映画『MONDAYS』みたいにタイムリープできたら、脇田さんに言いたいこと【シアターフニャオ 〜ダンビラムーチョ原田の日常〜 vol.22】

実は映画通の芸人、ダンビラムーチョ・原田フニャオさん。『シアターフニャオ』(月1回更新)は、フニャオさんが日常で起きたエピソードとともに映画を紹介するコラムです。
先日、M-1ツアーで青森に行ったフニャオさん。ツアーの合間に観光に出かけ楽しい時間を過ごしたのですが、会場に戻ってから先輩芸人に失礼なことをしてしまったそう……

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シアターフニャオは映画コラム!

前回紹介した『14歳の栞』という映画の後追いインフォメーション。

クリープハイプさんの『栞』という曲がきっかけで作られたこの映画は、本当にある中学2年生のクラス35人全員に密着したドキュメント映画。なんとクラス全員分の35本の作品をまずつくり、それを1年かけて2時間の映画に編集したらしい。

おいおい、なんだか今回は、ちゃんと映画コラムっぽい入りじゃん?

そう、たった今『14歳の栞』、そして上映後のアフタートークも見させて頂いたので、ホヤホヤの状態なんだ。
監督と企画の方のアフタートークも、4年連続の再々々上映のアフタートークということで焦るくらい仕上がっていた。

一生見続けたい映画。

クリープハイプ -「栞」(MUSIC VIDEO)

無意識に求めてしまったカップラーメン

もしタイムリープできたら、、あのときに戻りたい。
自分が先輩の立場だったら、すごくすごく嫌なことをしてしまったんだ。

それはM-1ツアーin青森でのこと。
M-1ツアーは、地方の町のお客さんが来てくれてとても楽しい。そして、ご当地のものをみんなで食べに行くのも醍醐味だ。

1公演目と2公演目の合間に、なんとなく自然に数人集まり「どこどこ行きましょうか〜」という流れでチームが出来てくる。

その日、僕はシシガシラ脇田さんに連れてってもらえることになった。チームメイトは、脇田さんと僕に加え、くらげ杉、エバース佐々木の4人。
そして楽屋には大原、くらげ渡辺、オズワルド伊藤の別チーム。カベポスターがトリだったので、せっかくだし誘おうということでネタが終わるのを待っていた。

こういうとき、コンビ一緒というのは小っ恥ずかしいので、チームごとプランを発表し、カベポスターのふたりに選んでもらおうということになった。

そしてネタ終わり、思った3倍身長が高い永見くんと、思った5倍ゴリラーマンな浜田くんがやってきた。

第一回青森プレゼン大会、先攻は我らが脇田チーム。
「俺らは市場に行き、青森名物のっけ丼を食べます。そしてさらにその後サウナに行って気持ちの良い汗をかきます!」

後攻、大原チーム。
「俺らもまずは、のっけ丼を食べます。ただ程よい量を食べて、その後、名店の煮干しラーメンを食べます!」

声を合わし「せーのっ!」

永見くん浜田くんの指先は、、、ふたりとも僕の相方・大原の方向を指していた。

イメージ脇田さん

「冗談ですやん!」と、浜田くんが脇田チームに加わりワハハと市場に行った。

市場のいろいろな店で、海鮮を選びオリジナルの丼を作るのっけ丼は、作るのも楽しく海鮮も新鮮ですごくテンションが上がった。

それぞれののっけ丼 〜思うがままに〜

食べ終わった後、脇田さんは「うまかったなー!俺はサウナ行くけどみんな本当に気にせず、この後普通に会場に戻っても良いし、ラーメン食べにも行って良いからな!」とずっと気を使ってくれていた。

優しいなぁ。

そして、脇田さん、杉、佐々木、僕の4人でサウナに向かった。

まちなか温泉というお風呂。昔ながらの雰囲気もありサウナも広く最高だった。
サウナに入ってる途中、佐々木が急に立ち上がり「すみません、リモート打ち合わせ行ってきます!」と意味不明な理由で抜け出すこともあったが、ずっと楽しかった。

みんなで「気持ちよかったなぁ〜」とサウナを後にしタクシーで会場に戻った。

ここで、、、、やってしまった。

オズワルド畠中が撮った写真

体が自然と、カップラーメンを作り出してしまった。

僕が先輩だったら、とても嫌な気持ちになる。「おいおい、お腹減ってるんかい。減ってるんだったら言えよ。なにか美味しいものでも食べれただろ。そんな小さい先輩だと思ってるのかい?」そんなことを思ってしまう。

ただそんなことはない。
そんなことはないんだ!

だから僕はタイムリープが出来たら、
サウナ終わり、服を着ているときに戻って脇田さんに言いたい。

「脇田さん、、、飲み物、、飲み物を頂いて良いですか!?」

と。

脇田さんはサウナ終わり、水分を一滴もとらずに「よーし帰るぞ!」と服を着て出口を出た。水分を取らない!?これが脇田さん流のサウナの楽しみ方なのか?水分を求めるのなんてナンセンスなのか?むしろずっと僕が間違えていたのか!?そんなことを思い、言い出せなかったんだ。

だから体が勝手に、水分、そして塩分を求めカップラーメンを作り出していた。

脇田さん、すみません。
水分が欲しかったんです、、

「お前、先輩に連れてってもらってカップラーメン食うのヤバいだろ!」と散々他の人に言われる中、、、

楽屋の奥にはでっかいパンをむしゃむしゃ食べている杉と佐々木がいました。

Funyao`s recommendation

さぁ今回紹介したい映画は、、
『14歳の栞』の竹林監督が撮ったタイムリープ映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』

タイムリープを使ってなにかをするのではなく、タイムリープを終わらせるためになにかをするという斬新な内容。

舞台も小さな広告代理店の会社の中という、身近な場所なのでなんだかリアリティがある。ただ、ストーリーは壮大で、登場人物のバックボーンも見え始めてくると、出て来る人達がすごく好きになり応援してしまう。

働くことはつらいけど、この映画を観たら頑張る気力が湧いてくる。
4月から新社会人で不安な人も是非観てほしい映画だ。


『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』
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文:原田フニャオ(ダンビラムーチョ)
編集:堀越 愛、サムネイルデザイン:つるみ32

PROFILE

原田フニャオ(ダンビラムーチョ)

・出身地:長野県諏訪市
・趣味:映画、代々木八幡猫探し、酔っ払う
・特技:けん玉

★Twitter:@danviraHARADA
★Instagram:yoshihiro0519

★公式プロフィール:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=4459
★公式YouTube:ダンビラムーチョ