【WLUCKサロンメンバーアンケート】“お笑いライブ”について

今の時代、様々な媒体を通じてお笑いを楽しむことができる。そんな中でもライブという文化が消えない理由は、ライブでしか得られない生だからこその特別感があるからだと考えられる。

さらに今では配信も多く、時間や距離など の関係で会場に足を運べない人々も気軽に楽しめるようになった。まだまだ進化を遂げているお笑いライブ、今回はそんな「ライブ」に関するアンケート結果を紹介する。

Q1.あなたが「初めて行ったお笑いライブ」はなんですか?

この質問に対しては主に3種類の回答が目立った。

まずは、単独ライブ
「2019年バナナマンライブ、1番大好きな芸人であるバナナマンのコントを生で観る 初めてのライブと決めていた。8年越しの思いで行けたので、笑いと感動が混じったのを今でも覚えている」(20代 学生)など熱い回答も数多く挙がった。

サロンメンバー提供

テレビやラジオを通じて好きになった芸人さんを生で観てみたい、という気持ちは、お笑い好きであれば誰しも一度は持ったことがあるのではないだろうか。

次に、地方営業系ライブ

「2020年8月、愛知県の地方営業。ゾフィー、ザ・マミィが好きで、彼らを目的に行きました」(10代 学生)といった声が挙がった。

ちなみに、私も地元で行われていたライブでデビューを果たした一人である。近くに常設のお笑いライブ会場が無い人にとって、地方営業は行きやすく、お笑いを生で観られるチャンスである。また出演者に自分の好きな芸人さんがいれば尚更だ。

そして、事務所主催のライブだ。

特に「ルミネtheよしもと」での公演は多く挙げられた。選んだ理由として、「はんにゃが大ブレイクしているとき、生で観てみたくて家族全員で劇場に遊びに行きました」(20代 会社員)、「和牛の2人の漫才を生で観てみたくて」(30代 自営業)など、売れっ子芸人が多数出演している「ルミネtheよしもと」の強みが活かされる結果となった。

この他にも「1999年baseよしもと『ガブンチョLIVE』」(30代 フリーランス)、や「2015年4月早稲田大学お笑い工房LUDO『新入生ハローパーティー』」(20代 レコード会社勤務)など多種多様な回答が得られた。

初めてのライブに選ぶ場所は様々である。しかし、面白いことに観るライブは違っても、「生で観た方が何倍も良かった」(10代 学生)、「ネタを観て『テレビよりずっと面白い』と感動した」(30代 フリーランス)など映像と生の違いに驚いた感覚を今でも覚えているという回答が大半であった。

Q2.今まで見た中でもっとも印象的な「単独ライブ」はなんですか?(DVDや配信含む)

ここでは「空気階段」と「東京03」の名前が多く挙げられた。

「空気階段 単独ライブ『baby』 (2019)」を選んだ理由には、「ライブ1本がドラマのようでした」(20代 会社員)、「初めてお笑いを観ながら泣きました。単独ならではの構成になっていて、大大大満足でした」(10代 学生)と面白いだけでは収まらない感情の回答が多く挙げられた。

★「空気階段 単独ライブ『baby』」はこちらから

また、「東京03」の単独ライブを選んだ理由には、「(『人間味風 (2019)』を観た感想として)初めて観たからというのもありますが、タイトルにあるように人間味溢れていて、コントでもお芝居でも楽しめたからです」(20代 学生)、「(『自己泥酔(2017) 』を観た感想として)明転して、豊本さんが並べた椅子にうつ伏せで突っ伏している姿がライブ史上一番印象的だったかもしれないです。スキャンダルをネタにする感じも異色でした」(20代 会社員)と純粋に満足度の高いコントが印象的という回答が多く挙げられた。

その他にも、
2018年4月 アキナ単独ライブ「アキナin NGK」
「コントの最後に『今日耐えたら、明日また笑えるんやし、頑張ろう』という字がモニターに出たとき、涙がでました」(20代 学生)

2018年7月 インディアンス単独ライブ「THE ENTER TAINER」
「最初から最後までずーーーーーっと笑いっぱなし、楽しいだけの単独で、一瞬も現実に戻されなくて、夢見てるみたいに楽しかったのを覚えています。悩みとか全部忘れました。お笑いライブを観て手が震えるような経験は初めてでした」(30代 フリーランス)

2019年5月 ゾフィー単独ライブ「まっすぐズレてる」
「後にキングオブコント決勝に進出する『ふくちゃん』(謝罪会見) 』のネタが生まれたライブで、とても熱気がありました。ネタの面白さもさることながら、腹話術をちゃんと習得するというストイックさ、オリジナルさに『絶対に今年はこのネタがくる!』と思いました。名作ネタの誕生に立ち会えたのは感慨深かったです」(20代 WEBエンジニア)
など、 やはり「単独ライブ」には並々ならぬ思いを抱えている人が多いようだ。私自身、数々の単独ライブに足を運んできた。どれも他のライブとは違った幸福感を感じることができ、見終えた後の余韻に浸れる時間が大好きだ。


お笑いライブによく行かれる方は、ぜひ二つの質問を自分にも投げかけて様々な気持ちを思い出してほしい。また、この記事を通じて、まだ生でお笑いを観たことのない方に、少しでもライブの魅力が伝わっていたら嬉しい。

そしてWLUCKには「お笑い」への情熱を抱えたサロンメンバーが多く在籍している。メンバーとライブの感想を共有することはとても楽しい。そして、普段は客席から観ているお笑いライブを「つくる 」お手伝いができるのもWLUCK の魅力の一つ。少しでも興味があればぜひ入会を検討してみてほしい。

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ライター:ホソヤリサ、編集:なきごろう堀越愛

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