで大縄を跳ぶ永田。赤組メンバーがつくり出した感動の瞬間は必見
永田に感化されたのか、かなり良い跳躍。白組はどのくらい跳べたのか……!?

結果発表

全競技が終わり、ついに結果発表へ。

勝つのはどっちか!?判定基準は、あくまでも「お客さんを盛り上げる」こと!
優勝は、ネギゴリラ!!!!!いつかの『ツギクル芸人グランプリ』のオマージュ
突如ぶち込まれる時事by永田、MC森本の表情が気になる

白熱の戦いを制し、見事優勝したのはどちらのチームだったのか……!?気になる勝敗は、配信で。最後の最後まで気を抜けない大運動会だったので、ぜひ細かなところまで確認してほしい!

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※購入期限:~11月5日(火)21時/視聴期限:~11月5日(火)23時59分

文, 編集, 撮影:堀越 愛