東京のライブシーンに欠かせないメンバーが集結!漫才・コント・ピン芸でバトルする「ケイダッシュゴールドライブ」

漫才・コントはもちろん、モノマネや一発ギャグの名手も揃う事務所・ケイダッシュステージ。様々なカラーの芸人が所属しており、「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」とランク別に毎月3回、事務所ライブを開催している。

今回は、2020年12月17日に新宿バティオスで行われたケイダッシュステージの最上級ライブ「ケイダッシュゴールドライブ」をレポート。

このライブは、ケイダッシュステージに所属する芸人たちによるネタバトルライブ。

通常はネタ終わりに、観客が記入した投票用紙を回収し、エンディングで順位を発表するが、今回は新型コロナウイルス感染予防対策のため、投票用紙は客席に置いて退席してもらい、終演後に回収、順位はTwitterでの発表となった

安定のMC・ハマカーン!オープニングから笑いの連続!

オープニングMCは、ハマカーン(浜谷健司、神田伸一郎)。ライブの説明や諸注意など、漫才にも似た軽快なトークで客席を温め、後輩たちのネタを楽しんでもらう空気を作った。

MCのハマカーン(左:浜谷健司、右:神田伸一郎)

これからが楽しみな漫才師&発想が面白いコント師が登場!

まずは前半!トップバッターは、ゴンゴール(氏原真一、坂本隆行)。見た目は柄が悪いが、熱い気持ちを届けるツッコミの氏原と、ニコニコしながら「ネタを飛ばした!」と言い放つ坂本。ネタを飛ばしたのは、ネタなのか……? そんなライブの醍醐味を味わえる漫才で客席を楽しませた。

ゴンゴール(左:氏原真一、右:坂本隆行)

キズマシーン(SAMIDARE、カミノシュウヘイ)は、「友達に催眠術をかけたつもりが、全然かからない」というコントを披露。催眠術をかけるには、あるピンポイントな条件が必要……? 催眠術のコントはたくさんあるが、独自の視点で新しさを見せた。

キズマシーン(左:SAMIDARE、右:カミノシュウヘイ)

今風とちょいダサの間をいく(?)トキヨアキイ(よし、ササ)は、いつもの挨拶から漫才をスタート。ササの作り込んだキャラに、よしのハイトーンボイスなツッコミがテンポよくハマり、客席を盛り上げた。

トキヨアキイ(左:よし、右:ササ)

いつも様々な手法で笑いを取るクロコップ(荒木好之、しょうた)は、ミュージカル風のコント。歌に合わせ、ノリノリで案内してくれるお巡りさんだが、案内された場所は一体……? しっかり歌い上げる楽しそうな荒木と、困惑するしょうたの呆れたようなツッコミがクセになる!

クロコップ(左:しょうた、右:荒木好之)

マスオチョップ(松本拓郎、西園ひろむ)はリアルな演技で、あり得ない設定に説得力を持たせたコントを披露。虫の使い手と間違えられ、現金を詰まれて弟子入り希望されても困る!? 二人の独特な間合いは、ハマカーンにもどハマり!

マスオチョップ(左:西園ひろむ、右:松本拓郎)

フレンチぶる(加瀬部駿介、大西翔)は優しそうな見た目のツッコミ大西と、顔も衣装もインパクトが強い加瀬部で、オードリーを彷彿とさせる漫才を披露。一言発するたびに「キラキラ」と擬音が入りそうな加瀬部のしゃべりと、振り回されながらも分かりやすいツッコミを入れる大西との掛け合いがたまらない!

フレンチぶる(左:加瀬部駿介、右:大西翔)

前半組が終了したところで、ハマカーンの中MCが入る。最近のエピソードトークや、後輩芸人のネタの感想などで観客を楽しませた。

正統派漫才からピン芸人まで!バリエーション豊富なラインナップ!

後半のトップバッターは、チャーミング炒飯(浜口芳行、川原翔平)。若手芸人にありがちな「お金が無い」というテーマで漫才を開始。お金が無いというわりに、出てくる単語が「iPad」「ウォーターサーバー」「海外の世界遺産旅行」!? という気になる展開で観客を惹き付けた。

チャーミング炒飯(左:浜口芳行、右:川原翔平)

オッパショ石(広田ハヤト、蒲谷ユウキ)は、登場シーンからなぜか笑い声が。まず壮大な下ネタで客席の心を掴み、漫才では面白フェイスの広田が大暴れし、会場を盛り上げた。

オッパショ石(左:広田ハヤト、右:蒲谷ユウキ)

ショートコントでお馴染みのサツマカワRPGは、短い怖い話を披露。笑いと恐怖の波状攻撃で客席を魅了した。迫真の演技に、会場は悲鳴にも笑いにも似た歓声に包まれた。

サツマカワRPG

続くどんぐりたけしは、息つく暇もないほど詰めに詰め込んだショートコントで挑んだ。昔話をベースに、お馴染みのネタを盛り込みつつ、ギャグも炸裂。ステージを駆け回り、観客を楽しませた。

どんぐりたけし

出演ライブ数は東京芸人随一!? 無双状態のヤーレンズ(楢原真樹、出井凖之介)は、引っ越しの挨拶を練習するという漫才を披露。自由奔放でおおらかにボケる楢原と、細かくツッコむ出井とのコンビネーションが見事! ボケ・ツッコミのラリーが楽しく、切り口の鋭いツッコミも心地良い。

ヤーレンズ(左:楢原真樹、右:出井凖之介)

トリは、岡田桜井(岡田竜、桜井友朗)。「買いたいものは買った方が良い」という話から徐々に脱線していく漫才で会場を沸かせた。「漫画の割り勘は良いけど、電動歯ブラシの割り勘は?」など、高校の同級生コンビならではの、じゃれ合いにも似た掛け合いが微笑ましい。

岡田桜井(左:岡田竜、右:桜井友朗)

ネタ終了後は、ハマカーンが再び登場。舞台裏のお手伝いをしていたトッキブツ(しみず、太田光司)が作った香盤表のサツマカワRPGのジャンルが「ピンネタ」や「ギャグ」ではなく、「オリジナル」となっていたというエピソードで笑いを誘った。

2020年最後の事務所ライブということもあり、ハマカーンの「良いお年を〜!」の掛け声でライブは締められた。

エンディングトークをするハマカーン

ライブの客層は20〜30代の女性がメインとなり、落ち着いた雰囲気で初心者でも居心地良くライブが楽しめる。配信のみのライブも行っているので、一度チェックしてから劇場に行ってみるのもおすすめ!

 

ライター・撮影:せんかわ

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