【気になるNEWS】最新!お笑いライブ コロナ対策状況

2020年9月19日に新型コロナウイルス感染拡大防止を目的としたイベント等の開催制限が緩和されたことを受け、各主催者が対応を始めた。一時は中止が相次いだお笑いライブ界だったが、現在では主催者の入念な感染対策が功を成し、観客を劇場に入れたライブが開催されている。今、劇場はどんな状況なのだろうか。各事務所の発表や劇場に足を運んでいるお笑い好きへの取材を参考に、ライブシーンでのコロナ対策についてまとめていく。


〈注目ポイント〉
☆主催者
☆劇場収容率:各劇場のキャパをネットで調べ、お笑い好きの知人への取材から判断。(筆者の主観であるため、実稼働とは異なる可能性あり)
☆有料配信の有無:コロナ禍を通して、会場に足を運ばなくてもライブを観ることができる有料配信サービスが誕生した。


①プロダクション人力舎

・ライブ名:バカ爆走!
・開催日:10月1日~6日
・会場:ミニホール新宿Fu-
・推定劇場収容率:50%以下
・有料配信:〇
・備考:キャパに対し1/5ほどの収容。1席ずつ間隔を空けて着席。

②マセキ芸能社

・ライブ名:ライラックブルー
・開催日:10月13日
・会場:新宿バティオス
・推定劇場収容率:50%以下
・有料配信:×(後日公式Youtubeアカウントで各ネタが公開される)
・備考:キャパに対し半分ほどの収容。1席ずつ間隔を空けて着席。
    コロナウイルス感染拡大以降、1部→2部公演に(内容は同一)。
    漫才ではコンビ間にシールドあり。

公式Youtubeチャンネル「MASEKIGEINOSHA」
スタンダップコーギー『野球部監督に好かれる方法』

③吉本興業

・ライブ名:お笑いジェイソンズ
・開催日:10月7日
・会場:ヨシモト∞ホール
・劇場収容率:36%(「お笑いナタリー」より)
・有料配信:×
・備考:キャパに対し1/3ほどの収容。

・ライブ名:スキューバタイビングブ
・開催日:10月11日
・会場:沼津ラクーンよしもと劇場
・劇場収容率:34%(「お笑いナタリー」より)
・有料配信:〇
・備考:キャパに対し1/3ほどの収容。

・ライブ名:Kakeru翔LIVEプラス+
・開催日:10月6日
・会場:よしもと漫才劇場
・劇場収容率:44%(「お笑いナタリー」より)
・有料配信:〇
・キャパ305人に対して、133人

最前は3列目から。1~2席空けて着席。新型コロナウイルスの感染者発生が判明した際の追跡連絡に利用するため、観覧客の個人情報記載の協力をお願いしている。

また、吉本興業は11月以降のライブでの劇場収容率を最大80%にまで引き上げる方針を発表している。(参考記事はこちら

④テレビ朝日

・ライブ名:東京ベイビーボーイズ9 CONTE LIVE
・開催日:10月12日
・会場:EX THEATER ROPPONGI
・劇場収容率:100%(920人)(『東京BABY BOYS9』プロデューサー・北野貴章さんのTweetより
・有料配信:〇

コロナウイルスの感染拡大以降、ここまで大規模な会場で満席での開催に踏み切ったライブは、『東京ベイビーボーイズ9 CONTE LIVE』が初めてだ。出演者のゾフィーは、自身のネット冠ラジオ「それいけ!おしゃべりスター」(2020年10月15日配信)で、当日スタッフによる消毒や換気などの入念な感染対策が行われたことを明かした。また、ゾフィー・上田紘平氏は当日「(舞台に)出てってパーンってウケたとき、『うわあ!これこれ!』」と高揚感を覚えたと話した。

他にも、各ライブでは検温、消毒、マスク着用、換気など様々な感染対策が実施されている。また、主催者側が出待ちやプレゼントの受け取りを遠慮している場合が多い。

まだまだ油断の許さない状況。各主催者が発表している注意事項を確認し、ルールを守ってライブを楽しみたい。

ライター:すずき、編集:堀越愛宮下若葉

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