【シアターフニャオ×「14歳の栞」トークショーレポート】映画の感想が止まらない!ダンビラムーチョ原田の連載が初イベントを開催

2025年2月15日(土)、渋谷・ホワイトシネクイントにて『シアターフニャオ 3rd Anniversary「14歳の栞」特別上映×トークショー』が開催された。

本イベントは、ダンビラムーチョ・原田フニャオがワラパーで連載中のコラム『シアターフニャオ』3周年を記念したもの。連載のイベントは今回が初めて。『シアターフニャオ』では毎回おすすめ映画を紹介しており、昨年2月には映画『14歳の栞』について語った記事を公開している。

★「シアターフニャオ ~ダンビラムーチョ原田フニャオの日常~」はコチラから
★映画『14歳の栞』について語ったコラムはコチラから

イベントでは、『14歳の栞』上映後にトークショーを実施。トークショーには、ゲストとしてレインボー・ジャンボたかお、サンシャイン・坂田光、カナメストーンが登場し、とらふぐ・田畑祐一がMCを務めた。

参加者には、ノベルティとしてオリジナルステッカーを配布した

トークショーの様子

MCの田畑(左)とダンビラムーチョ原田(右)。観客の8割ほどが『シアターフニャオ』読者だった!
映画『14歳の栞』を観た直後、興奮冷めやらぬまま登場したゲストたち。右から、レインボー・ジャンボ、カナメストーン・零士/山口、サンシャイン・坂田
普段から原田にオススメされた映画をよく観ているというジャンボ。小説『説教男と不倫女と今日、旦那を殺すことにした女』を出版した際に原田から長文の感想が送られてきたことがあり、原田の“エンタメライター”力を信頼している。同い年のため「同じような学生時代を過ごしたんじゃないか」と原田
カナメストーンは14歳のときに仲良くなり、そこからずっと一緒。当時19(ジューク)が人気で、文化祭では「14(ジューシ)」というコンビを組んで漫才を披露した。「14歳から人生が輝きだしたなぁ、山口と仲良くなってから」(零士)
坂田は映画や音楽に対する熱量が凄いので、「作品に対する熱を聞きたい」と原田。坂田はラジオ『SCHOOL OF LOCK!』の3代目校長であり、当時は頻繁に10代たちの悩み相談に乗っていた。それもあり、10代をリアルに映し出した『14歳の栞』にも深い思い入れがある様子(坂田が校長退任にあたり公開したnoteはコチラから)
トークショーに参加が叶わなかった竹林監督より、サプライズでメッセージが届いた。「(シアターフニャオを)拝読しております」のコメントに、「嬉しい~!」と原田
『14歳の栞』で印象に残ったシーンを熱弁。ジャンボ「全員がキラキラしていて愛おしい!」、零士「可能性が無限大」と、トークが止まらない。10代が映像に残っているのがうらやましいという話題から「今すぐ大切な人との動画を撮れ!」と坂田。写真が残っていても、声は忘れてしまう。動画があればタイムスリップするようにそのときに戻れるから……という話に胸打たれた観客も多かったようだ
出演者たちの「14歳の写真」を見ながらトーク。原田が持ってきたのは林間学校の写真。14歳当時、原田は「人見知りで女子とまったくしゃべれなかった」という。「こんなエロ河童のラスボスみたいな人が!?」(ジャンボ)
真ん中が坂田。ノリでみんなで坊主にしたら、女子がストライキを起こしたそう。坊主が不評すぎて、女子たちはみんな隣中の男子と付き合ってしまった
同じ中学のサッカー部だったカナメストーン。サッカー部は、学校でもっともイケてる部活だった。山口いわく「零士は一番のカリスマ」。当時、零士はタートルネックのラルフローレンにカーディガンを合わせていた。山口は坊主で、前髪だけ長かった
「14(ジューシ)」による漫才写真。「B&B!?」(ジャンボ)。「俺、なんでこんな髪型なのかわからない」と零士
ジャンボは体育祭の写真。当時と身長は変わらないが「今より60キロ痩せてた」(ジャンボ)。当時は尖りすぎて、モテかけていたにも関わらず女子と話さなかった
楽しい時間はあっという間に終わり、トークショーは終了。原田からは「年に1回、毎年やりたい!(『14歳の栞』を観るのは)3回目なんですけど、観るたびに見どころが違う」とコメントが。出演者たちは、控室に戻ってからも映画の感想をしゃべり続けていた