【3/22 『コーヒーブレイク』 ライブレポート】ヤーレンズとDr.ハインリッヒが、SNSからスピリチュアルまでリアルな話題に切り込む〈配信は3/30まで〉

2025年3月22日(土)、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて、ヤーレンズとDr.ハインリッヒの出演する『コーヒーブレイク』が開催された。

2024年8月に東京・中野で開催された第1回に続く今回。「“オフィシャル”でやるのは2回目だよね」と出井が言う通り、実は2組は昔から小さな会場で同様のトークライブをしていた。

ヤーレンズが大阪にいた時代、苦楽どころか「苦」の部分だけをともにしたという2組が、オーディションライブに落とされて喫茶店で文句を言い合ったのが、このライブ『コーヒーブレイク』のきっかけだ。大阪でも過去に20人規模でライブをしていたといい「その20人だったよ〜って人?」と声をかけると、舞台の前で1人手が上がった。

ゆるいトーンの会話のなかに、世の中を切り取る鋭い視点が光る、2組のトークライブ。今回も様々な話題を語っていく。

★『コーヒーブレイク』アーカイブ配信はコチラから
※視聴期限:~2025年3月30日(日)23時59分

まずは、コーヒーブレイクから。

『コーヒーブレイク』の名前の通り、机の上にはコーヒーカップが並ぶ。「これ覚えてる?」とコーヒーカップを手に取るDr.ハインリッヒ。昔『コーヒーブレイク』をしていたころに楢原から貰ったプレゼントだった。

そのコーヒーカップは今でも普通に家でも使っているという

今回のライブでは、Dr.ハインリッヒからヤーレンズにコーヒーカップのプレゼントが。実際に舞台上で淹れるコーヒーの豆は、京都の小川珈琲。

「コーヒーを淹れる準備をしてくる」と、Dr.ハインリッヒが颯爽と姿を消してしまった

コーヒーを淹れながら、4人がオーディションを受けていたころを回想し、ゆるゆるとトークがはじまった。なお、このライブでの漫才は、それぞれが「漫才したい」と“もよおした”ときに行われる。

なぜ出井は「氣」を使ったのか?

コーヒーが淹れ終わったところで、まずは近況報告。最近Dr.ハインリッヒが予選に参加した『THE SECOND』の話に。賞レースは「まるで拾った落ち葉をクシャっとして、風に吹かれていく程度のもの」と話す幸。その日その時によって状況が変わるものだという。「じゃあ出井ちゃんにとっての落ち葉ってなに?」と無茶振りをする。

そこから話題は、最近Xを賑わせた出井のポスト(参照)の話に。「気」を「氣」と書くかどうか?の話題から、出井がなぜ「氣」を用いたポストをしたのか、真相に迫っていく。「フラットアース」や「波動」、「宇宙元旦」といったワードも飛び出す。さらに話はやや注目を集めたヤーレンズのインタビューにまで及んだ。

するとどこからともなく、チリンチリンという鐘が。話が盛り上がりすぎた2組に、スタッフさんがそろそろ漫才を……と合図の音を鳴らしたのだ。

空中に投げたもの(?)で漫才の順番を決めようと提案した幸。決着はいかに……?

漫才タイム

ヤーレンズ
Dr.ハインリッヒ

さまざまな意見を考える

漫才を終えて戻ってくるなり「面白かったですか?」とお客さんへストレートに聞く楢原。「さっきまでなに話してたっけ?」と言いながらも、彩は出井が意識アップデート系芸人であることに触れる。そこから、話は出井が「芸能界が男社会だと話したら賛否があった」という話題に。そのときの反応や、そこから得た気づきまで真面目に考える。

また、そういった世間の賛否について楢原は「Xばかりをやっている人は心がヘルシーじゃないよ」と一刀両断。わかり合えない人と、どう対話するか?という問題から、話題はまたもや幸の話す「波動」へと繋がっていく……。

またもや話が白熱し、今度も漫才を“もよおす”前にチリンチリンという音が。強制的に、片方のコンビが見守る前で漫才タイムがはじまった。

ヤーレンズの漫才をDr.ハインリッヒが見守る
Dr.ハインリッヒの漫才をヤーレンズが見守る

エンディング

それぞれの漫才が終わり、まだまだ話し足りないと席についた4人。惜しみながらも、写真撮影をして会はお開きとなった。

写真撮影の様子

なんと今回、配信限定で特別にアフタートークを収録。お客さんのいなくなった会場で、公演の感想を語っている。さらに、序盤でプレゼントしたコーヒーカップの想いも聞くことができる。

ライブの様子は、3月30日(日)まで視聴可能。ここでしか聞けない、ちょっぴり真面目でちょっぴりスピリチュアル(!?)な4人の和やかなトークを、コーヒー片手に楽しんでみては。

★『コーヒーブレイク』アーカイブ配信はコチラから
※視聴期限:~2024年9月2日(月)23時59分

文:conomi matsuura

編集:堀越 愛