2022.03.13

【YOAKEMAE芸人】〜file.34 へっぷば～ん〜 YOAKEMAE初の1年生コンビ！筋肉の素晴らしさをネタで伝えたい

『さらば青春の光　東ブクロの学生芸人YOAKEMAE』(ラジオ関西)、3月6日放送のゲストは「へっぷば～ん」。一橋大学お笑いサークルIOKに所属する、現役学生芸人コンビです。収録直後の二人に、お話を聞きました。

筋肉に衝撃を受けた

———収録を終えて、いかがでしたか？

山本：　筋肉の良さが少しでも伝われればありがたいです。本望です。

佐々木：　同意です。

———東ブクロさんと話してみて、いかがでしたか？

山本：　なんでも拾ってくださるというか、受け止めてくださって、嬉しかったです。

佐々木：　相方と東ブクロさんが面白いやりとりをしていて、面白いと同時に感動っていうか、「すげ～！」って思いました。

———このラジオのオファーが来たときはどう思いましたか？

佐々木：　ジェンダー論^※の大野さんから、急に「YOAKEMAEの作家さんがプロ志望かどうか気になってたから教えてくれる？」ってLINEが来て。返信したら、すぐ「YOAKEMAE出るかもしれないから、一応準備しといて」って言われて。だから覚悟っていうか、出るという実感も無いまま、いつの間にかラジオを撮っていました。

※ジェンダー論インタビュー：個性が光る男女コンビ！ IOKは「しっかりお笑いやりたい」人が集まるサークル

山本：　筋肉もここまで来たかという感じですね。

———お二人のことについてお聞きしたいのですが、コンビを組む決め手はなんでしたか？

山本：　やっぱり大胸筋ですかね。とても大きくて、「世の中に大胸筋を広めていきたい」と思って。

———佐々木さんに出会う前から、筋肉に興味があったんですか？

山本：　正直あんまり興味はなかったんですけど、見たときに「これだ！」という衝撃が走ったんです。

———自分の筋肉に衝撃を受けたと聞いて、佐々木さんはどうでしたか？

佐々木：　「筋肉」は褒められたけど、「自分」は褒められていないっていう……嬉しくはあるんですけど、感覚としては「仲良い友達が、めっちゃ褒められてる」みたいな感じでした。別に自分のことではないっていう。

山本：　いやでも、佐々木自体もめちゃくちゃ好きですけどね。

みんなと仲良くしたいです

———お互いの、一番の魅力はなんだと思いますか？

山本：　佐々木は、筋肉を持っているのに法政大学に入っているという凄さがあります。

佐々木：　山本は普通に良い人だと思うんですけど、あんまりモテないんです。女性から見たら、なんか欠陥あるのかな。俺はそれに全然気が付けないんですけど……というより、この1年一緒にいる時間が長かったんで、今日久しぶりに「山本と初めて会う人」を目の当たりにしたんですよ。で、「ヤバいやつだったんだな」ってあらためて実感しました。

———東ブクロさんは収録中に「山本さんの目が怖い」と言っていましたね。以前にも同じようなことを言われた経験はありますか？

山本：　幼少期から、そういうことは結構言われるかもしれないです。やっぱり怖い目をしているのかなと思いました。

佐々木：　悪気はないんですよ。なのに、同期ライブとか、他のサークルとのライブとかで、この目をしてるんですよ。終わった後とかみんなが交流しているときに、この目をして黙ってる。それで尖ってると思われて、誰も近付いてこなくて。他のサークルに「へっぷば～んの山本尖りすぎだろ」とか思っている人がいたら、それは誤解だということをこの場を借りて言いたいです。

山本：　みんなと仲良くしたいです。

尊敬しているから礼儀正しくなる

———お二人から見て、IOKはどのようなサークルですか？

佐々木：　「やるときはやる」という感じです。ネタ見せ会のときは、みんなちゃんとアドバイスとかダメ出しとかくれますね。もはや家族ですね。優しさの中に厳しさがあるというか。

山本：　「一言で言うなら家族」とかじゃなくて、「家族」ですね。もう、家族です。基本的にみんな仲が良くて楽しい感じです。

———先輩後輩の関係性はいかがですか？

佐々木：　上下関係も、全然厳しくないです。最低限のマナーだけはちゃんとある。先輩だから偉いとか、後輩だから仕事しろよとか、そんなことを言う怖い先輩は1人もいないです。

山本：　皆さんめちゃくちゃ面白いんで、尊敬してます。

佐々木：　厳しくなかったら普通はナメたりすると思うけど、みんな面白すぎて、尊敬してるから結局礼儀正しくなるっていう。

山本：　本当に面白いんですよね。

———収録中は、山本さんがたくさんボケている印象でした。サークル内でもよくボケたりするんですか？

山本：　特に意識してなくて、僕は普通に話しているだけですね。いつもこんな感じです。

佐々木：　素が面白いんですよ。逆に、自分はあぁいうことできないので。凄いなって思います。

筋肉との対話で筋肉を知る

———筋肉は日によって状態が変わると思います。それによって、ネタのウケ方が変わることはありますか？

佐々木：　身体が絞れてバキバキになればなるほど、俗に言う「マッチョ」になるんですよ。腹筋もシックスパックになって……みたいな。でも、そういうときってシンプルにカロリーが足りなくて、すぐにネタを飛ばしてしまうし、ネタ合わせしてもずっと俺は下を向いて、一言も喋らないみたいな感じなんです。見た目は面白くなるけど、元気がなくなってるんじゃないですかね。だから、プラマイゼロ……ですね。

———今日の状態はどれくらいですか？

佐々木：　ほど良いですね。

山本：　完全体の佐々木を見たことある人からしたら、ちょっと物足りない感じはしますけどね。

佐々木：　おかしいくらいバキバキだったので。

———相方としては、どのくらいの状態の佐々木さんが良いですか？

山本：　やっぱり、そうですね……ボディビルの大会が近いときだと、凄いですね。

佐々木：　ちょくちょくSNSに載せるので、良かったら見てください。

———ネタ中に、山本さんが詳しく筋肉の説明をしていましたね。筋肉のことは、コンビを組んでから調べたんですか？

山本：　調べたというか、筋肉と対話しているうちに入ってくるというか……。どこから来てるかは僕もちょっと分からないんですけど。不思議ですね。