2021.08.25

【ランジャタイ編】「人生は続きますからね、滑った後も」アウチルとエムチル、3度目の正直なるか　～AUNインタビュー～

8月28日（土）、第3回『AUN～コンビ大喜利王決定戦～』が開催されます。『AUN』とは、コンビで挑む新境地の大喜利イベント。2020年12月・2021年4月にライブが開催され、その異様な熱気は地上波（8月9日/テレビ朝日）にまで飛び火。お笑いファンが注目する人気イベントに進化しました。
今回は、第3回『AUN』開催に先駆け、出演者にインタビューを実施。それぞれに宿る『AUN』への意気込みを熟読のうえ、本番を楽しみにお待ちください！

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テレビ版AUN「なんなら司会かと思って」

――ランジャタイさんには、第1回・第2回と続けて『AUN』に出場いただきました。

国崎和也（以下、国崎）：　レギュラーみたいなね、なってますね。2回出て、すごいね、ありがたくて。分かってきてね、『AUN』が。

伊藤幸司（以下、伊藤）：　はいはいはい。

国崎：　分かってきたんですけど、僕らこの前びっくりしたのが、地上波で流れてる。で、僕らだけかな？呼ばれなかったの。

伊藤：　カナメストーンもね。

国崎：　カナメストーンと僕らだけが、まったく呼ばれてないって言うね。それがちょっと、腰抜かしましたね。

伊藤：　ちょっと、腑に落ちないというか。

国崎：　なんなら司会かと思って、気持ち高めてたんで。

伊藤：　準備をね。

国崎：　全然！全然良いんですけどね。そういうのじゃないんでね。あのー、はい。びっくりしましたね。

――レギュラーでライブ版『AUN』に出ているのに、なぜテレビに呼ばれないんだ、と。

伊藤：　そうですね。衝撃は隠せなかったですね。

国崎：　なんなら、ライブは呼ばなくて良いから、テレビだけでも呼んでもらえたらね。

伊藤：　そんなことはないけどね。

国崎：　僕らのどっちかだけでも良いですからね。テレビ。

伊藤：　まぁまぁ、確かに。

――どちらかだけだと、コンビ大喜利じゃなくなってしまいますけど……。

国崎：　まぁ、良いですね。

伊藤：　全然。

国崎：　どっちかさえ、出ればね。

――ランジャタイさんは、ライブ版では大喜利以外でかなり楽しませてくれてますよね。でもテレビは、ちゃんと「大喜利」が主で……。

国崎：　そこなんですよね。

伊藤：　はいはいはい。

国崎：　僕らライブだと、大喜利前のわちゃわちゃみたいなのが、すごい楽しくて。けっこうね、お客さんも笑ってくれるんすよね。で、いざ大喜利ってなったら、誰も笑わなくなって。

伊藤：　ふふ。

国崎：　僕らもまったく、楽しくなくなるんで。

伊藤：　そうですね。

国崎：　そう考えると、テレビだと、わちゃわちゃは無いですもんね。

伊藤：　ガチ大喜利。

国崎：　すごい危なかったですね。テレビに出てたら、滑ってたと思います。

伊藤：　英断ですね。呼ばなくて正解でしたね、僕たちを。

国崎：　僕がプロデューサーなら、絶対呼ばないですね、僕たちは。カナメストーンもそうですね。

――でも、その上で、やっぱりテレビに呼んでほしい。

国崎：　そうですね。滑っても良いんで、呼んでほしいですね。編集でなんとか！生放送じゃないですもんね。編集でいくらでも笑いは足せるんで。

伊藤：　なんで僕らを呼ばなかったんだっていう疑問は残りますね。マヂラブさん、ライブ1回も出てないっすよね。

国崎：　マヂラブさんの、村上さんっていう方？なんて、1回も出てないですよね。

伊藤：　二人とも出てない。

国崎：　村上さん、特に出てないっすもんね。

伊藤：　いや、一緒。二人とも。

国崎：　村上さん、大喜利ライブに一緒に出ると、よく言ってるんですよ。「大喜利やだなぁ」とか「うわ、出たくねえ」とか。そんなこと言ってた人が、テレビではさも大喜利が好きな人のようにやってたんで。あぁ、テレビって怖いなぁと思いましたね。

――ランジャタイさんは過去2回の『AUN』、どちらも初戦で敗退されてますよね。敗因ってなんだと思いますか？

国崎：　敗因は、簡単ですね。とにかくウケなかった、ということですね。

伊藤：　ふふふ。

国崎：　とにかく、それに尽きますね。ひたすらに、ウケなかった。誰も笑ってなかった。

伊藤：　カナメストーンとの対決はね、どちらも1ポイントも取れてなかったですからね。

国崎：　あれ、どうやって勝敗決まったんでしたっけ。大声でしたっけ？人の良さとかでしたっけ？

――ちょっと、すぐに思い出せない……。

国崎：　思い出せないですよね。

伊藤：　印象が薄い。

――ランジャタイさんとカナメストーンさんは、ライブ版『AUN』のファンからは絶大な人気があると思います。

国崎：　そうなんですか!?……ファンの方が、もっとね、声を上げてくれたら。テレビに届いたと思うんですよ。

伊藤：　確かに。やっぱりAマッソは、テレビでもいけるなっていう判断があったんですかね。

国崎：　そうそう。カナメストーン・Aマッソ・ランジャタイが並んだら、絶対に僕はAマッソを呼びますから。

伊藤：　そうですか？

国崎：　ひっくいっすね、カナメストーンとランジャタイは。会議に上がらないと思います。会議には上がりましたか？僕らは。

――そこまではちょっと、分からないです……。でも第1回『AUN』に出ていた蛙亭さんは、出演されてましたね。

国崎：　やっぱりねぇ。

伊藤：　おかしいっすね、忖度みたいな。

国崎：　あの声優の子でしょ。中野くんっていうね。

伊藤：　声優では、ないと思いますけどね。良い声はしてる。

国崎：　良い声だけで上京してきたんですもんね。

伊藤：　あとお絵かき。

国崎：　お絵かき上京ですよね。お絵かき良い声上京してきた子ですね。

毎日『AUN』があれば良いのにな

――これまで2回『AUN』に出場いただいて、ランジャタイさんから制作側への不満や意見はありますか？

国崎：　いや、もう！なんにもないです。素晴らしい企画とライブです。『AUN』目指してきてますから、僕ら。

伊藤：　そうそう。

国崎：　知ってます？今年は『M-1』捨てて、『AUN』目指してきてたんですよ。

――そうだったんですか？

国崎：　はい。『M-1』蹴って『AUN』行ったのに、テレビに呼ばれなかったんで。はぁ……ってなったんですけど。それでもなんか、ね、許さないとかじゃないよね。

伊藤：　まぁまぁまぁ。

国崎：　それでも『AUN』が好きなんでね。

伊藤：　僕は『M-1』ですけどね、絶対に。

国崎：　僕は『AUN』派なんでね。

伊藤：　僕は『M-1』。

国崎：　『M-1』か『AUN』かで、『AUN』に走っちゃった人間なんで。テレビもちょっとね。出たかったですね、そうなると。

伊藤：　まぁ……。

国崎：　素晴らしいライブです。毎日『AUN』があれば良いのにな、とか思っちゃってますね、正直ね。

伊藤：　そんなに好きなんですね、『AUN』。

国崎：　『AUN』が人間だったらなぁ。

伊藤：　結婚しちゃう？

国崎：　はい。擬人化してほしいなぁ。なんか、マスコットキャラ作ってくれたら。そういうの全然僕ら、やりますんでね。

伊藤：　AUNちゃんね。中に入って。それでも良いね。

国崎：　AUNちゃん。

伊藤：　AUNちゃんとして出たいですね、次は。

国崎：　BKBさんはね、追放というか。全然僕らやりますから。

――MCをですか？

国崎：　AUNちゃんを。

伊藤：　盛り上げ役。

――AUNちゃんは、どんな感じのキャラクターなんですか？

国崎：　ほぼBKBさんですね。グラサンかけて。あの服着てやりますね。

伊藤：　じゃあBKBさんで良いんじゃないですか？

国崎：　そういう声もありますね。

――『AUN』派と『M-1』派で分かれてしまいましたが、大丈夫ですか？

伊藤：　全然大丈夫じゃない。

国崎：　『AUN』ついていける？

伊藤：　え？

国崎：　『AUN』と『M-1』、かぶったらどうする？日にち。

伊藤：　いや、1個も悩まないです。『M-1』を僕は取ります。すいませんね、それは。

国崎：　しょうがないか。まぁ、だから、各々出ることになります。『M-1』は彼が行ってくれて、『AUN』は僕が。

伊藤：　両方失格になるね、そしたら。

国崎：　ふふふ。

伊藤：　それは『M-1』に統一していただいて。

国崎：　僕はもう、断然『AUN』派なんで。「AUNチルドレン」です。

伊藤：　アウチル？

国崎：　僕は、『AUN』以前・『AUN』以後に分かれますから。

伊藤：　僕は「エムチル」で。「アウチル」と「エムチル」でやっていきます。

――国崎さんはなぜそんなに『AUN』を愛してくれているんですか？

国崎：　最初は『AUN』ってなんだ、って思ったんですけど、ライブに出ていくうちに、あぁ、良いもんだなぁって。大喜利でお客さんが笑ってくれる。……他のコンビを、なんですけど。ほかのコンビの大喜利を見て、お客さんが笑ってくれる。あの笑顔を見ただけで、気持ちがなんだか昂るというか。他のコンビ、なんですけどね。あ、お客さんが笑ってる、って。それが『AUN』ですね。

伊藤：　でもテレビは呼んでくれなかった。

国崎：　そうですね。

伊藤：　そこに対する怒りは無いんですか？

国崎：　いや！無いですね。そこはなんか、あぁ、やっぱりかぁ、って。

もみあげに左右される人生

――お互いの他己紹介をしていただけますか？

国崎：　タコ紹介!?

伊藤：　タコ、……タコですか!?

国崎：　タコってあの？寅さんの社長？

伊藤：　タコ社長？

国崎：　タコ社長紹介ですか？全然喋れますよ、僕ら。寅さん観てるんで。

――国崎さんから伊藤さん、伊藤さんから国崎さんの紹介を……「うちの相方は、こういう人ですよ」という。

国崎：　あぁ、なるほど。

――では、国崎さんから伊藤さんの紹介をお願いできますか？

国崎：　伊藤くんは、まぁ見てもらえば分かるんですけど、髪型。ここだけの話なんですけど……これ言って良いんかな？まぁ良いか。この両もみあげが、今は押さえてますけど、けっこう自由自在に動き回ることができて。人が見てないときは、ここで歩いたりするんですよね。手足使わないっていうね。

1回ね、いつもと違う方向から彼が帰るんで、「あれ、家あっちなのになぁ」と思ってあとをつけて行ったら、ビルの角を曲がって、この人がもみあげで助走つけて、空高く飛んでいって。

もみあげに人生を左右される、そういうところがありますね。あと多分ですけど、本体が……僕も推測なんですけど、本体が髪型だと思うんですよね。家帰ったら、服とか脱ぐじゃないですか。そういうんじゃなくて、もみあげが、彼を脱いで。もみあげが生活してると、僕は推測してますね。

たまーに、カチッっていうんですよね。もみあげがパーツにハマってる感じの音がするんで、多分ですけど、もみあげが本体。

――……バレてしまって、大丈夫ですか？

伊藤：　まぁ、バレたというか、言ってることがよく分かんないというか。はい。

――では逆に、伊藤さんから国崎さんのご紹介を。

伊藤：　嫌な野郎です。クソ野郎。

国崎：　はっはっは。

伊藤：　それだけですね。

国崎：　クソ野郎！

――どんなところが……。

伊藤：　今の、一連の流れでも分かる通り。

国崎：　ふっふっふ。

伊藤：　クソ野郎です。

――……他のコンビにランジャタイさんが負けないところってなんだと思いますか？

国崎：　滑ってからが強い。滑ってもなにも思わないっていうのは強いと思います。

伊藤：　だから負けてるんでしょうね、毎回、1回戦で。

国崎：　まったくなんの感情もわかないっていうのは、強いかもしれないですね。

伊藤：　デシベルで計ってほしいよね、笑い声を。大喜利だけじゃなく、登場してからのトータルで見てほしいですね。

国崎：　あぁそうですね。大喜利からのデシベルはやめてくださいね。

伊藤：　ふふ。

――前回も、「滑っても死なない」とおっしゃってましたね。

国崎：　そうっすね。死ぬんじゃないかみたいな顔する芸人もいるんですけど、死なないですから。人生は続きますからね、滑った後も。どっかでウケりゃ良いですから。死ぬ寸前のどっかまで。ウケるの待ってる状態ですね。

伊藤：　ウケ待ち。

『AUN』もろとも、木端微塵

――第3回『AUN』、ランジャタイさんと初戦で対戦するのがこちらの芸人さんです。

国崎：　あぁ、知ってますよ！……こんなに黒かったでしたっけ!?

伊藤：　ザ・ギースではないんですね、対戦相手。

国崎：　ザ・ギースは出ますか？

――今回は出場しないです。

伊藤：　ザ・ギース、さようなら。TBなのね、今回は。

国崎：　ツム・ブラウンですよね。

伊藤：　ツム・ブラウン？

国崎：　彼、布川さん、エクステの総大将なの。知ってます？

――いや……知らなかったです。

国崎：　エクステの総大将で。この隣はね、人間のフリしたバケモノですからね。

伊藤：　ほんとほんと。

国崎：　怪物ですからね。

伊藤：　怪物。

国崎：　じゃがいもがね、服着てるだけなんだから。ふふふ。じゃがいもの総大将が服着てるだけですから。二人とも、面白かったから良かったですよね。彼とは同期なんですよ、ちみおちゃんとはね。

伊藤：　ちみおちゃんとはね。カワヌノさんは、一個上だよね。

国崎：　カワヌノさんは、ライブ終わった後、後輩と自分の肛門を一緒に写真撮るんですね。

伊藤：　肛門を開いて、写真を撮らせたがりますね。あと送ってきたりもします。肛門の写真を。

国崎：　本当に送ってきます。で、ちょっとリテラシーに疎い後輩が、肛門と自分の写真をTwitterにUPしちゃって。ふふふ。危なかったことがありましたね。もろとも終わる、みたいな。

伊藤：　肛門とツーショットをね。

国崎：　布川さんも、股の裏からこう、写ってるから。本当におしまいのときがね。でもその後輩が、まだ日の目を見てない芸人だから1いいねで済んだんですよ。良かったですね、1いいねしたやつが拡散しなくて良かったですけど。

伊藤：　まぁ、肛門の写真持ってますからね、我々。いつでも終わらせることができる。

国崎：　いつでも布川さんのことは終わらせられますね。

伊藤：　文春に、肛門流出。

国崎：　でもみちおちゃんが良いやつなんでね。

伊藤：　肛門と、良いやつ。

国崎：　肛門と、良いじゃがいも。ふふ、華ありますね。多分、最近表に出過ぎて、裏を忘れてると思うんですよ。僕らみたいな地下連中の笑いを、思い出させたいですね。元々はこっち側の人間ですからね。

伊藤：　地下を忘れてたら、肛門出さないんじゃない？

国崎：　ふふ、ぐうの音も出ないですね。

伊藤：　ふふふ。

国崎：　最近肛門出してないよね。

伊藤：　3か月くらい前に出してましたけどね。

国崎：　じゃあぐうの音も出ないですね。完敗ですね。

――トム・ブラウンさんに勝つための作戦はありますか？

国崎：　負けそうになったら、布川さんの肛門の写真を出すだけですね。それで「キャー！」って言ってくれればね、『AUN』もろとも、終わりなんで。『AUN』って配信ありましたっけ？

――あります。

国崎：　じゃあ終わりますね。『AUN』もろとも。

伊藤：　木端微塵。

国崎：　全員の人生が、狂うことになりますね。あれ、肛門ってOKでしたっけ？

――NGだと思います。

国崎：　あぁ、そっかぁ……。肛門の横のほくろとかは、OKなんですかね？ほくろだって言い張って、肛門出したりね。

――？あぁ……。

国崎：　ほんとになにをするか分かんないコンビなんでね。

伊藤：　配信無かったら出してるかもしれないですね。

国崎：　むかーし、ライブのエンディングで殴り合いしてましたね、二人で。

伊藤：　ふふふ。ありましたっけ。なにが原因で？

国崎：　殴り合いが面白いと思って。お客さんにウケると思って、やってましたね。ビンタ合戦みたいな。

伊藤：　肉弾戦になるかもしれないですね、今回の戦い。

国崎：　それはみちおの圧勝ですけどね。あの頃に戻ってほしいですね。みちおがパイナップルを持って、お客さんの前で握りつぶして。パイナップルの返り血が、ビチャっとお客さんの目に入って。トム・ブラウンのネタ中、ずっとお客さんがハンカチで目を覆うみたいな。あの頃に戻ってほしいですね、僕は。

伊藤：　どちらかの頭が潰れるかもしれないですね。

国崎：　伊藤くんは大丈夫ですよ。もみあげが守ってくれるんで。みちおがびっくりするかもしれない。「つ、潰せない！」みたいな。ふふ。

伊藤：　嫌なやつですね。

打倒、野田ちゃんっすわ

――トーナメント表は、こちらです。

国崎：　ちょっと待ってください！野田ってもしかして、野田ちゃんですか!?

――そうです。

国崎：　野田ちゃん！

伊藤：　野田ぶるまちゃん、『キングオブコント』の雪辱を晴らしにきたんでしょうね。

国崎：　めちゃくちゃ楽しみですね。野田ちゃんがAマッソにどう負けるのか。どっかで絶対に「野田ちゃんっすわ」って言いますよ。

伊藤：　あと紺野ぶるまが謎かけするでしょうね、ちんこで。

国崎：　そのときの野田ちゃんの顔が見たいですね。助けることもできず、ボケをかぶせることもできず。野田ちゃんと戦いたいですね。

――そのためには、お互い決勝に進出する必要がありますね。

国崎：　目指しますけど、まず１回戦が鬼門ですね、トム・ブラウン。案外布川さんが、大喜利のお題をけっこう考えるタイプで。

伊藤：　真剣に、真面目に向き合うタイプ。

国崎：　僕らは、まったく考えないですから。ガチで戦いたいんで。だから負けるんでしょうけどね。手数が違いますから。ものすごい少ないです。

伊藤：　ふふふ。

国崎：　打倒、野田ちゃんっすわ。

――最後に、ライブ版『AUN』を楽しみにしている皆さんにメッセージを……。

国崎：　野田ちゃんが出るんで、決勝、マジで、野田ぶるまちゃんとランジャタイの、激闘っすわ。どっちが勝つか分かんないっすけど、とにかく面白いライブにしようと思います。

伊藤：　……。

国崎：　あと、なぜ、テレビに呼んでくれなかったのか。それだけっすわ。

伊藤：　……。

国崎：　あと、やっぱり今回トム・ブラウン、同期対決なんで、激闘っすわ。

伊藤：　……。

国崎：　あと、最近寝つきが悪くて、枕を変えたんすけど、そしたらなんと、熟睡っすわ。

伊藤：　……。

国崎：　あの、いいよ、なんか喋ってどうぞ。

伊藤：　まぁ決勝でね。我々ほんとに決勝行こうと思ってるんで、決勝でお会いしましょう。チャンピオン。

国崎：　そうね。

伊藤：　3代目王者は、俺達だから。

国崎：　やっぱ『AUN』っていうね、A・U・N、ですか？このアルファベット。これと交わらない、『阿吽』っていう漢字。アルファベットと漢字の『あうん』を例えるなら、水と油みたいな。違うな。洗剤か。洗剤の「ダヴ」みたいな。水と、そういう、洗、まじわ、うん。あの例えられなかったですけどね、頑張ります。

取材・文　堀越愛