2021.11.30
過去最高レベル!?竹内ズ主催の新ネタバトルライブ『新参者4』をレポート!
11月23日(火祝)、『「新参者4」~コント編~』が開催された。『新参者』は竹内ズが主催する“新ネタ採点バトルライブ”で、今回で4度目の実施。ゲストを含む出演芸人たちは、他でやったことのない“新ネタ”をこの日に初披露。その場で先輩芸人が審査し、ライブ中に順位が発表される。
通常のバトルライブでは、点数上位の芸人のみ発表されることが多い。しかし『新参者』は、最下位まですべての順位が発表される。また、先輩芸人による“ネタ見せ”さながらの講評も見どころ。ただネタを楽しむだけでなく講評まで聞けてしまう、お笑いファンにとっては贅沢な、芸人にとってはひたすらストイックなライブである。
★「新参者3」ライブレポートはコチラ
本ライブは生配信されており、12月7日(火)23時59分までアーカイブ視聴・チケット購入が可能。配信チケットはコチラから購入できる。
《出演者》
■人力舎所属芸人
竹内ズ、ネギゴリラ、スパイシーガーリック、凛凛パーカー、しめじ、へんてこぼういず、キャプテンバイソン、あおいちゃん、ぬで
■ゲスト
オフローズ(吉本興業)、高田ぽる子(マセキ芸能社)、ハチカイ(フリー)
■MC
アナクロニスティック
■審査員
三福エンターテイメント、センス爆発女、トンツカタン・森本
MCも審査員も「出たくない」!?ストイックライブがスタート!
MCは、人力舎所属の漫才師・アナクロニスティック(長谷川 巧貴・ホビー)。ホビーいわく、すべての順位が出るこのライブは正直(演者としては)「出たくない」。新ネタのため、お客さんの前で披露するのはもちろんこの日が初めて。さっき完成したばかりのネタもあれば、まったく面白くない可能性もある。観客目線ではなかなか分からない、芸人特有の“ひりつき”がありそうだ。
『新参者』ではお馴染みの、審査委員長・三福エンターテイメント。講評がかなり「ためになる」と評判だが、三福によると「途中からお客さんがいることを忘れてしまう」そう。後輩芸人たちのネタを良くしたい、という想いから、熱くなってしまうのだという。
今回が2度目の審査員であるトンツカタン・森本にとって、『新参者』は「ある意味一番出たくない」ライブ。実はオファーを断っていたそう。ただ、竹内ズ・がまの助が「それを上回る困り顔」で頼んでくるため断れず、お気に入りのへんてこぼういず※が出演することを条件に出演を許可したのだとか。
※森本は『新参者3』で、へんてこぼいずに100点を付けた
香盤は下記の通り。
《前半》
①凜凜パーカー
②竹内ズ
③キャプテンバイソン
④しめじ
⑤スパイシーガーリック
⑥ぬで
《後半》
⑦へんてこぼういず
⑧あおいちゃん
⑨ハチカイ
⑩ネギゴリラ
⑪高田ぽる子
⑫オフローズ
審査員が客席最前列に座り、ネタパートがスタート!
ネタパート前半戦
トップバッターは凜凜パーカー(左:南條 聖、右:レオ)。
2番目に登場したのは、本ライブ主催の竹内ズ(左:竹内 大規、がまの助)。
3番目に登場したのは、キャプテンバイソン(左:西田 涼、右:高野 哲郎)。
4番目に登場したのは、兄弟コンビ・しめじ(左:寺本 太朗、右:寺本 大樹)。
5番目に登場したのは、スパイシーガーリック(左:片山 智勝、右:村木 侑平)。
6番目に登場したのは、ピン芸人・ぬで。
『少年ジャンプ』のような前半ブロックを振り返る
前半戦が終了し、MCのアナクロニスティックが登場。前半ブロックを振り返り、「全員バカだったんじゃないの!?」と言うホビー。長谷川も「正統派がいなかった」と賛同。審査員も、頭を抱えている様子。
感想を求められたセンス爆発女は、「全体的に少年ジャンプ」っぽかったとコメント。特にロウリュのネタを披露したスパイシーガーリックが印象的だったようで、「家系ラーメンを食べたよう」だったと独特の感想を述べる。胃もたれしてしまうのに、なぜかまた食べたくなるのが家系ラーメンの魅力。この絶妙な表現に、観客も納得していた。
トンツカタン・森本は、凜凜パーカーのネタに出てきたバケモノの服装に注目。「もともと人間だったのでは」と、ストーリーの裏側を推察していた。
前半ブロックの審査結果を回収し、後半ブロックへ。
ネタパート後半戦
後半戦トップバッターは、『新参者3』で2位にランクインしたへんてこぼういず(左:貫井 桂、右:仁木 修平)。
8番目に登場したのは、あおいちゃん(左:おもて、右:みむ)。
9番目に登場したのは、ゲストのハチカイ(左:警備員、中:こんぽん、右:ニシブチ)。
10番目に登場したのは、ネギゴリラ(左:酒井 駿、右:細野 祐作)。
11番目に登場したのは、ゲストのピン芸人・高田ぽる子。
最後に登場したのは、ゲストのオフローズ(左:宮崎 駿介、中:明賀 愛貴、右:カンノコレクション)。
採点中・ゲストとトーク
すべてのネタが終了し、MCのアナクロニスティックが登場。ホビーは「過去で1番レベルが高い」のでは、と推察。長谷川も「突飛な設定が多い」とし、これまでで最も採点が難しいのではと言う。人力舎のコントといえば東京03だが、この日のネタはだいぶ「かけ離れた」ストーリーが多かった。出演者はすべて主催・竹内ズが決めていることもあり、ネタの世界観に共通項があるのかもしれない。
ここで、竹内ズ・ハチカイ・高田ぽる子でトーク。
コント師が多いため、この日の楽屋は小道具であふれていたという。ハチカイ・警備員によると、場所の無かったしめじは「外で」準備していたそう。
また、普段はあまりコントをやらないという高田ぽる子。不安だったためマネージャーに「お笑い難しい」と相談したところ、「お前を芸人だと見たことは1回も無い」と言われたそう。「作品を発表する感覚で伸び伸びやりなさい」とアドバイスをもらい、この日のネタに繋がったと語った。
続いて、オフローズが登場。
かつてNSCに通っていた竹内ズ・竹内(東京21期)。実はオフローズ(大阪38期)と同期ということが明かされた。
そして、審査結果の発表へ。
INFORMATION
竹内ズ 情報
★竹内ズの「GERANEXT」は、毎週月曜日に更新!
#GERAラジオ #ゲラネクスト
https://radio.gera.fan/bZdM
★竹内ズのネタは、人力舎公式YouTubeで視聴可能👀
https://youtube.com/channel/UC_pl2XlDUJQulmG-D7URdQA