2025.09.26
東京よしもと漫才劇場所属の芸人たちが激突!世代を超えたフェス「渋神ジェネレーション」レポート【配信:9/30まで】
渋谷よしもと漫才劇場と神保町よしもと漫才劇場の初の合同フェス『トーキョーマンゲキフェス2025「渋神ジェネレーション」』が、9月23日(火・祝)に開催された。

『トーキョーマンゲキフェス2025「渋神ジェネレーション」』は、「東京よしもと漫才劇場」所属の全メンバーを世代ごとに4チームにわけ、先輩・後輩の垣根を超えたチームバトルを繰り広げる合同フェス。渋谷はチーム同士が激突する対抗バトル「世代対抗戦ステージ」、神保町は“東京マンゲキの時代をつくる”をテーマに世代を超えて交流する「時代を作れステージ」とテーマが異なり、それぞれの持ち込み企画やオリジナル企画で対決。1日を通しての合計ポイントが高いチームが優勝となり、賞金100万円が贈られた 。
本気のチームバトルが勃発!
渋谷で行われたオープニングには、以下4チームのキャプテンと副キャプテンが登壇した 。
「チーム年長さん(NSC3期~15期)」: キャプテン・ダイタク、副キャプテン・シシガシラ
「Dearest(16~18期)」: キャプテン・紅しょうが、副キャプテン・ダンビラムーチョ
「はる&デストロイヤーズ(19~23期)」: キャプテン・素敵じゃないか、副キャプテン・エルフ
「Golden Age(24期以下)」: キャプテン・金魚番長、副キャプテン・家族チャーハン

芸歴1年目から28年目までが総出演ということで、NSC3期生と同期扱いのおしみんまるがいじりの対象に。ダイタク・大は「千鳥さんより芸歴が上。千鳥さんはおしみんまるさんに敬語で話している」と明かし、笑いを誘った 。
優勝を狙うエルフ・荒川は、すでに賞金の使い道を考えており、「全員でおそろいのペアリングをつくります。もともとは(芸歴制限があったころの)神保町でやっていたメンバーなので、裏に『J』という文字を刻みます!」と熱弁した 。
最初の企画は、金魚番長率いる「Golden Age」の持込企画「ジェネレーション大喜利」。チーム対抗の大喜利バトルで、世代ごとに配られた漫画や曲の歌詞のなかから回答する。「年長さんチーム」に配られたのは、30代でも上の世代の作品ばかり。そのため「(ラインナップが)おじさんすぎない!?」とクレームが入った 。

続いて、素敵じゃないか率いる「はる&デストロイヤーズ」の持込企画。「だるまさんがころんだ」の要領で、荒川が「ギャルまさんが〇〇した」とお題を振り、代表者が全力で表現する「ギャルまさんが転んだ」が開催された 。参加者は荒川にタッチし、荒川がインカメで一緒に自撮りをして“一番盛れている人”がいるチームが勝利となる 。

ダンビラムーチョ・大原がキュートなポーズを決めて爆笑を巻き起こすなか、金魚番長・箕輪が大暴れする一幕も 。荒川は箕輪に「すみません。ほんまに消えてもらえませんか?」とバッサリ。さらに、集合写真で邪魔する箕輪を「最低!青春に邪魔いらんから!」と切り捨てた。

一夜限りのドリームコンビが続々誕生
渋谷第3部では、「一夜限りのドリームコンビ!1ミニッツ即漫バトル」が開催された 。各チームから選出されたボケ・ツッコミ計8名がくじを引き、即興でコンビを結成。制限時間1分間で漫才を披露し、客票で優勝者が決定した 。
ナユタ・おのはらとボブのコーラ・本田のコンビが理想的なボケとツッコミを披露して会場を沸かせたほか、ダイタク・大とカーネーション・吉田、かたつむり・林とマルセイユ・津田が実力を見せつけた 。また、大王・渡辺と金魚番長・箕輪は切れ味鋭いツッコミが光り、ヨネダ2000・愛とシンクロニシティ・西野はリズムネタで爆笑を巻き起こした。





また、様々な競技とお笑いを掛け合わせた企画「SHIBUZIN」も実施された 。各チームの代表者のTシャツに書かれた漢字一文字を合わせ四字熟語を当てる「Read&clash」では、カラタチ・大山やおしみんまるが標的にされ、他の3チームにもみくちゃにされた。

フェスならではの「通し企画」も
1日を通して行われた企画「渋神 MUSIC CHAMP」では、各チームがバンドを結成し、1公演目で決めたテーマやフレーズを取り入れた楽曲を披露した。金魚番長チームはヒップホップをベースに、家族チャーハン・江頭のあだ名「内田裕也が持ってた杖」を取り入れた楽曲を披露 。ダイタクチームは失恋をテーマに、紅しょうがチームは「応援歌」を披露するなど、各チームが個性豊かなパフォーマンスを見せた 。




もうひとつの通し企画「ブーメラン企画」は、各チームの代表者に交通費1万円を渡し、できるだけ渋谷から遠くに行ってもらい、エンディングまでに帰ってくるというもの。参加したのは、ダイタクチームがデンゼル、紅しょうがチームが黄昏の森、素敵じゃないかチームがアメリカンBBチキン、金魚番長チームが照山おうちごはん。
写真を見てどこに行ったのか振り返るなか、デンゼルの自撮り写真がモニターに映し出されると、慣れない様子の二人の表情が爆笑を呼び、ダイタク・大が何度も写真表示をリクエストする一幕もあった。

最後に結果発表が行われ、総合得点から優勝チームが決定した。感極まったエルフ・荒川は「一言、言ってもいいですか?年代を超えて『お笑い』という“気持ち”だけでつながったこの1日……最高!」と締めくくった 。
フェスの様子は、9月30日まで配信中。「東京よしもと漫才劇場」に所属する芸人たちが年代を問わず暴れまわる本公演、お見逃しなく!
★配信チケットはコチラから
写真提供:吉本興業株式会社
構成:堀越 愛
INFORMATION

トーキョーマンゲキフェス2025『渋神ジェネレーション』配信
◆配信スケジュール
9/23(火)配信開始13:00 配信終了予定21:30
※販売は9/30(火)12:00まで
※見逃し視聴は9/30(火)23:59まで
配信チケットはコチラから!