2025.04.28
【人力舎若手事務所ライブ『閃』ライブレポート】笑いあり、ハプニングあり!?10年目以下の若手が集う注目ライブ
2025年4月21日(月)、新宿Fu-にてプロダクション人力舎の事務所ライブ『閃』が開催された。

『閃』は、2025年2月にスタートした人力舎の新事務所ライブ。同事務所に所属する10年目以下の若手芸人たちが、ネタと企画をお届けする。早くも7回目を迎えた今回は、鈴木ジェロニモ・ジャンク・人間横丁・まちょねーず・めっちゃ最高ズ・春日向のように・金色グラフティ・写実派・花ブービー・きりの10組が出演。初参加の花ブービーをはじめ、プロダクション人力舎の勢いある若手たちが集結した。笑いあり、ハプニングありの「これぞお笑いライブ!」な今回の『閃』は必見!ぜひ、お見逃しなく。
▼配信チケットはこちら(視聴期間=04/29 (火) 23:59まで)
https://jinrikisha.zaiko.io/item/371593
オープニングトーク!MCは人間横丁

最初に登場したのは、今回のMCを務める人間横丁の2人。ライブの概要と注意事項の説明から始まった。「館内での喫煙はご遠慮ください」という注意事項について、人間横丁・内田紅多は「喫煙のことまでちゃんと書いてあるなんて……過去にあったのかなぁ?」と不思議そうな様子。「昔はタバコを吸いながらライブ観ても良かったのかな」「だから新宿Fu-の壁はこんなに黄ばんでる……?」と、過去のライブハウス内での喫煙事情について思いを馳せた。

続いては、今回初出演となる花ブービーの話題が上がった。花ブービーが『閃』のグループLINEに加入した際、誰からもスタンプがなかったことを「由々しき事態」だと言っていた内田※。その後のグループLINEについてのエピソードや、スタンプを送らない人力舎の雰囲気の考察などを披露した。「よしもとだったらきっと……」といった偏見なども垣間見せ、オープニングトークは終了。
※参照)【人力舎新若手事務所ライブ『閃』開催インタビュー】「思っているより本気です」。出演メンバーが語る舞台裏と展望

前半5組がネタを披露
オープニングが終わると、すぐにネタがスタート。前半は金色グラフティ・きり・花ブービー・まちょねーず・ジャンクの5組。漫才、コント、ピンネタまで幅広いネタが披露された。まちょねーずのコントでは、あるハプニングが発生。ライブでしか観られないその緊迫した様子は、配信で要チェック!





前半企画「お客さまに質問して当てよう!」
前半5組が1本ずつネタを披露し、ステージへ集結。「すみません……」と頭を下げながら登場したのは、ネタ中にハプニングが起こったまちょねーずの2人。「(企画に)参加していいの……?」と不安がる2人に、人間横丁・山田蒼士朗は「良いよ。面白いから、まちょねーずは」と優しく励ました。

まちょねーずの話で盛り上がっているなか、ジャンク・小森瑠斗が「これから『にんにく道場』※ってライブに行かないといけなくて……」と一言。間に合うか間に合わないかの瀬戸際だと不安がる小森だったが、ジャンク・山下瑞生は「まぁ良いや『にんにく道場』、イェーイ!」とダブルピースをしながら登場した。時間がないため、急いで企画を進めることに。
※スパイシーガーリックらが主催する新ネタユニットライブ

今回の企画は「お客さまに質問して当てよう!」。お題ボックスから引いたキーワードを客席だけに見せ、出演者はそのキーワードを当てるために、お客さんにYES/NOで答えられる質問を投げかけていくゲームだ。お客さんは、その質問がYESであれば拍手を、NOであれば手を叩かないで回答する。

最初のキーワードは「スマートフォン」! 先陣を切ったまちょねーず・坂本フジオは「みなさんはそれを今日見ましたか?」と、筋の良い質問を投げかけた。客席からは一斉に拍手が沸き起こり、手応えを感じ興奮する出演者たち。

続いて「それは物体ですか?」「それは呼吸をしますか?」「手に持てる大きさですか?」などの質問を重ね、答えを探っていく。そんななか、まちょねーず・ちぇいが「それの持ち方」を聞くことに。YES/NOで答えるのが難しい質問だが、果たしてどのように聞いたのか? ここから徐々に質問が迷走し始め、MCの人間横丁・内田が困惑……。おふざけが加速するその様子は、ぜひ配信で。


第2問目のキーワードは「カレーライス」。時間の関係で質問タイムが少ししか取れないなか、急遽ジェスチャーでヒントを出すことになったのは「キーワードの紙を持つ係」として舞台に立っていたキャラメルパンダ・ワンダー榮田。しかし、あまりピンとこない表現ばかりで出演者たちは困惑気味。果たして正解は導き出せたのか? ジャンク・山下が「これはアンケートで悪く書かれちゃうぞ……」と戦々恐々とした企画の全貌は、配信で確認してほしい。

後半5組がネタを披露
後半ブロックも、ネタ披露からスタート。春日向のように・写実派・鈴木ジェロニモ・人間横丁・めっちゃ最高ズの5組が続けて登場した。





後半企画「イニシャルポーズをそろえましょう!」
後半5組のネタが終了し、出演者たちがステージへ。各々がそれぞれの言いたいことを勝手に喋り続け、戸惑う人間横丁。そんななか、黙っていた鈴木ジェロニモがその場を制し、「全部聞き取れました」と一言。「すごーい!」と盛り上がったところから、企画がはじまった。

後半の企画は「イニシャルポーズをそろえましょう!」。最初に、ポーズお題の最初の文字と文字数の情報だけが明かされる。それを見て、他の出演者がどんなポーズをするかを予想しながら、全員でポーズをそろえるゲームだ。「前半に無駄な時間が多かったから……」と、少し急ぎめでゲームがスタート。

最初のお題は「た◯◯」。出演者たちは「あれしかない」「俺も(思いつくのは)一個だわ」と口々に言う。めっちゃ最高ズ・めっちゃむつみは「(答えが)わかった!」と呟く。それを受け、鈴木ジェロニモは「俺のほうが先にわかってたから」と追随した。

「答えはないから」「早押しクイズじゃない」と突っ込まれるなか、写実派の2人は未だにピンときていない様子。しびれを切らした鈴木が「この2人は切って、それ以外で合わせましょう」と進め、ポーズタイムに。果たして、出演者たちはどんなポーズを選んだのか。ゲームの顛末は、配信でチェックしてほしい。


エンディングトーク
後半の企画が終了し、出演者全員がステージに集まった。前半企画にアシスタントとして参加したワンダー榮田も一緒に登場。自己紹介をしたのち「みなさん、今日は面白かったです。最高の『閃』でした」と、主催者のようなコメントを残した。

まわりから「次の場転は?」と聞かれたワンダー榮田は「5月28日の『閃』も場転するかも……っておい!次の場転ってなんやねん!」とツッコむ。その一部始終を見た鈴木ジェロニモは「先輩だけど、後輩のこういうノリ、任せるよ」と一言。「任せないでください」と困ったコメントが飛んだ。

そして、今回初出演となる花ブービー。「今回の『閃』はどうだった?」と聞かれた花ブービー・水川あめんぼは「お腹いっぱい!」とコメント。「パンチ力がある、すごいライブだった」と感想を述べた。

このライブの様子は、現在見逃し配信中。ネタや企画の内容が気になる人は、ぜひ配信でチェック!『閃』は今後も定期的に開催される。最新ライブ情報は『閃』公式X(@jinrikilive)でご確認を!
▼配信チケットはこちら(視聴期間=04/29 (火) 23:59まで)
https://jinrikisha.zaiko.io/item/371593
文:中込有紀
編集, 撮影:堀越 愛
INFORMATION

プロダクション人力舎ライブ『閃』情報
~『閃』とは~
【色々あるけど、とにかく全員笑わせたい!~ みんなで人力舎のライブを盛り上げよう!~!】をコンセプトに芸歴10年目以下の若手芸人で結成!
~2025年5月の『閃』~
5月20日(火)、5月30日(金)
最新情報は『閃』公式X(@jinrikilive)で確認を!