「オファーお待ちしております!!」~第1回:みたらし祭り・ゴッチス編~

『WLUCK PARK』では、若手芸人さんの活躍の場を増やしたい!という想いから新企画「オファーお待ちしております!」をはじめることにしました。この企画は芸人さんに“仕事にしたい趣味&特技”を紹介してもらい、実際にお仕事につなげてもらえることを目標としています。(関係者の皆さま、ぜひオファーをお願いいたします!!!)
第1回目のゲストは、人力舎所属・コンビ結成1年目のみたらし祭り(ゴッチス、りゅうせい)。今、ライブシーンで活躍し、『おもしろ荘』の最終オーディションにも残った今後が期待される二人です。ゴッチス編、りゅうせい編に分けてお届けします。
まずはゴッチスさんに仕事につなげたい特技&趣味を聞いてみました!

★りゅうせい編はコチラから!

仕事に繋げたい特技&趣味①「ソロキャンプ」

家族がもともとアウトドア好きで、キャンプにハマったのは父親の影響が大きいです。小さい頃、家族と車でキャンプに行ったときに(車で)ヘビを踏んでしまって……。すると、父親が「ラッキーだ!」って言ってヘビを剥いて食べたんですよ(笑)。そのときに「かっこいい!」って思って。かなりイカツイ父親で……、キャンプの楽しさを教えてもらいました。

キャンプは大人数で行くのも好きなんですけど、ひとりの時間を楽しめるソロキャンプのほうが好き。最近はありがたいことにライブが多くてあまり行けてないんですけど、2020年は20回くらい行きました! おすすめシーズンは、人がいない、虫も少ない、自然を独り占めできる冬がベスト。お気に入りは山梨県の河口湖付近のキャンプ場で、富士山を見ながらのソロキャンプは最高です。

プレゼン①“荷物は最小限”&‟自然を最大限活用“がゴッチス流!

キャンプ場へはバイクで行くので、荷物(ギア)は極力少なくします。1人用のテントと寝袋、銀マット、テントの中に敷くマット、調理道具、食料ぐらい。特に銀マットは保温効果が凄くて、最強です(笑)。
ブッシュクラフト(現地調達を基本としたアウトドア)が得意なので、イスとか机など、必要な道具はその場で作ります。キャンプ場の方から丸太を貰って、それを削ったりして。
あとウクレレは欠かせません! 歌は下手なんですけど、ソロキャンプなら人の目を気にせず自由に歌えるので楽しいんです(笑)。
事前にちゃんと計画を立てることもあるんですけど、「あ、今日じかんあるな!」って感じで突発的にバイクでフラっと行くことも多いです。いつでも行けるようにバイクには荷物一式が入ってます!

キャンプ場へは愛用のバイク(ホンダVTR250)で!(山梨県のキャンプ場までは東京から約2時間かかります)

プレゼン②簡単キャンプ飯と火起こしが得意!

キャンプ飯にもこだわってます! いかに簡単に作れるかを常に実験してて、缶詰は重宝するのでよく使います。コーヒーを飲むのも好きなんですけど、今まではインスタントだったので、今後は豆から挽いたりしてこだわってみたいですね。

【ゴッチスおすすめ!簡単おつまみ】
チーズタッカルビ
焼き鳥の缶詰(いなば食品の「焼きとり たれ味」)にチーズを入れるだけ。
※いなば食品の缶詰は缶のまま火にかけられるので便利!

写真は“えのきのバターホイル焼き”。仕上げに醤油を少し垂らせば完成!簡単なのに美味しいです♪

あと、火を起こすのが得意で、僕は火付けのときに着火剤などは使いません。手順としては、まず薪をナイフで鰹節みたいに削る。細かくフワフワにすることで火が付きやすくなります。で、ファイヤースターターという火打石のようなギアを使って火花を起こす。その火を削った薪に付け、どんどん火種を大きくしていきます。薪を削るのが難しい人は、ほどいた麻紐でも代用可能です。

【ゴッチスのソロキャンプスケジュール】

14:00
キャンプ場に到着!

テントを立てる(折り畳み式テントなので15分くらいで簡単に設置!)
薪の準備
15:00
丸太からイスを作る

16:00
イスに座りながら夜ご飯の準備を始める

まずは肉を焼いてステーキを食べる
ご飯を炊きながらお酒を飲む!
17:00
暗くなってくるので火を起こす

18:00
お酒を飲みながらウクレレを弾く

火を眺める
20:00
薪がなくなったらテントに入って就寝

4:00
起床

火を起こしてコーヒーを淹れて飲む
朝ご飯を作る
帰る準備
7:30
キャンプ場を出発

9:00
銭湯&サウナに到着!

サウナを楽しむ
12:00
昼ご飯を食べる

薪を細かく削る作業も楽しいです!

「無人島企画」や「サバイバル企画」に挑戦してみたい!

ソロキャンプでは、ペットボトルで簡単な餌の仕掛けを作って魚を釣ったりもします。また、ブッシュクラフトが得意なので、「道具がない状況でもキャンプできるか!?」「何もないところからどれくらい快適な生活ができるか!?」みたいなサバイバル術が試される番組にチャレンジしてみたいです! 過酷なロケに耐えられる自信があります!

仕事に繋げたい特技&趣味②「サウナ」

キャンプとセットになるのがサウナ(お風呂)で、キャンプの次の日にサウナに行くのが最高なんです! 最初はサウナが苦手だったんですけど、昔アルバイト先の先輩にサウナに誘われたことがあって。一緒にサウナに入ってて僕が出ようとしたら先輩に「もうちょっと我慢しろ」って言われて、「やだな」と思ってたんですけど、言われた通りに水風呂に浸かって外に出たら初めて“ととのった”んです! その気持ちよさに「やば!」ってなって、一気にハマり、あっという間にサウナーになりました(笑)。

プレゼン①サウナの“資格”を持っています!

サウナに関する資格は現時点で2つ持っています。1個目の資格は「サウナ・スパ健康アドバイザー*1」。サウナが好きなら取れる資格なんですけど、これが基礎で。その後「サウナ・スパプロフェッショナル(管理士)*2」っていうもう一段階上の資格を取りました。これはサウナ経営に必要な資格で、サウナの歴史や温度調節、衛生面などについて学びました。
サウナはキャンプ場近くでも都内でもよく行きますが、中でも長野県にあるThe Saunaが最高で。森の中にある屋外サウナなんですけど、水風呂のかわりに野尻湖や川にそのまま飛び込めて、冬には雪にダイブできるんです! 自然と一体化できる海外のようなサウナ体験が味わえます。将来的には、こんな素敵なサウナを作りたいですね。

*1…サウナ関係の従業員や一般ユーザーがサウナやスパに関する正しい知識を学び、お客様や自身の健康増進に活用できる、日本サウナ・スパ協会の認定資格。
*2…「サウナ・スパ健康アドバイザー」の上位資格で、サウナ・スパ施設の管理者に向けた資格。
完全予約制のアウトドアサウナ施設「The Sauna」。冬は雪が積もっているのでバイクではなく車で行きます。今までに3回訪れていて「The Sauna」グッズも愛用しています!

プレゼン②サウナの入り方にもこだわりがあります!

まず銭湯でお湯に浸かって1回身体を温めます。十分温まったら、一度涼んで汗を拭いてからサウナに入ります。サウナを出るタイミングは、「10分経ったら」とか分数(ふんすう)で考える人も多いんですけど、僕は「足の先まで完全に温まったら」出るようにしています。その後、水で汗を流して水風呂に入るんですけど、身体を動かさないでいると勝手に全身の周りが温かくなるんです。いわゆる“羽衣”ができて、寒くない。寒くなる直前に水風呂から上がる。上がった後に拭かない人もいるんですけど、僕は拭いた方がいいと思います。で、外のベンチに座って涼むと、“ととのって”きます。これを3回は繰り返します
サウナ後はポカリスエットとオロナミンCを混ぜた“オロポ”がおすすめ。サウナ好きには有名で、めっちゃうまいんです。

「サウナ芸人」として呼ばれたい!

サウナを仕事にするのは難しいと思うんですけど、もし「サウナ芸人」みたいなくくりの番組があったら若手代表として出てみたいです!
サウナの知識も仕事に活かしたいので、例えば「海外のサウナを体験してみる企画」とかやってみたいです。あと、仕事ではないんですが、事務所の先輩に僕が“サウナ界のさんまさん”だと思っているマグ万平さん(熱波師としても有名)がいるんですけど……、いちサウナーとして、いつかマグ万平さんの熱波を受けてみたいです。

 

<みたらし祭り プロフィール>

ゴッチス

1996年9月22日生まれ。O型。趣味である「ソロキャンプ」「サウナ」以外に、ツーリングや深夜ラジオも好き。

★りゅうせい編に続く!

インタビュー&ライター:渡辺陽、撮影:なきごろう

PERFORMERS

  • ゴッチス/みたらし祭り

    プロダクション人力舎所属

    Twitter:@c60P7ZoSRtKrULO

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