過去最高レベル!?竹内ズ主催の新ネタバトルライブ『新参者4』をレポート!

順位と審査員講評

トークコーナーが終わり、結果発表へ。

最下位は、274点でキャプテンバイソン凜凜パーカー。下位4組は3点差でひしめき合っており、かなりの僅差だったという。

左から、トンツカタン・森本、凜凜パーカー・レオ&南條、キャプテンバイソン・高野&西田

≪キャプテンバイソン・講評(抜粋)≫
●「ストーリーがショートコント。一瞬で終わる」(三福エンターテイメント)
●「(高野は)本当に自営業してそうに見える。バー経営してそう」(センス爆発女)

≪凜凜パーカー・講評(抜粋)≫
●「トップって言うのがデカい。基準になっちゃう」(トンツカタン・森本)
●「工作の造形美が相当良い。でもやれることはまだまだある」(三福エンターテイメント)


10位は、275点・ぬで

寝て起きただけ(!?)のぬで

≪ぬで・講評(抜粋)≫
●「後半から作者が変わった気がする」(トンツカタン・森本)
●「攻撃がどんどん弱くなっていた」「声が良い」(三福エンターテイメント)
●「コンビやトリオにも見劣りしない。お客さんから、分かる~という共感の声が聞こえた」(センス爆発女)


9位は、277点・あおいちゃん

他コンビが宇宙など突飛な設定が多かったため、あおいちゃんの設定は際立っていた

≪あおいちゃん・講評(抜粋)≫
●「このまま10年やり続けていたら絶対に面白くなる」(三福エンターテイメント)
●「ひとつのレールにずっと乗ってネタをしており、好感度が高い。かっこいい」(センス爆発女)


8位は、282点・しめじ
相当気落ちしているようだが、ここから1位までは8点しか変わらないという。

「1位しか見えてなかった」という大樹。台本は2か月前にできていたが、小道具が完成したのはこの日だったそう

≪しめじ・講評(抜粋)≫
●「(小道具の)人質が並んでいってるのを想像するとめっちゃおもしろい」(三福エンターテイメント)
●「雑さと滑舌の悪さを凌駕する面白さ。それってしめじにしかできない」(センス爆発女)


7位は285点・高田ぽる子

ぽる子は、メモ持参。審査員の言葉を真剣に聴く

≪高田ぽる子・講評(抜粋)≫
●「この時代は、なんでもネットですぐ手に入る。そういう時代に、ぽる子さんは、よりよく生きるために自分でものを作る。そういう生き方を教えてくれた」(センス爆発女)
●「愛しかなかった。ずっと愛。途中泣きそうになった」「お笑いの先にあるもの」(三福エンターテイメント)
●「泣きの演技とか、すごく心を掴まれた。棒に巻いてあるピロピロは小学生ぶりに見た」(トンツカタン・森本)

審査員の講評に対し、ぽる子は「酷評を下さい」と懇願。三福は「あんなおじいちゃんを愛する子に、(酷評は)言えないよ」と言うが、ぽる子は「甘やかされると自分のためにならない」とストイックな姿勢を崩さない。三福による細かいアドバイスまでメモし、今後のネタに活かそうとしていた。


5位は286点、同点で竹内ズ・ハチカイ

がまの助により「竹内がほぼアドリブだった」ことが明かされると、竹内は「はい?」と反応

≪竹内ズ・講評(抜粋)≫
●「ボケの1個目がキレイすぎた」(三福エンターテイメント)
●「感動するくらい面白かった」(トンツカタン・森本)

高評価に対し「演技力があるからってことですか?」と警備員。謙遜せず、喜ぶこんぽん

≪ハチカイ・講評(抜粋)≫
●「普段聞いたことのない言葉が使われていた。あの短いネタ時間でそういう言葉を生み出し、使い、我々が理解する。ひとつのワールド、素晴らしい」(センス爆発女)
●「他のネタも見たかった」(三福エンターテイメント)


3位は288点、同点でオフローズ・へんてこぼういず

森本は、へんてこぼういずが大好き

≪へんてこぼういず・講評(抜粋)≫
●「今回も100点。審査基準は“見たことのないもの”。一発目“くせぇくせぇ”は他にない」(トンツカタン・森本)
●「無茶苦茶なのかと思ったら、ちゃんと回収していた」(三福エンターテイメント)

あまりにへんてこぼういずのことが好きすぎる森本に、アナクロニスティック・ホビーは「責任もってあげてくださいよ。これで走りますからね、彼らは」と忠告。

同じトリオ芸人であるトンツカタン・森本からの講評を、真剣に聴くオフローズ

≪オフローズ・講評(抜粋)≫
●「見事に裏切られた」「ゆるぎない面白さ」(センス爆発女)
●「めっちゃ面白かった。(オチに対し)どうするか迷ったと思うが、これを選んだことにグッときた」(トンツカタン・森本)


1位は290点、同点でネギゴリラ・スパイシーガーリック
300点満点中290点と、ほぼ満点の評価。三福エンターテイメントは、「この二組は特に気迫を感じた」と言う。

細野(右)は暗転中に誤って出てしまい、場転を手伝っていた1年目の後輩に袖に押し戻されたそう

≪ネギゴリラ・講評(抜粋)≫
●「(酒井の)霊を目撃したときの演技力が鳥肌もんだった。このステージにもういるんだ、と思った」(トンツカタン・森本)
●「展開のさせ方が素敵だった。ちゃんと意味のある展開だった」(三福エンターテイメント)

どんなところが良かったか、再現しつつスパイシーガーリックに伝えるトンツカタン・森本

≪スパイシーガーリック・講評(抜粋)≫
●「サウナのことはあまり知らなかったが、“知らないことを教えてくれた”ネタだった」「侍役をやってもらって、斬りたい」(センス爆発女)
●「99点付けました」「あれはほんと完璧!あんなん無いよ」(トンツカタン・森本)
●「一番パッションを感じたのが、顔芸と倒れるところ。たまらなかった」(三福エンターテイメント)

三福エンターテイメントのお気に入りシーンを再現する、スパイシーガーリック・片山

『新参者』名物・審査員の講評は今回も鋭く、厳しく、愛があった。この日披露された新ネタは、すべて「本当に新ネタなのか?」と疑いたくなるものばかり。すでに面白かったネタたちは、審査員のアドバイスを受け、どう変わっていくのだろう。

各ネタや講評の詳細は、アーカイブ配信で確認を。12月7日(火)23時59分まで視聴できるので、気になる方は早めの購入がおすすめ。

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次回『新参者5』は、来春開催予定。
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「新参者4」INFORMATION

竹内ズpresents新ネタ採点バトルライブ「新参者4」~コント編~

芸歴1年目~5年目の芸人と、他事務所ゲスト3組が新ネタを披露!先輩芸人が審査をし、100点満点で採点。順位を決めるライブです。

アーカイブ料金:1,000円

※アーカイブは12/7(火)23:59まで視聴可能
※視聴チケットは、12/7(火)23:59まで購入可能

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取材(写真・文) 堀越 愛

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