チケット即完!にぼしいわし主催ライブ『にぼしいわしの何卒何卒…!vol.1~真空ジェシカ編~』をレポート

2021年6月21日(月)、大阪・なんばにあるバー兼ライブハウス「BAR舞台袖」にて、『WESTANTS企画「にぼしいわしの何卒何卒…!vol.1~真空ジェシカ編~」』が開催された。

大阪・なんばにあるBAR舞台袖

本ライブは、にぼしいわしが毎月東京からゲストを呼んで行う、ネタとトークのツーマンライブ。初開催にも関わらず、チケットは即完売。記念すべき初回ゲストには真空ジェシカを迎え、開催前からファンや関係者の間では大きな話題を呼んでいた。

〈出演者〉
・にぼしいわし
・東京ゲスト:真空ジェシカ(人力舎)

開演5分前になると「BAR舞台袖」のオーナー・加藤さんが登場し、観覧する上での注意点や営業時間短縮に関するお知らせが伝えられた。

入場時「にぼしいわし・真空ジェシカに聞きたいことは?」というアンケートが配られた

会場満席!ネタ披露

18時30分、公演がスタート。最初に登場したのは、主催のにぼしいわし。満席状態の会場に「舞台袖にこんなにお客さんが集まっているのは久しぶり」と喜びを見せた。

にぼしいわしは「死ぬ前に食べたいもの」をテーマとした漫才を披露。オリジナリティあふれる独特な展開に、客席からは常時笑い声が。

にぼしいわし(左:にぼし、右:いわし)

続いて登場したのはゲストの真空ジェシカ。「個別指導塾」をテーマに漫才を展開。

真空ジェシカ(左:ガク、右:川北茂澄)

トーク&質問コーナー

続いてトークコーナーへ。にぼしいわしが真空ジェシカを呼び込むと、光るマスクをつけた川北が登場。マスクには「私たちがこうしている間、途上国で恵まれない子供たちは一人も死なせません」というメッセージが流れていた。

川北のマスクに書かれた文字を読むガクとにぼしいわし

お客さんからの質問に答えるシーンでは、「人力舎の面接に落ちてしまったのですが、好きな芸人を聞かれた際に“ガクヅケ”だと答えてしまったからでしょうか」というトリッキーな質問も。

この質問に対し、川北は「人力舎の面接でマセキの芸人を答えたのが良くないとかじゃなく、“ガクヅケの面接”でも(好きな芸人はガクヅケと)言っちゃだめだ」と回答。にぼしいわしはガクヅケが気になっているようで、「ライブに呼んでみたい」と話した。

にぼしいわしから真空ジェシカへ「私たちではいつシコってくれるんですか?」と質問する場面も(参照:「吉住でシコったらちんちん取れた」)

後半も漫才からスタート!

再び漫才マイクが登場し、にぼしいわしは「キキララ」を題材にした漫才を繰り広げた。人気キャラクター・キキララが誕生したのは1970年代。すでに芸歴40年を越えたキキとララが抱える苦悩にいわしのツッコミが冴え渡り、会場は大きな笑いに包まれた。

にぼしいわし(左:にぼし、右:いわし)

続いての真空ジェシカは「サービスエリア」をテーマにした漫才を披露。後半に向かうにつれ盛り上がりを見せ、何度も爆発的な笑いを巻き起こしていた。

真空ジェシカ(左:ガク、右:川北茂澄)

大喜利にたくさん答えてモザイクアートをつくろう!

続いて大喜利コーナーへ。

「こんなトイレは嫌だ。どんなトイレ?」という一つの大喜利お題に対し4人で回答を出し続け、その回答で「モザイクアート」を作ろうというコーナー。回答に困ったら一度だけ「写真(GMタイム)」を使うことができる。

写真撮影兼モザイクアート作成者として、『WEST ANTS』所属の「絶対的7%」森田GMが登場した。

「こんなトイレは嫌だ、どんなトイレ?」というお題に取り組む4人
「GMタイム」を使う川北
「GMタイム」を使ういわし

最終的に回答56枚+写真4枚、計60枚の素材が集まり、モザイクアートを制作することに。

モザイクアートの完成を待つ間、再びトークが繰り広げられた。川北は、東京では声をかけられたことが無いのにも関わらず、大阪で初めて声をかけられる経験をしたそう。また、その後なんばで喧嘩を仲裁し、「大阪」を感じたそう。

そのため、川北の大阪のイメージは、「真空ジェシカのファンがいっぱいいて、みんな毎日喧嘩している街」なんだとか。

一方ガクは、大阪に来てたこ焼きを食べようかと思ったが、結局「くら寿司」へ行ってしまったらしい。ダイエットをしているため3皿しか食べなかったと語った。

最終的に出来上がったモザイクアート。中には「観月ありさのファン」や「りょう本人」など風変りな回答も(お題:「こんなトイレは嫌だ。どんなトイレ?」)

モザイクアートが完成し、出来上がった作品を見て「モザイクアートのタイトル」を決めることに。にぼし「キャンメイクのCMの歌詞」、いわし「上手くいかないときの脳」、川北「あとザコ4人で全クリのロックマンのステージ」、ガク「正解すると問題を考えた人の顔になるアタック25」……と、各自が思い思いのタイトルを発表。

最終的に、「1番しっくりきた」という理由でガク考案の「正解すると問題を考えた人の顔になるアタック25」がタイトルに決定した。

にぼしいわしからのプレゼント贈答!エンディング

エンディングでは、にぼしいわしから真空ジェシカへプレゼントが贈られた。

川北には、「川北の右耳を模したコースター」が。ガクには「“にんにょう”用の手編みの靴下」が送られた。どちらもにぼしの手作りなんだそう。

右耳を模したコースターを右耳に当てる川北
“にんにょう”のしっぽの先につける靴下を受け取るガク(参照:https://youtu.be/iQaeAAEZRl4
にぼしいわしと真空ジェシカ

1時間半に及んだ「にぼしいわしの何卒何卒…!vol.1~真空ジェシカ編~」は、大盛況のうちに幕を閉じた。「にぼしいわしの何卒何卒…!」は今後も続けていくそう。次回ゲストはカナメストーン。今後どんな盛り上がりを見せるのか、楽しみだ。

取材(撮影・文):サトミメイ
編集:堀越 愛

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