【YOAKEMAE芸人】〜file.33 淳子〜 念願のYOAKEMAE!「先輩の活躍を見てプロに憧れた」

『さらば青春の光 東ブクロの学生芸人YOAKEMAE』(ラジオ関西)、2月27日放送のゲストは「淳子」。早稲田大学お笑い工房LUDOに所属する、現役学生芸人コンビです。収録直後の二人に、お話を聞きました。

淳子(左:中林、右:小野)

メールを2通送った小野

———収録はいかがでしたか?

小野: 東ブクロさんのおかげで、めちゃくちゃ楽しくさせてもらいました。

中林: 僕たちは二人ともさらば青春の光さんがめちゃくちゃ好きなので、もう、ただただびっくりです。

小野: 東ブクロさんが目の前にいるのが、まず信じられなかったです。テレビとかYouTubeで観ている方に名前呼ばれるってすごい。

中林: 「出演が決まった」というLINEが来たときも、ちょうどさらばさんのYouTubeを観ていて。「うわーっ!」って思いました。それくらい好きだったので、嬉しいですね。

小野: 『YOAKEMAE』が始まったときから出たいって思ってたので、卒業ギリギリでこういったチャンスを頂けて、本当に嬉しかったです。

収録中の様子

———収録で「これ言っておけばよかったな」ということがあれば教えてください。

中林: 小野は本当に『YOAKEMAE』にめちゃくちゃ出たがってたので、なにかで結果出したり、紹介してもらったりで出れるように頑張ろうって話してたんです。『YOAKEMAE』に「こういう学生芸人がいるよ」みたいにリスナーが紹介するコーナーがあるじゃないですか。小野は、そこにメールを2通送ってるんです。他人のふりをして、「淳子というコンビがいまして、彼らは本当に面白いんです」みたいに。俺は1通目のときに「そういうのマジでやめてくれ。恥ずかしいから」って言ったんですけど、この前「ごめん、実は2通目も送ってた」って……。

小野: 音沙汰が無かったので、2通目を出してしまいました。

中林: ふざけんなよ。

———その2通のメールは、他人として送ったんですか?

小野: そうですね。メールアドレスは一緒なんですけど。もう半年経ってるしわかんないだろって。

中林: 恥ずかしい……。

小野: 「淳子というコンビがいて、キングオブコント2回戦も行ってるらしくて」……と。

中林: 恥ずかしい……。

小野: 「センスあるコントをしていて……」みたいな感じで書きましたね。

中林: あ~~~……。

先輩の活躍が嬉しい!

———お二人が所属している早稲田大学お笑い工房LUDOは、サークルの人数が多いですよね。特に注目している学生芸人さんがいたら教えていただきたいです。

小野: 4年生の「おみそしる」っていうトリオです。破天荒な芸風ではあるんですけど、どんなときでも見たら笑えちゃうというか。

中林: 音響バーン! みたいな。

小野:  “ザ・大学お笑い”っていう感じです。

中林: 大声出す、とか動き回る、とか

小野: 道具とかも毎回凝ってて。あと、「あなごんち」っていう4年生の男女コンビです。男女コンビならではって感じのネタをやっていて、面白いです。

中林: あとは「ひびヤツネ」っていう男女コンビですね。二人とも3年の代なんですけど、大学の兼ね合いで僕らと一緒に卒業するんで、今年がラストになります。キモい男とそれにただただ引く女子っていう漫才が面白い。漫才でありながら二人の役があって、男の方のキモさが飛び抜けてて、めちゃくちゃ面白いですね、あれは。

収録中の準子

———LUDOにはプロに進んだOB・OGの方が多いと思うのですが、交流はあったのでしょうか?

中林: 「ゼンモンキー」の荻野さんや「ゴヤ」さんは僕らが1年生のときに4年生だったので、ギリギリ時期が被ってました。そこまでがっつり交流があったわけではなかったんですけど、その背中を見て頑張ろうって思ったので、活躍しているところを見ると嬉しいですね。

———荻野さんやゴヤさんは、先輩の中でも目立つ存在でしたか?

中林: やっぱり飛び抜けてました。

小野: みんな面白かったですけど、その中でも、という感じでした。

中林: とんでもなかったですね。

———中林さんはプロ志望だそうですね。そのために、高校の同級生を誘っているとか。

中林: そうですね。まだ口説き落とせてはないんですけど、その同級生と一緒に活動して、4月からオーディションを受けたりフリーのライブに出るのが理想です。

———そうなんですね。お二人は、影響を受けた芸人さんはいますか?

中林: 僕は「待機児童」とか。

小野: 今のゴヤさんですね。

中林: ゴヤさんとかゼンモンキーの荻野さんとかを見ていて、プロになりたいっていう気持ちがちょっと強くなったかなっていうのがあります。あと、オードリーさんとかダイアンさんとか、中高からの友達でコンビを組んでいる芸人さんの独特な雰囲気に憧れていて。今高校時代の友達を誘っているのも、その2組の影響があると思います。

面白ければ結果に繋がる

———お二人がコンビを組んだきっかけはなんですか?

小野: 色々なコンビを組んでたんですけどなかなかうまくいかなくて、相方を新しく探してるときに「中林くんって子がいるんだけど」ってサークルの人に紹介してもらいました。一緒に飲んで、「ちょっと組んでくれないか」って頼んで。中林が「ネタ全部俺書くよ」って言ってくれたんで、お願いして、っていう感じですね。

ネタを披露する淳子

———学生芸人として一番の思い出を聞かせていただきたいです。

小野: 淳子は2年生の11月くらいに組んだんですけど、僕はさっきも申し上げた通り、それまであんまりうまくいってなかったんですよ。だから正直淳子にもあんまり期待してなくて、半ば諦めの気持ちで組んでました。でも2年生の1月、『アルティメットレクリエーション』っていう大会で決勝行かせてもらえることになって。それまでお笑いで全然良いことがなかったので、そこで初めて脚光を浴びてすごく嬉しかったですね。あと『キングオブコント』の2回戦に行ったときも嬉しかったです。

※アルティメットレクリエーションフェスティバル。大学お笑いの冬の個人戦

中林: 僕は『NOROSHI』ですかね。2年生のときに淳子・僕のピン・後輩のコンビで出て、本当に運良くなんですけど準決勝に進出できて。「俺らが面白いと思ってやってることで笑ってくれるんだな」じゃないですけど……なんだろう、認められた感覚というか。もちろん今までも笑ってもらえることはあったんだけど。

※1番面白いサークルを決める、大学お笑いの団体戦

小野: 評価された感覚があったよね。

中林: そうそう、「面白ければウケる、結果が出る」っていうのを知れたっていうのが嬉しかったですね。

収録後、東ブクロと

大学お笑いを楽しく締めくくりたい

———淳子として活動する残り少ない期間で、「最後にこれはやっておきたい」ということはありますか?

小野: 自分たちの仲良い人と一緒にライブとかできたらなぁっていう話を、前にちょっとしました。サークルの卒業ライブはあるんですけど、それとは別に、他のサークルの人にも一緒に出てもらって、アットホームな雰囲気でライブしたいなっていうのがあります。大学お笑いを良い思い出で終えたいですね。

文・写真 ふじもと
編集 堀越愛

PROFILE

<淳子>
早稲田大学お笑い工房LUDO 所属

左:中林
右:小野

『YOAKEMAE』淳子 出演回

早稲田大学「お笑い工房LUDO」 情報

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